黒子のバスケ 第50話(最終話)「勝つ!」
「面倒臭いのは嫌だけど、負けるのはもっと嫌なの」
氷室の気持ちを受け入れ現れた紫原はヤバイ!
公式HPより
土壇場でゾーンに入った火神は、紫原を圧倒する!
勢いに乗る誠凛に対し、紫原は試合を投げ出そうとするが、激昂しながら諭す氷室の熱い思いを受け、これまでとは違う真剣な表情を見せる。本気になった紫原を中心に、陽泉はまさかのチームプレイを展開、一方の誠凛は火神を中心に必死で喰らいつくが、陽泉優勢のまま時間は刻々と過ぎていく・・・。
そして残り1分、6点差、焦燥する誠凛メンバーの元についに木吉が戻ってくる!
いよいよ、2期最終回。
「そうしようかと思ったけど、やっぱ捻り潰すわ
面倒臭いのは嫌だけど、負けるのはもっと嫌なの」
諦めたかと思ったと言う黒子にそう宣言する紫原。
「負けるの嫌なのは、僕も同じですから」
試合再開
すると、紫原だけじゃなく氷室までもが吹っ切れてる事に気付く。
それだけじゃなく、ますます動きのキレがよくなっている。
しかし、火神には完全にミラージュシュートは攻略されてしまった。
「認めるよ。やっぱりおまえはすごいよ、タイガ。約束の勝負はもう俺の負けでイイ。
だが悪いな、それでも勝つのは 俺たちだ!!」
そう言うと、シュートから紫原へのパスに変更したのだ。
それでも、素早く反応した火神が紫原を止めに入る。
しかし、「負けるのは嫌だ」と宣言したように、あの紫原がそのまま押し込むのを止めて氷室へパスを出したのだ!
今までの彼からは考えられない行動に驚く誠凛
同様に驚きながらもどこか楽しそうな青峰と黄瀬。
「いやいや、ちょっとヤバ過ぎだろ」
しかし、伊月に声をかけた火神が行ったのは・・・木吉の真似か?PGを。
頭にくる福井(笑)
その福井を華麗にかわしたかと思えば、素早く黒子にパスを出し、そこから再びパスが火神に戻ってのシュート。
さらには今度は伊月⇒火神
チームプレーが信条だった誠凛が火神頼みで、逆に陽泉が今、チームプレーで対応しているという皮肉な現状。
それでも、両チームともに取りこぼせば命取り。
残り時間が2分を切った。
どっちも譲らない展開のまま残り1分で4点差。
勝つ為にはあの連携を止めなくてはならないのに、火神ももうギリギリ。
「勝つ為にはあと一歩足りないっ!」
そこにメンバーチェンジの声が。
「なんだなんだ、みんな暗いぞ!あと一歩じゃねーか、楽しんでこーぜ」
その声にみんなの顔が輝く(特に奥様/腐っ)
「おかえりなさい」
「心身ともにアツシに打ちのめされて尚・・・鉄心の名はダテじゃないか」
「何回捻り潰されれば気が済むの!しぶと過ぎでしょ!!」
「それが売りだからな」
そんな旦那にチクッとするのを忘れない奥さん(笑)
「ただのピンチだろ?終わったわけじゃない」
楽しんでこーぜ!と声をかける木吉。そして彼らを睨む陽泉。
しかし、役者は揃った。ここからが本当の正念場。誠凛は陽泉の攻撃を全て止めなくてはならない。
「はたしてこの超難関、突破出来るか?誠凛!」
木吉が戻ってきた事でトライアングル2のフォーメーションに戻した誠凛。
「腹は決まったみたいだな、来るぜ!」
福井⇒氷室を止めにかかる火神。
すかさず、先ほど同様、紫原にパス⇒シュート しかし、即座に対応する火神。
それを見るや、再び氷室にパスを。
だが、先ほどとは違う。氷室の目の前には不屈の男・木吉が立ちはだかる!
