頭文字D Fifth Stage 第14話「決着!極限ヒルクライム」
「楽しいぜ!理屈じゃない」
啓介はどこで仕掛ける?
そして勝利するのはどっちだ!
公式HPより
1本目で決着がつかなかったヒルクライム。勝負は2本目へと移る。戦況をみつめるギャラリーの中に、真子と沙雪がいて、その隣には次のダウンヒルで拓海と対戦するはずの乾信司の姿もあった。真子に一目惚れした信司だが、真子は次の対戦者が信司であることは知る由も無かった。啓介のヒルクライムの決着は!? そして、ダウンヒルにスタンバイする拓海の神奈川ラストバトルはスタートするのか!? いよいよFifth Stagクライマックス!
啓介の心地いい走りのリズムに惹き込まれるのを感じながら後ろをついていく豪。
でも、バトルである限り今のままは続かない。
その時に、久保が言うように豪はやり返せるのか?
![keisuke7](http://kura1.photozou.jp/pub/90/1563090/photo/177265223.jpg)
「いける!集中している!」
こんなバトルがしたかったんだ!と言いながら、このバトルを楽しいと感じられている啓介の口元に笑みが浮かぶ。
「今の俺は気持ちの準備が出来ていない」
なぜ、1本目が久保の言った通りにならなかった?
本当にアドバンテージはあるのか?自分のせいなのか?疑心暗鬼になっていた。
「心の拠り所が無い
どうすればいい?兄貴」
凛と走っていた頃が蘇る。
「サーキットはやっぱ面白いや」
「おまえ、才能あると思うぜ」
そう言って微笑んでくれた兄。
その兄が、このバトルが始まる前に自分に何を言ったっけ?
「おまえに出来る最高の走りをしろ。今まで培ってきたものを全部出してみろ
そして楽しめ」
「プロジェクトDの藤原拓海と知り合いなんですか?」
沙雪が真子に信司と拓海が似ているというはなしをした事から、自分の対戦相手を知っていてバトルをした事がある事を知る信司。
「この男が俺の上を行くというなら、ジタバタしてもはじまらない」
未知の領域をこのバトルで知る事が出来るならラッキー・・・あんなに焦っていた心が、ワクワク感へと変わっていっている。
「いつでもこい!けど、俺もしつこいぜ」
「車の運転が上手いってカッコイイ事なんですか?」
拓海を褒めまくる沙雪と真子の言葉に少なからず興味を示し始める信司。
特に、真子のサーキットで走る人間は「一握りのヒーロー」。そして今回のバトルで走る4人のドライバーは「特別の存在」で、それはサーキットのドライバー以上という言葉に頬を染める。
「走りを楽しむ」という事は、ゼロ理論の中ではレベルの高い事を指す。
そして楽しむくらいじゃないと、人の脳はベストなポテンシャルを引き出せない。
凛が豪に言った言葉の意味を語る池田。
そんな池田に、イイ男だが理屈っぽいと笑いながら返す凛。
「伝えたかったのはちょっと違う」
ゼロ理論を褒めつつも、自分が弟に伝えたかったのは「目の前の相手に絶対負けない」という気持ち。「早いのは俺だ」という絶対の闘争心。
ガキっぽくても、走り屋の原点はそこだろうと。
既に高いポテンシャルを持ち合わせている2人だからこそ、遮二無二走る事がイイのだと。
リスキーさを嫌う池田に、それが峠だと言い切る凛。
凛が言った通りこのバトルを楽しみ始めた豪。
再び、自分の前を通り過ぎた2台を見て、豪の走りが変わった事を知る信司。
今まで見た事がない。NSXが弾んで見えた。
そしてその横で、感極まった真子が泣いていた。
「なんだこの感じ・・・羨ましいの・・かな?」
あくまで真子に涙を流させる走りかいっヾ(ーー ) オイッ
僕もあんな風に走りたいと心の底から湧きあがってくる。
「ここだろ!」
「温存していたものは全部吐き出す!」
1本目で豪が仕掛けた場所。
今まで、地元故に情報量が多過ぎて啓介がどこで仕掛けてくるかわからなかった豪。
しかし、バトルを楽しみ始めた頃からシンプルに仕掛ける場所を理解し始めていた。
そして、そのとおり啓介は豪が仕掛けた場所と同じところで仕掛けてきた!
![FD3](http://kura3.photozou.jp/pub/90/1563090/photo/177265244.jpg)
「いくぜ、北条豪!!」
「人事を尽くして天命を待つ そんな心境だぜ」
やる事はもう全てやった。あとは思うままに走ればイイと心の中で啓介に話しかける涼介。
ここから試されるのは啓介の「人間力」
「走れ、啓介!」
その頃、タイムを知らされた久保はギリギリとしていた。
公道での喧嘩は慣れているプロジェクトDの方が上。
自分達はあくまでモータースポーツとして走る筈だった。
「ムキになるな、大将!!」
「楽しいぜ!理屈じゃない」
逃げる車がいれば追う・・・これこそ本能。
もう、豪の走りと考えはすっかりシンプルになっていた。
それがたとえ久保の意思に反する事になっても。
1本目よりラインが数センチ奥になっている本当にギリギリの戦い。
破綻的な最後にならない事を皆川は祈りつつ、皆川も小柏もそんな2人の走りを羨ましく感じていた。
「カッコイイじゃないですか!」
しかし、シンプルに加速するFDを追いかけていた筈の豪に変化が!
