弱虫ペダル GRANDE ROAD 第11話「サバイバル」
「おまえは最高の走りだった」
3日目総合優勝は3校に絞られた。
チーム全員揃った箱学と総北だったがーーー
公式HPより
過去の自分に捕われず、前だけを見続けてきた荒北は、待宮たちに圧倒的な実力の差を見せつけ、先頭集団に合流する。総北、箱根学園共に6人全員が揃い、インターハイ3日目は、遂にラストステージへ突入!ゴールに向けてチームの士気が高まる中、坂道は今までとは違う緊張感に押し潰されそうになっていた。
荒北さんに泣いた30分。
そして彼はお星様に・・・なってなーーーい!(笑)
もう、スタッフさん遊び過ぎ!!(褒めてます)
荒北の前だけほ見て走る姿に、自分達の「負け」を潔く認めた待宮。
「もうすぐ先頭だ!」
そう言った荒北だったが、待宮との勝負で力を使い過ぎていた。

倒れかけたのを支える1年の2人。
「てめぇらもよくついてきた」
強がりつつも福富に任された仕事と、自分についてきた坂道と山岳という1年生2人の頼もしさに再び速度を上げていく。
「俺はひょっとしてとんでも無ぇもん運んできたんじゃねーのか?」
そして見えてきた各校の背中。

「不思議ちゃん2人、きっちり運んだぜ!!」

「ヒュー♪」
広島を捻ってきたと言う荒北に声をかける新開。
坂道も、こうして合流出来たのは荒北のおかげと改めて礼を言うが、逆に荒北から「ここからは敵同士」と返される。
それでも礼を言う坂道にウゼェと言う荒北。
しかし、前方を見ると福富が腕を伸ばしている

その意味を理解してる荒北は福富に近づき力強くタッチをする。
「おまえならやれると思ってたからな、荒北」
そして追いついたのは坂道たちだけではなかった。
置いて行かれた残りのメンバーも追いついてきたのだ。
これで京伏以外は6人全員揃った事になった。
みんなの前で全員揃った姿を見せられた総北は手嶋達から補給物資を受け取り元気に走っていく。
「いよいよ、ここから後半戦だ!」

それは箱学も同様。
「箱根学園、始動だ」

走りながら、後方で未だ2人の京伏に心の中でどうだと叫ぶ荒北
協調の約束をしていながら落ちていった呉南に石垣は焦っていた。
「えぇんやないの?」
しかし御堂筋の答えは意外なものだった。
それまでの奴らだったという事と言い、
「心配せんでもエエって。今日は3日目、最終日や。
それに残りは半分。サバイバルゲームはこれからや」
全員運ぶ必要が無い3日目だからこそこれから1人ずつ脱落していくと。

「ゴール前まで生き残るのなんてほんの一握りや」
これから落ちていく奴・・・御堂筋が見つめるのは荒北
この3校のどこかが総合優勝だと感じる金城と福富
そして残すはあと2km
「違う・・・今までとは空気が・・・」
ここで坂道は、今までと違うインハイ3日目という特別の緊縛した空気を感じ取る。
その横を新開と福富が飛び出していく。
当然、スプリントリザルトを取りたいわけではなく、そのままゴールを狙うつもりなのだ。
そうはさせじと追いかける田所と金城。
「逃げらんねえぜ、箱学」
「そうみたいだな」
牽制し合う田所と新開。そして金城と福富。
一歩も引かないという気迫を目の当たりにしついていけるのか?とガチガチになる坂道。
何か役に立てるのか?そんな事を考えていた坂道の背に手を置いたのは巻島。

「今は楽しめ、この緊張感を」
ようやく、最後のゴールを競えるところまできた総北。
いろんな事がありながら、それでも追いついてここにいる
「こんな緊張感を味わうなんてそう出来る事じゃないッショ」
3年生はこの3年かけてここまできたのだ。
そして今、6人全員でこの場にいるのだ。
巻島の言葉に笑顔になる坂道。
3年
それは荒北にとっても同じ思い。
「そろそろ、俺の仕事も終わりだな」
スプリントラインまであと1kmというところで荒北が飛び出していく。