だが、火神じゃなければ止められないとシュートをする氷室だったが・・・
「読み切ればイイのよ!」
リコの言葉通り。火神と同じ事は出来なくても、後出しの権利を持つ木吉なら
一度目のリリースのタイミングで飛んだ木吉・・・しかし、これは見方も引っかかる程の完璧なフェイク。
普通の人間なら反応してしまう。だが、十八番である氷室は引っかからない。
読み勝った!
「わかってたよ。読み勝てないのは」
実は、ワザと読み負けた木吉。
ミラージュシュートの特質を読み切り、氷室の先を読んでみせたのだ!
止めたのは 日向
奥さんに任せるなんてニクイーーーっ!!(*/∇\*) キャ
伊月⇒火神シュート しかし、外れてしまう。カバーに飛んだのは木吉。
そしてすかさず日向にパスを出し、土壇場で3Pを決める。
残り20秒で1点差。
「決められればな」
言葉を濁す青峰と・・・紫原に訪れた変化
1点差に絶対勝つと気合いが入る誠凛。
しかし、陽泉も必死に最後の力を振り絞る。岡村のロングパス⇒氷室⇒紫原
「とどめをさしてやるー!」
止めに飛ぶのは火神。
「いけ!もうパスはイイ。ここで決めるのがおまえの仕事だ」
すると、今までは押し勝っていた筈の火神が押されて行く。
「どうなってるんだ?これは 今までのどのダンクよりも強ぇ」
完全に押し負けている。このままじゃ!
「諦めるな、勝つぞ!必ず!!」
助けに入ったのは木吉。
2人のパワーは紫原のダンクを防いでみせた。
日向がボールを掴み、そのままカウンター・・・と思われた。
しかし、信じられない速さでゴール下へ移動していた紫原が立ち塞がる。
なんと!ここにきて紫原がゾーンに入っていたのだ。
誰もが入れないと思っていた彼が!
こうなってしまったら・・・お互いゾーンに入ってしまったら紫原が断然優位。
「俺たちは絶対勝つ!限界なんかいくらでも越えてやる!」
ここで火神がやったのは アレックスが教えていた技
流星のダンク(メテオジャム)だった。
みんなが驚愕の表情をしている中、残り4秒でとうとう誠凛が1点リード。
勝負あった!誰もがそう思った
(ってか、見てる人達みんな誠凛好き過ぎでしょ!/笑)
だが、紫原は諦めていなかった!
「まだだっ!!」
「アツシ!」
慌てる木吉と、それを見て即座にパスを出す氷室。
火神は限界で動けない。
完全にフリー状態の紫原。
しかし、シュートしようとした紫原の身体に異変が!
「飛べない?」
木吉PG以降、今までにないほどの連続ジャンプに・・・せっかくゾーンに入ったというのに、ここにきてその不可が一気に膝に来てしまったのだ。
「ふざけんな!ゴールはすぐそこだ!放ればイイだけ!」
しかし、すぐ傍にいた 黒子が
「意図していたわけではありません。それでもこれは、木吉先輩たちの執念の結果です!
だから、これで終わりだっ!!」
黒子が紫原の持っていたボールを叩く。それと同時に終了のホイッスルが響いた。
「黒子っちは気付いていた 紫原っちが飛べない事を」
確証があったわけでもなく、勝率も低くても一歩も迷いなくブロックに飛んだ彼に
「諦めるって事を知らな過ぎっスよ」
黒子の笑顔を見て黄瀬は楽しそうに微笑む。
試合が終わり、握手を交わし合う各選手。しかし、氷室と火神のところは・・・
「約束どおり、もう、兄とは名乗らない」
「ああ、わかったよ」
あくまで約束通りを貫く氷室を受け入れる答えをする火神。
「紫原、またやろうな」
紫原に近付き、そう声をかける木吉。
「やだよ!だってもうバスケ辞めるし」
そう言ってそっぽ向いた紫原の背にさらに続ける。
「じゃあ、しょうがないな。もし、それがおまえの本音だったらな」
「まさか!だって彼が心底バスケを嫌いな筈ありませんから」
心配する火神に対し、全く心配していない風の黒子。
「次は勝とうな、アツシ」
氷室もまたそう声をかける。当然、答えは「辞める」と。しかし、心なしか声が震えている?
