弱虫ペダル 第17話「最後尾の小野田」
「アイツは来る、必ず!」
坂道のもう1つの強さの秘密とは?
公式HPより
手嶋が仕掛ける鉄壁のブロックを崩す為、追撃を開始した1年。坂道は、今泉や鳴子と一緒にインターハイに出場する為、得意のハイケイデンスで一点突破を試みる。だが、その作戦は手嶋の予想していた範囲内。坂道のスタミナの限界を見通した手嶋は、「この追走劇は60秒で幕を下ろす」と宣言する!
今泉と鳴子に背を押され飛び出した坂道は、手嶋の予想を裏切る成長を果たしており、一点突破を成功させた。
その頃、ホームストレートで1年対2年の戦いをどっちが制するかを見守っている金城、そして田所。
「それまでに取ったポジションが優劣を付ける
2年がきっちり引き離すか、1年が勢いで追い抜くか」
「今度こそお先に」
作戦は万全だった筈なのに・・・とボーゼンとしている手嶋の横を、今度こそ追い抜いていく今泉と鳴子。
それを見た手嶋は必死にスピードを上げようとするが、あんなに温存しておいた筈の足が動かない。
「なんだよ1年・・どんだけだよ」
オーバーペースでここまで来ていた筈の1年3人はどんどん先へと進んでいく。
手嶋はとうとう自転車からおりてしまった。
その頃、「やった!」という気持ちとエネルギー切れ寸前の身体で必死に漕いでいた坂道も、とうとう倒れる寸前にあった。
倒れかかった身体を支えてくれたのは追いかけてきた今泉と鳴子。

「倒れてんじゃねーよ!行くんだろう?インターハイ」
今泉の言葉に、山岳の言葉を思い出した坂道は再びペダルを漕ぎ始める。
1000km走りきるために。
それは今泉も鳴子も同様。
本当は、3年生との勝負に余力を残しておく予定だったが、先ほどの駆け引きでそれどころでは無くなっていた。
「壁を死守出来なかった」
青八木が追い付いたところで、そう言って謝る手嶋。
「後ろにつけ 俺が引っ張る
まだ、終わってない」
えっという顔をしていた青八木だったが、すぐに追いかける意思を見せる。
足が動かないと言う手嶋に対し

「インターハイは2人で行く」
それ以外は意味がないと言い切った言葉に、手嶋は2人で目指していたものを思い出し、再び自転車に跨った。
疲れきった坂道のペースで走っていた3人だったが、今泉が後ろから2年生たちがまだ諦めず自分達を追いかけてきている事に気付く。
しかも、とんでもない速さ。
今泉の言葉に必死にペダルを回しゴールを目指す。
その頃、ホームストレートに戻ってきた巻島は、田所同様、この1年対2年の対決を見守る為にインターバルを敢えて取る。
「運のある方だな」
どっちが勝つと思うか?という田所の問いにそう答える金城。
「決まってる、2年だ」
それに対し、断言する田所。
実は、手嶋と青八木は田所がこの1年鍛えてきた。
必死にメニューをこなしついてくる2人をずっと見てきた。
シンクロストレートツイン

この2人にしか出来ない極限の走法
「この2年の追い上げ」
「1000km走る走りやないで!」
今泉と鳴子が思わず青ざめるほどの威圧感。
そしてここからはもっと2年生たちがスピードを上げてくる。
下り
しかも、暗闇で視界ゼロの状態。
その中で全力で走らなければならない最悪な条件。
しかも、この場合、前を走るライトを目印に出来る後追いの方が断然有利!
本来ロードに夜走るという事はない。
それでも、アドレナリン出捲りと珍しく意見が合う今泉と鳴子。
そんな2人に必死についていく坂道。
「どけ、1年!インターハイは譲らねぇ!」
「実力が拮抗してる時、最後に勝敗を決めるのはなんだと思う?
意思!根性! ゴールを狙う気持ちの強さだ」
そして今、手嶋と青八木はまさにその言葉を思い出していた。
「ゴールを狙え!」
田所の声が聞こえたかのように「はい」と返事する2人。