追えども目の前で加速していくFDを追ううちに、慣れ親しんだ筈の景色が別物に見えてきた。
未体験ゾーンに入り込んだ事を自覚しつつワクワク感から止められない豪。
「3本目は無い気がします」
まだ、ヒルクライムの決着もついていないというのにウォームアップを始めた拓海。
理由は、啓介さんは乗れてるから。
一緒にプラクティスをやってきた拓海だから、今週の啓介が肝心な日にピークを持って行ってる事をちゃんと知っていた。
「さすがによく見ているな」
拓海が敵じゃなくてよかったと心底思う、啓介のヤバイオーラ
豪は、コンマ1秒ずつでも縮め置いていかれないよう必死の走り。
この先の約4秒の全開区間で!!
「攻めなければ離される!!」
しかし、次の瞬間・・・NSXが
![fd-nsx3](http://kura3.photozou.jp/pub/90/1563090/photo/177268555.jpg)
「真子さん、沙雪さん、もう僕行かないと」
火を付けられた信司がスタート地点に向かって走り出す。
「真子さん、見ていて下さい。僕は藤原拓海を負かすかもしれないです」
次回から、いよいよ86VS86
最終決戦ですね!ってか、本誌の方は無事決着ついたのかな?拓海と信司のバトルの途中は読んだんだけど、その先を読んでない(^^ゞ
それにしても限界ギリギリの本人が楽しんでる走りというのはいろんな人を揺さぶるんですね!
でも、信司はあくまで真子狙いというある種健全な高校生?(苦笑)
そうじゃないとしても、この展開は自分がモテると信じ切ってた奴が他の男を褒められイイとこ見せようとしてる図にしか感じられなくてあんまり好感持てないー!!(笑)
あとは、十分拓海を苦しめるだろう走りをアニメで堪能出来ればそれでイイです!(わははっ)
しかし、ここにきてみんなの思いが重なっていく中、久保だけがモータースポーツから抜けきれなかったですね。
このおっさんのギリギリしてる顔が見れたのが楽しかったです。
そしてここにも兄弟愛発見?(腐っ)
多少、性格は違うものの高橋兄弟とよく似た兄弟だったんですね!>北条兄弟
頭文字D イニシャル・ディー 全巻セット (1-46巻 最新刊)
「楽しいぜ!理屈じゃない」
啓介はどこで仕掛ける?
そして勝利するのはどっちだ!
公式HPより
1本目で決着がつかなかったヒルクライム。勝負は2本目へと移る。戦況をみつめるギャラリーの中に、真子と沙雪がいて、その隣には次のダウンヒルで拓海と対戦するはずの乾信司の姿もあった。真子に一目惚れした信司だが、真子は次の対戦者が信司であることは知る由も無かった。啓介のヒルクライムの決着は!? そして、ダウンヒルにスタンバイする拓海の神奈川ラストバトルはスタートするのか!? いよいよFifth Stagクライマックス!
啓介の心地いい走りのリズムに惹き込まれるのを感じながら後ろをついていく豪。
でも、バトルである限り今のままは続かない。
その時に、久保が言うように豪はやり返せるのか?
![keisuke7](http://kura1.photozou.jp/pub/90/1563090/photo/177265223.jpg)
「いける!集中している!」
こんなバトルがしたかったんだ!と言いながら、このバトルを楽しいと感じられている啓介の口元に笑みが浮かぶ。
「今の俺は気持ちの準備が出来ていない」
なぜ、1本目が久保の言った通りにならなかった?
本当にアドバンテージはあるのか?自分のせいなのか?疑心暗鬼になっていた。
「心の拠り所が無い
どうすればいい?兄貴」
凛と走っていた頃が蘇る。
「サーキットはやっぱ面白いや」
「おまえ、才能あると思うぜ」
そう言って微笑んでくれた兄。
その兄が、このバトルが始まる前に自分に何を言ったっけ?