「そうか?けど俺にはそうは見えないけどな」
バスケなど好きでも何でもなかった紫原。しかし、ゾーンに入ったという事はそういう事。
荒木は紫原の姿を微笑ましく見つめ、選手を激励し退場していく。
誠凛は喜ぶ間もなく、次の対戦相手を見る為、客席へと移っていく。
「次は準決勝だ!」
やはりこの試合を見ていた緑間と赤司は目が合う。
ここも3期があれば・・・ね。
そして誠凛とすれ違いコートに向かって行く海常
「セミ・ファイナルで待ってます」
「もちろんっスよ」
キセキ、2チームには勝った。しかし、誠凛にはまだまだライバル達が!
景虎さんと2号の組み合わせがチョー可愛かったですね。
「僕、ちょっとムカついてるんですけど」
氷室さんとあれでよかったのか?と問い、しかたないと答えた火神に
「揃いも揃って馬鹿ですか!」
捨てないでと言ってるようにしか聞こえなかったと言い、預かっていたリングを火神に差し出す。
そして。兄弟でありながらライバルであり続ける事はそんなに難しい事なのかと問う。
一方、アレックスと話をしている氷室。
スッキリした!と共に、先日言い過ぎたと言う氷室にイイ試合だったと笑顔を向けるアレックス。
黒子の言葉にリングを掴んだ火神は氷室を探しに飛び出していく。
2期最後のエンカ
原作でも「うわーっ!」と涙が込み上げそうになったムッ君の悔し涙が印象的だった最終回。
でも、ホント、あれだけ黒子の役割は認めつつも、考えを否定してきたキセキの5人のうち4人を少なからず変えてしまった黒子と火神と誠凛チーム。
残るは赤司様なわけですが、ここはまぁ、もう暫く原作を見守りたいですね。
でも、今回は1期で誠凛の皆さんが悔しそうにしていた主役チーム観戦な最終回だけは回避できましたね (* ̄m ̄) ププッ
ところで、エンディングの途中に映ったのは灰崎君?髪型が違うかな?
でも、ここまでエンディング全部を使って意味深に仕上げてきたのだし、灰崎君が出てくる手前までで切ったわけですから、3期あるんですよね?
3期1話はとんでもな始まり方になりそうですけど(主役がまるっきり脇だしー/爆)
今期は展開上、海常がちょっぴりで海常スキーさんにとっては物足りないものがあったでしょう事と、赤司様本格参戦はこれからだっただけに、絶対3期待ってますからっ!!
しかし、今回も特に試合のシーンはさすがに見せつけてくれました。結構詰め込んできたのでどうしても台詞カットが目立ちましたし、大事なシーンがOVAに入れるという事で丸々カットしてきた関係で、原作を読んでいない方には薄っぺらく感じる場面もありました。
大人の事情とはいえ、それがよかったのかどうかは別として、試合の展開は原作では間延びに感じた部分はイイ感じに展開してくれたと思いましたし、声と動きが付くだけで本当にキラキラしてました♪
それと、個人的には誠凛バスケ部創部時代の話と、一見すると黒子と紫原の話に感じられた誠凛対陽泉戦が実は紫原と木吉の話だったのだと再確認させてくれる作りだったおかげで、木日スキーの私としては、本当に身悶えな2クールでした。(今回は割に木日の作画がよかったですし/腐腐っ)
そして新ユニフォームによって日向が美人さんでした(〃∇〃) てれっ☆
スタッフ様、キャスト陣様、本当にお疲れ様でした。3期、待ってますかから!
毎回、暑苦しいレビューで本当に失礼致しました。お付き合いありがとうございました。
また、3期でお会いしましょう!!
