この本は2001年に買ったのですが、出歩く度に鞄に入れて持ち歩いてはいたものの、全然ページが進まずに、結局今まで読破出来ていなかった一冊です。
当時は本当に何気なく買った本でしたが、現代のワインの製造のトレンドに至るまでの様々ないきさつや、フランスのワイン製造の諸事情などが、日本のワインの製造者としての視点から客観的に書かれてあり、非常に濃い内容になっています。筆者のワイン造りへの情熱が伝わる、というより「溢れて」います。俗に言う「熱い文章」とは縁遠い文体ですが、技術者ならではの燐とした青い炎を感じる、正に「熱い」本です。
お酒を扱うプロとして、スイスイと読み進めないといけないのですが、フランスの地図が頭に浮かばないは、専門用語に詰まってしまうは、情けないの一言でしたが、ここ何ヶ月かの読書での文字慣れ(?)の為か、何とか読み終える事が出来ました。
今はこの本に関しては「お腹一杯」な感じですが、近い内にきっと、もう一度読みたくなる本に違いありません。
(本日読了)
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タイトルを見て、思わず借りました。ぶっちゃけ、「図書館で借りて良かったなぁ(買わなくて良かったなぁ)」と思いました。
オバマ大統領が、大統領選挙で脚光を浴びている時に書かれた新書ですが、YouTubeを始めとするネットを使っての選挙活動や、個人が「個人」として直接政治に参加出来る(発言出来る)ネットの効用等が冒頭の4分の1ぐらいに書かれてありますが、後はタイトルとは離れた内容になっていて、タイトルから(勝手に)興味を抱いてしまった私としてはガッカリしてしまいました。
しかも今となっては、大統領選挙も終わり、あのプラハでの演説の盛り上がりや、大統領就任の演説、はたまた演説のCDまで売り出された大騒ぎは一体何だったのだろう?と思ってしまいます。
(本日読了)