しかし、今まで体験した事の無い速さ。そして毎日走っているのに全く違う道に見える夜のコース。
すると、ちょっとした段差にタイヤを取られタイムをロスしてしまう。
「邪魔だ、小野田!」
なんと!その一瞬に坂道に追い付いてきた2年生たちは、アッサリと坂道を追い抜いていく。
「やめとけ!」
坂道が抜かされた事に気付いた鳴子はスピードを落とし、坂道を助けあいながら進む事を選ぼうとする。
それを止める今泉。
坂道を見捨てるなんて出来ないと主張する鳴子と、自分達をインターハイに行かせたいと頑張ってくれた坂道に報いる為には先に進むべきと主張する今泉は、必死にペダルを漕ぎながらも意見が真っ二つに割れる。
「アイツは来る、必ず!」
今泉は坂道のもう1つの強さを知っていた。
そして必ず追い付いて来ると信じていたのだ。
「このままじゃ、インターハイに行けない」
山岳との約束を果たしたいのに
「思い出してみろ!1年生レースでアイツは最下位にまで落ちた
だが、諦めなかった」
今泉の言葉にハッとする鳴子。
「上りが強いだけであの芸当は出来ない
アイツが尋常じゃないのは上りだけじゃないのさ。追い上げだ!」
そう言ってニヤリとする。そして鳴子も。
坂道はまさに今、最後尾にいるのだ。
2年生もギリギリ。千切れそうな足に潰れそうな心臓。
それでも、今泉と鳴子を射程圏内にまで追い詰めた。
「行くぜ、青八木 2人でゴールに!」
だが、気付かないうちにすぐ後ろに坂道が迫っていた。
「追われるより、追いかける時の方が格段に速い!」
千切った筈の坂道がいる そして上げた顔は笑っていた(ちょっと恐い/笑)
「アイツは、一度張り付くと離れない!!」
ゴールでは5台並んでいるのが確認できた。
「これでインターハイのメンバーが決まる!」
「今、大事なのは前だ!
この周回で1年との決着を付ける」
坂道を気にする手嶋にそう言う青八木。
「行きたいじゃねーよ!行くんだ!!」
この2人がインターハイに出たいもう1つの理由。
「田所さんと行けるインターハイはこれが最後だ!」
この左に曲がるカーブを過ぎたらいよいよストレート。
最後の勝負どころ、坂道とハンドルを変えられている鳴子以外は全員下ハンドルを握る。
「ゴール前スプリントだ!」
前を走る4人の速度がグングン上がっていく。
団子状態で加速していく4人に焦る坂道。
足だけでは追い付かない。
と、ここで下ハンドルに目が行く。
以前、鳴子に下ハンドルについて質問した事があった。
「コイツを握るとなんかグワーーーってなんねん」
よくはわからなかった。
何が変わるのかもわからない。
けれど、みんながそうしているから 下ハンドルに握り替え坂道もダンシングを!
「地面が近い!加速する!
わからないけど、すごい力が地面に伝わってる感じがする」
そしてそれは本当に前4台との差を縮め、5台が横並びになった。
そのまま突っ込んでくる5台。
目指すはインターハイ行きの切符。
征するのは誰だ?!
Cパート
風呂場に向かった3人が、巻島とすれ違う。
巻ちゃんは髪が長いからね~。
それにしても、カッコイイですか?(笑)