黒子のバスケ 2nd season 5
「面倒臭いのは嫌だけど、負けるのはもっと嫌なの」
氷室の気持ちを受け入れ現れた紫原はヤバイ!
公式HPより
土壇場でゾーンに入った火神は、紫原を圧倒する!
勢いに乗る誠凛に対し、紫原は試合を投げ出そうとするが、激昂しながら諭す氷室の熱い思いを受け、これまでとは違う真剣な表情を見せる。本気になった紫原を中心に、陽泉はまさかのチームプレイを展開、一方の誠凛は火神を中心に必死で喰らいつくが、陽泉優勢のまま時間は刻々と過ぎていく・・・。
そして残り1分、6点差、焦燥する誠凛メンバーの元についに木吉が戻ってくる!
いよいよ、2期最終回。
「そうしようかと思ったけど、やっぱ捻り潰すわ
面倒臭いのは嫌だけど、負けるのはもっと嫌なの」
諦めたかと思ったと言う黒子にそう宣言する紫原。
「負けるの嫌なのは、僕も同じですから」
試合再開
すると、紫原だけじゃなく氷室までもが吹っ切れてる事に気付く。
それだけじゃなく、ますます動きのキレがよくなっている。
しかし、火神には完全にミラージュシュートは攻略されてしまった。
「認めるよ。やっぱりおまえはすごいよ、タイガ。約束の勝負はもう俺の負けでイイ。
だが悪いな、それでも勝つのは 俺たちだ!!」
そう言うと、シュートから紫原へのパスに変更したのだ。
それでも、素早く反応した火神が紫原を止めに入る。
しかし、「負けるのは嫌だ」と宣言したように、あの紫原がそのまま押し込むのを止めて氷室へパスを出したのだ!
今までの彼からは考えられない行動に驚く誠凛
同様に驚きながらもどこか楽しそうな青峰と黄瀬。
「いやいや、ちょっとヤバ過ぎだろ」
しかし、伊月に声をかけた火神が行ったのは・・・木吉の真似か?PGを。
頭にくる福井(笑)
その福井を華麗にかわしたかと思えば、素早く黒子にパスを出し、そこから再びパスが火神に戻ってのシュート。
さらには今度は伊月⇒火神
チームプレーが信条だった誠凛が火神頼みで、逆に陽泉が今、チームプレーで対応しているという皮肉な現状。
それでも、両チームともに取りこぼせば命取り。
残り時間が2分を切った。
どっちも譲らない展開のまま残り1分で4点差。
勝つ為にはあの連携を止めなくてはならないのに、火神ももうギリギリ。
「勝つ為にはあと一歩足りないっ!」
そこにメンバーチェンジの声が。
「なんだなんだ、みんな暗いぞ!あと一歩じゃねーか、楽しんでこーぜ」
その声にみんなの顔が輝く(特に奥様/腐っ)
「おかえりなさい」
「心身ともにアツシに打ちのめされて尚・・・鉄心の名はダテじゃないか」
「何回捻り潰されれば気が済むの!しぶと過ぎでしょ!!」
「それが売りだからな」
そんな旦那にチクッとするのを忘れない奥さん(笑)
「ただのピンチだろ?終わったわけじゃない」
楽しんでこーぜ!と声をかける木吉。そして彼らを睨む陽泉。
しかし、役者は揃った。ここからが本当の正念場。誠凛は陽泉の攻撃を全て止めなくてはならない。
「はたしてこの超難関、突破出来るか?誠凛!」
木吉が戻ってきた事でトライアングル2のフォーメーションに戻した誠凛。
「腹は決まったみたいだな、来るぜ!」
福井⇒氷室を止めにかかる火神。
すかさず、先ほど同様、紫原にパス⇒シュート しかし、即座に対応する火神。
それを見るや、再び氷室にパスを。
だが、先ほどとは違う。氷室の目の前には不屈の男・木吉が立ちはだかる!