「おまえに出来る最高の走りをしろ。今まで培ってきたものを全部出してみろ
そして楽しめ」
「プロジェクトDの藤原拓海と知り合いなんですか?」
沙雪が真子に信司と拓海が似ているというはなしをした事から、自分の対戦相手を知っていてバトルをした事がある事を知る信司。
「この男が俺の上を行くというなら、ジタバタしてもはじまらない」
未知の領域をこのバトルで知る事が出来るならラッキー・・・あんなに焦っていた心が、ワクワク感へと変わっていっている。
「いつでもこい!けど、俺もしつこいぜ」
「車の運転が上手いってカッコイイ事なんですか?」
拓海を褒めまくる沙雪と真子の言葉に少なからず興味を示し始める信司。
特に、真子のサーキットで走る人間は「一握りのヒーロー」。そして今回のバトルで走る4人のドライバーは「特別の存在」で、それはサーキットのドライバー以上という言葉に頬を染める。
「走りを楽しむ」という事は、ゼロ理論の中ではレベルの高い事を指す。
そして楽しむくらいじゃないと、人の脳はベストなポテンシャルを引き出せない。
凛が豪に言った言葉の意味を語る池田。
そんな池田に、イイ男だが理屈っぽいと笑いながら返す凛。
「伝えたかったのはちょっと違う」
ゼロ理論を褒めつつも、自分が弟に伝えたかったのは「目の前の相手に絶対負けない」という気持ち。「早いのは俺だ」という絶対の闘争心。
ガキっぽくても、走り屋の原点はそこだろうと。
既に高いポテンシャルを持ち合わせている2人だからこそ、遮二無二走る事がイイのだと。
リスキーさを嫌う池田に、それが峠だと言い切る凛。
凛が言った通りこのバトルを楽しみ始めた豪。
再び、自分の前を通り過ぎた2台を見て、豪の走りが変わった事を知る信司。
今まで見た事がない。NSXが弾んで見えた。
そしてその横で、感極まった真子が泣いていた。
「なんだこの感じ・・・羨ましいの・・かな?」
あくまで真子に涙を流させる走りかいっヾ(ーー ) オイッ
僕もあんな風に走りたいと心の底から湧きあがってくる。
「ここだろ!」
「温存していたものは全部吐き出す!」
1本目で豪が仕掛けた場所。
今まで、地元故に情報量が多過ぎて啓介がどこで仕掛けてくるかわからなかった豪。
しかし、バトルを楽しみ始めた頃からシンプルに仕掛ける場所を理解し始めていた。
そして、そのとおり啓介は豪が仕掛けた場所と同じところで仕掛けてきた!
![FD3](http://kura3.photozou.jp/pub/90/1563090/photo/177265244.jpg)
「いくぜ、北条豪!!」
「人事を尽くして天命を待つ そんな心境だぜ」
やる事はもう全てやった。あとは思うままに走ればイイと心の中で啓介に話しかける涼介。
ここから試されるのは啓介の「人間力」
「走れ、啓介!」
その頃、タイムを知らされた久保はギリギリとしていた。
公道での喧嘩は慣れているプロジェクトDの方が上。
自分達はあくまでモータースポーツとして走る筈だった。
「ムキになるな、大将!!」
「楽しいぜ!理屈じゃない」
逃げる車がいれば追う・・・これこそ本能。
もう、豪の走りと考えはすっかりシンプルになっていた。
それがたとえ久保の意思に反する事になっても。
1本目よりラインが数センチ奥になっている本当にギリギリの戦い。
破綻的な最後にならない事を皆川は祈りつつ、皆川も小柏もそんな2人の走りを羨ましく感じていた。
「カッコイイじゃないですか!」
しかし、シンプルに加速するFDを追いかけていた筈の豪に変化が!
追えども目の前で加速していくFDを追ううちに、慣れ親しんだ筈の景色が別物に見えてきた。
未体験ゾーンに入り込んだ事を自覚しつつワクワク感から止められない豪。
「3本目は無い気がします」
まだ、ヒルクライムの決着もついていないというのにウォームアップを始めた拓海。
理由は、啓介さんは乗れてるから。
一緒にプラクティスをやってきた拓海だから、今週の啓介が肝心な日にピークを持って行ってる事をちゃんと知っていた。
「さすがによく見ているな」
拓海が敵じゃなくてよかったと心底思う、啓介のヤバイオーラ
豪は、コンマ1秒ずつでも縮め置いていかれないよう必死の走り。
この先の約4秒の全開区間で!!
「攻めなければ離される!!」
しかし、次の瞬間・・・NSXが
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「真子さん、沙雪さん、もう僕行かないと」
火を付けられた信司がスタート地点に向かって走り出す。
「真子さん、見ていて下さい。僕は藤原拓海を負かすかもしれないです」
次回から、いよいよ86VS86
最終決戦ですね!ってか、本誌の方は無事決着ついたのかな?拓海と信司のバトルの途中は読んだんだけど、その先を読んでない(^^ゞ
それにしても限界ギリギリの本人が楽しんでる走りというのはいろんな人を揺さぶるんですね!
でも、信司はあくまで真子狙いというある種健全な高校生?(苦笑)
そうじゃないとしても、この展開は自分がモテると信じ切ってた奴が他の男を褒められイイとこ見せようとしてる図にしか感じられなくてあんまり好感持てないー!!(笑)
あとは、十分拓海を苦しめるだろう走りをアニメで堪能出来ればそれでイイです!(わははっ)
しかし、ここにきてみんなの思いが重なっていく中、久保だけがモータースポーツから抜けきれなかったですね。
このおっさんのギリギリしてる顔が見れたのが楽しかったです。
そしてここにも兄弟愛発見?(腐っ)
多少、性格は違うものの高橋兄弟とよく似た兄弟だったんですね!>北条兄弟
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