「箱学は俺が引くぜ」
新開をどかして自分が福富の前に出、エースを引いていく。
余裕があると叫ぶ荒北。しかし、福富は荒北の走りに言葉とは裏腹なものを感じ取っていた。
俺が箱根学園を勝たすーーーものすごい速さでチームを引く。
広島と戦っている時も。そして今も・・・荒北の素晴らしい走りに感動する坂道。
スプリントラインまで500m
周りはリザルトを取ると口にする。
でも、荒北はそんな事は眼中になく、ただただ福富に褒めて貰いたい そう願う。
「人の3倍練習しろ」
そうすれば3年の時にインハイに出れるかもしれないと言った福富。
言われた通り、たった1人で人の3倍練習した。それでもなかなか速くなれなくて。
インハイに何があると問えば「出なければわからない」としか答えない福富。
そして今ここにいる。そして、走ってみてやっと意味が理解出来た。
「わかったぜ、福ちゃん
確かにインハイラストステージの先頭は半端なく気持ちいい!!」
もう、この辺から涙がブワッ!!
マジで・・・と心の中で呟いた後、サドルに座ってしまう。
それに気付いた新開が慌てて駆けつける。
しかし、荒北の様子に気づき腕を伸ばした時はもう遅かったーーー。
ズルズルズルっと後退していく荒北

「なぁ、福ちゃん 俺は十分やったろ?」
折れ曲がってた自分が3年間毎日自転車に乗って
前だけ向いて走りまくった。
「濃密な3年間だったぜ
俺は、おまえだけには褒めて欲しいんだ 福ちゃん」

「ああ、おまえは最高の走りだった」
いや、確かに褒めてるんだけど 荒北さんには届いたのかな?(泣)
落ちていく荒北 拾わない箱学。

「あばよ、箱学 あとは頼んだぜ」
落ちていく荒北の横を通り過ぎながら坂道はあり得ない光景にみんなに声をかける
けれどみんな何も言わない
「たった1枚のジャージを届けるために、他の5枚は必ず犠牲になる」
非常ともとれるがそれが3日目の現実である事を坂道に伝える今泉。
3年の先輩達が振り返らないのはそれをよく知っているから。
しかし、何も感じない筈が無い。
新開は自分が復活するのに一緒に走ってくれた時を思い出し
東堂は、てっきりすぐやめると思っていたのに・・・大したものだと称える
泉田はいろんな事を学んだ事を振り返り
山岳は改めて荒北の凄さをしみじみと感じ
福富は、荒北抜きではこのチームは成立しなかったと賛辞を送り改めて勝利する事を誓う
「決して振り返る事などしない!」
Cパート
疲れて居眠りしている荒北をベプシで起こす福富。
そんな福富に明日は自分が引っ張ってやると宣言する
相変わらずの鉄仮面な相手に荒北は

アイーンは無いだろう(わははっ)しかし、福ちゃん楽しそうだ(実は福ちゃんを笑わせるのって簡単?/爆)
提供バック
そんな荒北さんの周りがキラキラ お星様になっちゃったのー?!(コラコラ)
もう、本当に自転車においては全てが福ちゃんだったわけで。荒北さんの口癖が実感できて涙が出てくる思いです。
折れ曲がってた荒北さんをここまで突き動かしたのは何だったんでしょうね?あの「負け」だけととは思えないのですが。
そしてその頑張りが実はいつの間にかチーム全体に影響を与えていて。
東堂さんも認めてくれたよ(泣)
福ちゃんは相変わらず不器用だなぁと思いますが、かつての福ちゃんを一番理解してるのは新開さんだとしても、きっと今の福ちゃんを一番わかってるのは荒北さんかもしれないですね。そんな2人に言葉が聞こえているかは関係ない・・・のかな?
スポーツ以上に熱い男同士の友情・信頼関係・そして愛を見せつけて貰いました。
そんな思いを背負って走る箱学5人。そして王総北6人。ズルズルと落ちていくのを後方から待っている感じの御堂筋。
これからラストに向けてどんな走りを見せてくれるのか?展開に毎回ドキドキが止まらないです。
弱虫ペダル GRANDE ROAD キーホルダー「御堂筋 翔」《02月予約》
「おまえは最高の走りだった」
3日目総合優勝は3校に絞られた。
チーム全員揃った箱学と総北だったがーーー
公式HPより
過去の自分に捕われず、前だけを見続けてきた荒北は、待宮たちに圧倒的な実力の差を見せつけ、先頭集団に合流する。総北、箱根学園共に6人全員が揃い、インターハイ3日目は、遂にラストステージへ突入!ゴールに向けてチームの士気が高まる中、坂道は今までとは違う緊張感に押し潰されそうになっていた。
荒北さんに泣いた30分。
そして彼はお星様に・・・なってなーーーい!(笑)
もう、スタッフさん遊び過ぎ!!(褒めてます)
荒北の前だけほ見て走る姿に、自分達の「負け」を潔く認めた待宮。
「もうすぐ先頭だ!」
そう言った荒北だったが、待宮との勝負で力を使い過ぎていた。