だが、火神じゃなければ止められないとシュートをする氷室だったが・・・
「読み切ればイイのよ!」
リコの言葉通り。火神と同じ事は出来なくても、後出しの権利を持つ木吉なら
一度目のリリースのタイミングで飛んだ木吉・・・しかし、これは見方も引っかかる程の完璧なフェイク。
普通の人間なら反応してしまう。だが、十八番である氷室は引っかからない。
読み勝った!
「わかってたよ。読み勝てないのは」
実は、ワザと読み負けた木吉。
ミラージュシュートの特質を読み切り、氷室の先を読んでみせたのだ!
止めたのは 日向
奥さんに任せるなんてニクイーーーっ!!(*/∇\*) キャ
伊月⇒火神シュート しかし、外れてしまう。カバーに飛んだのは木吉。
そしてすかさず日向にパスを出し、土壇場で3Pを決める。
残り20秒で1点差。
「決められればな」
言葉を濁す青峰と・・・紫原に訪れた変化
1点差に絶対勝つと気合いが入る誠凛。
しかし、陽泉も必死に最後の力を振り絞る。岡村のロングパス⇒氷室⇒紫原
「とどめをさしてやるー!」
止めに飛ぶのは火神。
「いけ!もうパスはイイ。ここで決めるのがおまえの仕事だ」
すると、今までは押し勝っていた筈の火神が押されて行く。
「どうなってるんだ?これは 今までのどのダンクよりも強ぇ」
完全に押し負けている。このままじゃ!
「諦めるな、勝つぞ!必ず!!」
助けに入ったのは木吉。
2人のパワーは紫原のダンクを防いでみせた。
日向がボールを掴み、そのままカウンター・・・と思われた。
しかし、信じられない速さでゴール下へ移動していた紫原が立ち塞がる。
なんと!ここにきて紫原がゾーンに入っていたのだ。
誰もが入れないと思っていた彼が!
こうなってしまったら・・・お互いゾーンに入ってしまったら紫原が断然優位。
「俺たちは絶対勝つ!限界なんかいくらでも越えてやる!」
ここで火神がやったのは アレックスが教えていた技
流星のダンク(メテオジャム)だった。
みんなが驚愕の表情をしている中、残り4秒でとうとう誠凛が1点リード。
勝負あった!誰もがそう思った
(ってか、見てる人達みんな誠凛好き過ぎでしょ!/笑)
だが、紫原は諦めていなかった!
「まだだっ!!」
「アツシ!」
慌てる木吉と、それを見て即座にパスを出す氷室。
火神は限界で動けない。
完全にフリー状態の紫原。
しかし、シュートしようとした紫原の身体に異変が!
「飛べない?」
木吉PG以降、今までにないほどの連続ジャンプに・・・せっかくゾーンに入ったというのに、ここにきてその不可が一気に膝に来てしまったのだ。
「ふざけんな!ゴールはすぐそこだ!放ればイイだけ!」
しかし、すぐ傍にいた 黒子が
「意図していたわけではありません。それでもこれは、木吉先輩たちの執念の結果です!
だから、これで終わりだっ!!」
黒子が紫原の持っていたボールを叩く。それと同時に終了のホイッスルが響いた。
「黒子っちは気付いていた 紫原っちが飛べない事を」
確証があったわけでもなく、勝率も低くても一歩も迷いなくブロックに飛んだ彼に
「諦めるって事を知らな過ぎっスよ」
黒子の笑顔を見て黄瀬は楽しそうに微笑む。
試合が終わり、握手を交わし合う各選手。しかし、氷室と火神のところは・・・
「約束どおり、もう、兄とは名乗らない」
「ああ、わかったよ」
あくまで約束通りを貫く氷室を受け入れる答えをする火神。
「紫原、またやろうな」
紫原に近付き、そう声をかける木吉。
「やだよ!だってもうバスケ辞めるし」
そう言ってそっぽ向いた紫原の背にさらに続ける。
「じゃあ、しょうがないな。もし、それがおまえの本音だったらな」
「まさか!だって彼が心底バスケを嫌いな筈ありませんから」
心配する火神に対し、全く心配していない風の黒子。
「次は勝とうな、アツシ」
氷室もまたそう声をかける。当然、答えは「辞める」と。しかし、心なしか声が震えている?
