Missy の時間

こんな引きこもりのオバさんもいます。

もっと知りたい ☆ミュシャ☆

2007-11-28 17:15:45 | 
【アート・ビギナーズ・コレクション
 もっと知りたい ミュシャ 生涯と作品】
2007年9月初版発行。
著者・千足伸行さん。発行社・東京美術。


昨日、毎年父に頼まれている年賀状の印刷の申し込みに
近所の大型スーパーに行きました。

文具売り場の取り扱いなので、そこに行ってやってもらい
会計の時キョロキョロしてると・・。

おっ!
目に入ったのが天井から吊るされた
【レイトン教授と悪魔の箱】のポスター。
29日発売じゃん。
別に予約する必要もないのにご丁寧に予約する自分。

家に帰って子供達に言ったら、ちょっと引かれました。
・・何で??・・ヒドイ!
楽しみにしてたんだい!!


予約が終わって通路の向かいにある本屋を覗いてみました。
相変わらす行くのは色鉛筆や塗り絵のコーナー。

そうそう買うわけでもないのに、つい行ってしまうんですよねぇ。
塗り絵のすぐそばに【ミュシャ】の文字が。

『えっ?』
と手にとってみます。
ちょうど塗り絵でミュシャも塗ってるので気になって。


シンプルな表紙が逆に購買欲をそそります。
中をペラペラめくってみると何だか見やすそう。
速攻レジへ。

ミュシャ好きの息子はこちらにはすぐ食い付いてきました。



年齢別に作品のタイトルを付け、その時の背景などが書かれています。
割と簡潔に書かれてあって、文字自体の大きさも適度で読みやすく、
紙質もしっかりしていて、ページも100ページ足らず。
厚さにして1センチ位でしょうか。本自体もB5版の大きさです。

私は、ミュシャの事をアールヌーヴォーを代表する
華やかな絵を描く画家としてしか認識がなかったので、
彼の晩年の作品【スラヴ叙事詩】を知り、
彼の祖国を愛する想いの強さに衝撃を受けました。


作品は20作あり、大きさも、小さいもので4×5メートル。
大きいものだと6×8メートルにもなると言います。


でもやはりアールヌーヴォーのミュシャも大好きです。
自分が知っている中で一番好きなのはこちらです

【黄道12宮】と呼ばれるこちらは、元々は
ミュシャが36歳の時にカレンダーとして作られた作品だそうです。

下段に描かれた天使の所に暦が印刷されていたそうです。
この智天使ヴァージョンは特別版で
装飾パネルとして製作されたそうです。


この【もっと知りたい】はシリーズ化しています。
ミュシャを含め、【ダ・ヴィンチ】【クリムト】【ピカソ】
【北斎】【歌川広重】等、12冊が刊行されていて、
この後、【ゴッホ】【ルネ・ラリック】と2冊続刊されるそうです。


そう言えば、この本を見せたら息子から
『実は俺も3週間前にミュシャの本買ったんだけど、
 恐れ多くてまだ開けてないんだよ』
ええぇぇ~。
見てナンボでしょ・・・。
やっと開けました。・・・ぶ、分厚いです。
カタログの様な厚さです。

あとで見せてもらおうっと。
でも見終わるまでに時間かかりそう・・・。  

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