しかし、巻き慣れた巻ちゃんと坂道ではかなり違いが(爆)
今回は、坂道への信頼度は今泉君の勝利という感じでしたね。
ちょっとの違いとはいえ、長く坂道を見てきたからでしょうか。
でも、鳴子君の友達を思う気持ちは素敵でした。
しかし、2人の期待に見事こたえられる坂道君はすごい。
笑いながら顔を上げるシーン・・・本編より、提供のリピは恐くて夢に出そうでしたが(笑)
まさか、坂道を恐いと思う日が来ようとは(≧m≦)ぷっ!
でも、2年生のインターハイへと田所への強い思いは出してあげたい気持ちにさせられましたし。
本当にこの勝負どうなっちゃうんでしょうね?
次回も楽しみです。
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「アイツは来る、必ず!」
坂道のもう1つの強さの秘密とは?
公式HPより
手嶋が仕掛ける鉄壁のブロックを崩す為、追撃を開始した1年。坂道は、今泉や鳴子と一緒にインターハイに出場する為、得意のハイケイデンスで一点突破を試みる。だが、その作戦は手嶋の予想していた範囲内。坂道のスタミナの限界を見通した手嶋は、「この追走劇は60秒で幕を下ろす」と宣言する!
今泉と鳴子に背を押され飛び出した坂道は、手嶋の予想を裏切る成長を果たしており、一点突破を成功させた。
その頃、ホームストレートで1年対2年の戦いをどっちが制するかを見守っている金城、そして田所。
「それまでに取ったポジションが優劣を付ける
2年がきっちり引き離すか、1年が勢いで追い抜くか」
「今度こそお先に」
作戦は万全だった筈なのに・・・とボーゼンとしている手嶋の横を、今度こそ追い抜いていく今泉と鳴子。
それを見た手嶋は必死にスピードを上げようとするが、あんなに温存しておいた筈の足が動かない。
「なんだよ1年・・どんだけだよ」
オーバーペースでここまで来ていた筈の1年3人はどんどん先へと進んでいく。
手嶋はとうとう自転車からおりてしまった。
その頃、「やった!」という気持ちとエネルギー切れ寸前の身体で必死に漕いでいた坂道も、とうとう倒れる寸前にあった。
倒れかかった身体を支えてくれたのは追いかけてきた今泉と鳴子。

「倒れてんじゃねーよ!行くんだろう?インターハイ」
今泉の言葉に、山岳の言葉を思い出した坂道は再びペダルを漕ぎ始める。
1000km走りきるために。
それは今泉も鳴子も同様。
本当は、3年生との勝負に余力を残しておく予定だったが、先ほどの駆け引きでそれどころでは無くなっていた。
「壁を死守出来なかった」
青八木が追い付いたところで、そう言って謝る手嶋。
「後ろにつけ 俺が引っ張る
まだ、終わってない」
えっという顔をしていた青八木だったが、すぐに追いかける意思を見せる。
足が動かないと言う手嶋に対し

「インターハイは2人で行く」
それ以外は意味がないと言い切った言葉に、手嶋は2人で目指していたものを思い出し、再び自転車に跨った。
疲れきった坂道のペースで走っていた3人だったが、今泉が後ろから2年生たちがまだ諦めず自分達を追いかけてきている事に気付く。
しかも、とんでもない速さ。
今泉の言葉に必死にペダルを回しゴールを目指す。
その頃、ホームストレートに戻ってきた巻島は、田所同様、この1年対2年の対決を見守る為にインターバルを敢えて取る。
「運のある方だな」
どっちが勝つと思うか?という田所の問いにそう答える金城。
「決まってる、2年だ」
それに対し、断言する田所。
実は、手嶋と青八木は田所がこの1年鍛えてきた。
必死にメニューをこなしついてくる2人をずっと見てきた。
シンクロストレートツイン

この2人にしか出来ない極限の走法
「この2年の追い上げ」
「1000km走る走りやないで!」
今泉と鳴子が思わず青ざめるほどの威圧感。
そしてここからはもっと2年生たちがスピードを上げてくる。
下り
しかも、暗闇で視界ゼロの状態。
その中で全力で走らなければならない最悪な条件。
しかも、この場合、前を走るライトを目印に出来る後追いの方が断然有利!
本来ロードに夜走るという事はない。
それでも、アドレナリン出捲りと珍しく意見が合う今泉と鳴子。
そんな2人に必死についていく坂道。
「どけ、1年!インターハイは譲らねぇ!」
「実力が拮抗してる時、最後に勝敗を決めるのはなんだと思う?
意思!根性! ゴールを狙う気持ちの強さだ」
そして今、手嶋と青八木はまさにその言葉を思い出していた。
「ゴールを狙え!」
田所の声が聞こえたかのように「はい」と返事する2人。

