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御崎屋美酒探訪

OCNのブログ人からお引越し。
あの(どの?)「飲んでみたで!」がblogに!

日本を貶めた10人の売国政治家 小林よしのり編

2010年12月13日 22時48分00秒 | 本と雑誌

小林よしのり編 『日本を貶めた10人の売国政治家』 刺激的な文章や挑戦的な作家を推すので有名な幻冬社の新書です。
タイトルもさることながら、中身もエッヂの効いた内容ではありますが、私たちが青春期に手にしていた新書とはかなり風味の違うものになっています。
最近特に感じますが、どの本も紙質が向上し文字が大きくなり、行間が広く取られて読みやすくなっています。
思春期、青年期に比べて私の読解力や読む速度がそんなに上がってるとは思えないのですが、どんどん読める基、どんどんページが進む感覚はあります。
きっとこれは「本」が読みやすくなっているのでしょう。
良いのか悪いのかはわかりませんが「雑誌的」に読める一冊です。

(本日読了)


「雨の木」を聴く女たち 大江健三郎

2010年12月08日 23時56分00秒 | 本と雑誌

「『雨の木』を聴く女たち」 大江健三郎 本当に久しぶりに大江健三郎を読みました。
読み終えてから、いつの版なのかを見てみると「昭和62年」と書かれていました。何年間、購入したまま読まずにいたのだろう?(笑)いや、読まずにいたわけではなく、何度も読もうと試みたのですが自分のリズムに文体が合わなくて、挫折を繰り返していました。その当時から読解力がなくてリズムが合わなくて読めないと感じていたのは、大江健三郎と吉本隆明でした。
ここのところ読書量が増え、文字慣れして来たので思い切って挑戦してみました。
ただ、現時点においても(個人的には)やはり、かなり読み難い文章でした。
読後感は「良く頑張った、俺」でした(笑)。

(本日読了)


闘う書評 福田和也

2010年11月27日 17時53分00秒 | 本と雑誌

福田和也「闘う書評」 この著者の本を一度は読みたいと思っていたのですが、図書館に適当な本が見当たらず、少し古ですが某週刊誌に掲載されていたコラムをまとめたものがあったので、借りてみました。
書評という事で、嗜好の方向性や主観があるのは当然なので、「へぇ、こんな本もあるのかぁ」とか「あぁ、この本は面白そうだなぁ」とか、そういう感じで読み進めて行きました。
読んでみたい本をメモして、後で見返してみると、結構な冊数になっていて驚きましたが、それと同時に自分の読書量の少なさにも驚きました(笑)。
(本日読了)


ワインづくりの思想 麻井宇介

2010年11月24日 18時01分00秒 | 本と雑誌

麻井宇介「ワインづくりの思想」 この本は2001年に買ったのですが、出歩く度に鞄に入れて持ち歩いてはいたものの、全然ページが進まずに、結局今まで読破出来ていなかった一冊です。
当時は本当に何気なく買った本でしたが、現代のワインの製造のトレンドに至るまでの様々ないきさつや、フランスのワイン製造の諸事情などが、日本のワインの製造者としての視点から客観的に書かれてあり、非常に濃い内容になっています。筆者のワイン造りへの情熱が伝わる、というより「溢れて」います。俗に言う「熱い文章」とは縁遠い文体ですが、技術者ならではの燐とした青い炎を感じる、正に「熱い」本です。
お酒を扱うプロとして、スイスイと読み進めないといけないのですが、フランスの地図が頭に浮かばないは、専門用語に詰まってしまうは、情けないの一言でしたが、ここ何ヶ月かの読書での文字慣れ(?)の為か、何とか読み終える事が出来ました。
今はこの本に関しては「お腹一杯」な感じですが、近い内にきっと、もう一度読みたくなる本に違いありません。
(本日読了)

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YouTube民主主義 川内孝

2010年11月21日 21時48分00秒 | 本と雑誌

川内孝「YouTube民主主義」タイトルを見て、思わず借りました。ぶっちゃけ、「図書館で借りて良かったなぁ(買わなくて良かったなぁ)」と思いました。
オバマ大統領が、大統領選挙で脚光を浴びている時に書かれた新書ですが、YouTubeを始めとするネットを使っての選挙活動や、個人が「個人」として直接政治に参加出来る(発言出来る)ネットの効用等が冒頭の4分の1ぐらいに書かれてありますが、後はタイトルとは離れた内容になっていて、タイトルから(勝手に)興味を抱いてしまった私としてはガッカリしてしまいました。
しかも今となっては、大統領選挙も終わり、あのプラハでの演説の盛り上がりや、大統領就任の演説、はたまた演説のCDまで売り出された大騒ぎは一体何だったのだろう?と思ってしまいます。
(本日読了)