倒れかけたのを支える1年の2人。
「てめぇらもよくついてきた」
強がりつつも福富に任された仕事と、自分についてきた坂道と山岳という1年生2人の頼もしさに再び速度を上げていく。
「俺はひょっとしてとんでも無ぇもん運んできたんじゃねーのか?」
そして見えてきた各校の背中。

「不思議ちゃん2人、きっちり運んだぜ!!」

「ヒュー♪」
広島を捻ってきたと言う荒北に声をかける新開。
坂道も、こうして合流出来たのは荒北のおかげと改めて礼を言うが、逆に荒北から「ここからは敵同士」と返される。
それでも礼を言う坂道にウゼェと言う荒北。
しかし、前方を見ると福富が腕を伸ばしている

その意味を理解してる荒北は福富に近づき力強くタッチをする。
「おまえならやれると思ってたからな、荒北」
そして追いついたのは坂道たちだけではなかった。
置いて行かれた残りのメンバーも追いついてきたのだ。
これで京伏以外は6人全員揃った事になった。
みんなの前で全員揃った姿を見せられた総北は手嶋達から補給物資を受け取り元気に走っていく。
「いよいよ、ここから後半戦だ!」

それは箱学も同様。
「箱根学園、始動だ」

走りながら、後方で未だ2人の京伏に心の中でどうだと叫ぶ荒北
協調の約束をしていながら落ちていった呉南に石垣は焦っていた。
「えぇんやないの?」
しかし御堂筋の答えは意外なものだった。
それまでの奴らだったという事と言い、
「心配せんでもエエって。今日は3日目、最終日や。
それに残りは半分。サバイバルゲームはこれからや」
全員運ぶ必要が無い3日目だからこそこれから1人ずつ脱落していくと。

「ゴール前まで生き残るのなんてほんの一握りや」
これから落ちていく奴・・・御堂筋が見つめるのは荒北
この3校のどこかが総合優勝だと感じる金城と福富
そして残すはあと2km
「違う・・・今までとは空気が・・・」
ここで坂道は、今までと違うインハイ3日目という特別の緊縛した空気を感じ取る。
その横を新開と福富が飛び出していく。
当然、スプリントリザルトを取りたいわけではなく、そのままゴールを狙うつもりなのだ。
そうはさせじと追いかける田所と金城。
「逃げらんねえぜ、箱学」
「そうみたいだな」
牽制し合う田所と新開。そして金城と福富。
一歩も引かないという気迫を目の当たりにしついていけるのか?とガチガチになる坂道。
何か役に立てるのか?そんな事を考えていた坂道の背に手を置いたのは巻島。

「今は楽しめ、この緊張感を」
ようやく、最後のゴールを競えるところまできた総北。
いろんな事がありながら、それでも追いついてここにいる
「こんな緊張感を味わうなんてそう出来る事じゃないッショ」
3年生はこの3年かけてここまできたのだ。
そして今、6人全員でこの場にいるのだ。
巻島の言葉に笑顔になる坂道。
3年
それは荒北にとっても同じ思い。
「そろそろ、俺の仕事も終わりだな」
スプリントラインまであと1kmというところで荒北が飛び出していく。