しかし、今まで体験した事の無い速さ。そして毎日走っているのに全く違う道に見える夜のコース。
すると、ちょっとした段差にタイヤを取られタイムをロスしてしまう。
「邪魔だ、小野田!」
なんと!その一瞬に坂道に追い付いてきた2年生たちは、アッサリと坂道を追い抜いていく。
「やめとけ!」
坂道が抜かされた事に気付いた鳴子はスピードを落とし、坂道を助けあいながら進む事を選ぼうとする。
それを止める今泉。
坂道を見捨てるなんて出来ないと主張する鳴子と、自分達をインターハイに行かせたいと頑張ってくれた坂道に報いる為には先に進むべきと主張する今泉は、必死にペダルを漕ぎながらも意見が真っ二つに割れる。
「アイツは来る、必ず!」
今泉は坂道のもう1つの強さを知っていた。
そして必ず追い付いて来ると信じていたのだ。
「このままじゃ、インターハイに行けない」
山岳との約束を果たしたいのに
「思い出してみろ!1年生レースでアイツは最下位にまで落ちた
だが、諦めなかった」
今泉の言葉にハッとする鳴子。
「上りが強いだけであの芸当は出来ない
アイツが尋常じゃないのは上りだけじゃないのさ。追い上げだ!」
そう言ってニヤリとする。そして鳴子も。
坂道はまさに今、最後尾にいるのだ。
2年生もギリギリ。千切れそうな足に潰れそうな心臓。
それでも、今泉と鳴子を射程圏内にまで追い詰めた。
「行くぜ、青八木 2人でゴールに!」
だが、気付かないうちにすぐ後ろに坂道が迫っていた。
「追われるより、追いかける時の方が格段に速い!」
千切った筈の坂道がいる そして上げた顔は笑っていた(ちょっと恐い/笑)
「アイツは、一度張り付くと離れない!!」
ゴールでは5台並んでいるのが確認できた。
「これでインターハイのメンバーが決まる!」
「今、大事なのは前だ!
この周回で1年との決着を付ける」
坂道を気にする手嶋にそう言う青八木。
「行きたいじゃねーよ!行くんだ!!」
この2人がインターハイに出たいもう1つの理由。
「田所さんと行けるインターハイはこれが最後だ!」
この左に曲がるカーブを過ぎたらいよいよストレート。
最後の勝負どころ、坂道とハンドルを変えられている鳴子以外は全員下ハンドルを握る。
「ゴール前スプリントだ!」
前を走る4人の速度がグングン上がっていく。
団子状態で加速していく4人に焦る坂道。
足だけでは追い付かない。
と、ここで下ハンドルに目が行く。
以前、鳴子に下ハンドルについて質問した事があった。
「コイツを握るとなんかグワーーーってなんねん」
よくはわからなかった。
何が変わるのかもわからない。
けれど、みんながそうしているから 下ハンドルに握り替え坂道もダンシングを!
「地面が近い!加速する!
わからないけど、すごい力が地面に伝わってる感じがする」
そしてそれは本当に前4台との差を縮め、5台が横並びになった。
そのまま突っ込んでくる5台。
目指すはインターハイ行きの切符。
征するのは誰だ?!
Cパート
風呂場に向かった3人が、巻島とすれ違う。
巻ちゃんは髪が長いからね~。
それにしても、カッコイイですか?(笑)

しかし、巻き慣れた巻ちゃんと坂道ではかなり違いが(爆)
今回は、坂道への信頼度は今泉君の勝利という感じでしたね。
ちょっとの違いとはいえ、長く坂道を見てきたからでしょうか。
でも、鳴子君の友達を思う気持ちは素敵でした。
しかし、2人の期待に見事こたえられる坂道君はすごい。
笑いながら顔を上げるシーン・・・本編より、提供のリピは恐くて夢に出そうでしたが(笑)
まさか、坂道を恐いと思う日が来ようとは(≧m≦)ぷっ!
でも、2年生のインターハイへと田所への強い思いは出してあげたい気持ちにさせられましたし。
本当にこの勝負どうなっちゃうんでしょうね?
次回も楽しみです。