「そうか?けど俺にはそうは見えないけどな」
バスケなど好きでも何でもなかった紫原。しかし、ゾーンに入ったという事はそういう事。
荒木は紫原の姿を微笑ましく見つめ、選手を激励し退場していく。
誠凛は喜ぶ間もなく、次の対戦相手を見る為、客席へと移っていく。
「次は準決勝だ!」
やはりこの試合を見ていた緑間と赤司は目が合う。
ここも3期があれば・・・ね。
そして誠凛とすれ違いコートに向かって行く海常
「セミ・ファイナルで待ってます」
「もちろんっスよ」
キセキ、2チームには勝った。しかし、誠凛にはまだまだライバル達が!
景虎さんと2号の組み合わせがチョー可愛かったですね。
「僕、ちょっとムカついてるんですけど」
氷室さんとあれでよかったのか?と問い、しかたないと答えた火神に
「揃いも揃って馬鹿ですか!」
捨てないでと言ってるようにしか聞こえなかったと言い、預かっていたリングを火神に差し出す。
そして。兄弟でありながらライバルであり続ける事はそんなに難しい事なのかと問う。
一方、アレックスと話をしている氷室。
スッキリした!と共に、先日言い過ぎたと言う氷室にイイ試合だったと笑顔を向けるアレックス。
黒子の言葉にリングを掴んだ火神は氷室を探しに飛び出していく。
2期最後のエンカ
原作でも「うわーっ!」と涙が込み上げそうになったムッ君の悔し涙が印象的だった最終回。
でも、ホント、あれだけ黒子の役割は認めつつも、考えを否定してきたキセキの5人のうち4人を少なからず変えてしまった黒子と火神と誠凛チーム。
残るは赤司様なわけですが、ここはまぁ、もう暫く原作を見守りたいですね。
でも、今回は1期で誠凛の皆さんが悔しそうにしていた主役チーム観戦な最終回だけは回避できましたね (* ̄m ̄) ププッ
ところで、エンディングの途中に映ったのは灰崎君?髪型が違うかな?
でも、ここまでエンディング全部を使って意味深に仕上げてきたのだし、灰崎君が出てくる手前までで切ったわけですから、3期あるんですよね?
3期1話はとんでもな始まり方になりそうですけど(主役がまるっきり脇だしー/爆)
今期は展開上、海常がちょっぴりで海常スキーさんにとっては物足りないものがあったでしょう事と、赤司様本格参戦はこれからだっただけに、絶対3期待ってますからっ!!
しかし、今回も特に試合のシーンはさすがに見せつけてくれました。結構詰め込んできたのでどうしても台詞カットが目立ちましたし、大事なシーンがOVAに入れるという事で丸々カットしてきた関係で、原作を読んでいない方には薄っぺらく感じる場面もありました。
大人の事情とはいえ、それがよかったのかどうかは別として、試合の展開は原作では間延びに感じた部分はイイ感じに展開してくれたと思いましたし、声と動きが付くだけで本当にキラキラしてました♪
それと、個人的には誠凛バスケ部創部時代の話と、一見すると黒子と紫原の話に感じられた誠凛対陽泉戦が実は紫原と木吉の話だったのだと再確認させてくれる作りだったおかげで、木日スキーの私としては、本当に身悶えな2クールでした。(今回は割に木日の作画がよかったですし/腐腐っ)
そして新ユニフォームによって日向が美人さんでした(〃∇〃) てれっ☆
スタッフ様、キャスト陣様、本当にお疲れ様でした。3期、待ってますかから!
毎回、暑苦しいレビューで本当に失礼致しました。お付き合いありがとうございました。
また、3期でお会いしましょう!!
黒子のバスケ 2nd season 5