「箱学は俺が引くぜ」
新開をどかして自分が福富の前に出、エースを引いていく。
余裕があると叫ぶ荒北。しかし、福富は荒北の走りに言葉とは裏腹なものを感じ取っていた。
俺が箱根学園を勝たすーーーものすごい速さでチームを引く。
広島と戦っている時も。そして今も・・・荒北の素晴らしい走りに感動する坂道。
スプリントラインまで500m
周りはリザルトを取ると口にする。
でも、荒北はそんな事は眼中になく、ただただ福富に褒めて貰いたい そう願う。
「人の3倍練習しろ」
そうすれば3年の時にインハイに出れるかもしれないと言った福富。
言われた通り、たった1人で人の3倍練習した。それでもなかなか速くなれなくて。
インハイに何があると問えば「出なければわからない」としか答えない福富。
そして今ここにいる。そして、走ってみてやっと意味が理解出来た。
「わかったぜ、福ちゃん
確かにインハイラストステージの先頭は半端なく気持ちいい!!」
もう、この辺から涙がブワッ!!
マジで・・・と心の中で呟いた後、サドルに座ってしまう。
それに気付いた新開が慌てて駆けつける。
しかし、荒北の様子に気づき腕を伸ばした時はもう遅かったーーー。
ズルズルズルっと後退していく荒北

「なぁ、福ちゃん 俺は十分やったろ?」
折れ曲がってた自分が3年間毎日自転車に乗って
前だけ向いて走りまくった。
「濃密な3年間だったぜ
俺は、おまえだけには褒めて欲しいんだ 福ちゃん」

「ああ、おまえは最高の走りだった」
いや、確かに褒めてるんだけど 荒北さんには届いたのかな?(泣)
落ちていく荒北 拾わない箱学。

「あばよ、箱学 あとは頼んだぜ」
落ちていく荒北の横を通り過ぎながら坂道はあり得ない光景にみんなに声をかける
けれどみんな何も言わない
「たった1枚のジャージを届けるために、他の5枚は必ず犠牲になる」
非常ともとれるがそれが3日目の現実である事を坂道に伝える今泉。
3年の先輩達が振り返らないのはそれをよく知っているから。
しかし、何も感じない筈が無い。
新開は自分が復活するのに一緒に走ってくれた時を思い出し
東堂は、てっきりすぐやめると思っていたのに・・・大したものだと称える
泉田はいろんな事を学んだ事を振り返り
山岳は改めて荒北の凄さをしみじみと感じ
福富は、荒北抜きではこのチームは成立しなかったと賛辞を送り改めて勝利する事を誓う
「決して振り返る事などしない!」
Cパート
疲れて居眠りしている荒北をベプシで起こす福富。
そんな福富に明日は自分が引っ張ってやると宣言する
相変わらずの鉄仮面な相手に荒北は

アイーンは無いだろう(わははっ)しかし、福ちゃん楽しそうだ(実は福ちゃんを笑わせるのって簡単?/爆)
提供バック
そんな荒北さんの周りがキラキラ お星様になっちゃったのー?!(コラコラ)
もう、本当に自転車においては全てが福ちゃんだったわけで。荒北さんの口癖が実感できて涙が出てくる思いです。
折れ曲がってた荒北さんをここまで突き動かしたのは何だったんでしょうね?あの「負け」だけととは思えないのですが。
そしてその頑張りが実はいつの間にかチーム全体に影響を与えていて。
東堂さんも認めてくれたよ(泣)
福ちゃんは相変わらず不器用だなぁと思いますが、かつての福ちゃんを一番理解してるのは新開さんだとしても、きっと今の福ちゃんを一番わかってるのは荒北さんかもしれないですね。そんな2人に言葉が聞こえているかは関係ない・・・のかな?
スポーツ以上に熱い男同士の友情・信頼関係・そして愛を見せつけて貰いました。
そんな思いを背負って走る箱学5人。そして王総北6人。ズルズルと落ちていくのを後方から待っている感じの御堂筋。
これからラストに向けてどんな走りを見せてくれるのか?展開に毎回ドキドキが止まらないです。
