Uuntone・ウントネ

織りと手しごと体験のお店
糸紡ぎ・織物・手芸・フェルト等
営業日→月火金土、熊本県大津町

「沖縄東村高江の今」が開催されました

2014-08-02 23:54:22 | 日記
昨日は、「沖縄東村高江の今」というテーマでイベントが開催されました。

最初にジャー村くん、然くんによるライブ♪
ほんわかとしたいい空気に包んでくれました。



そして今回のメインゲスト。
米軍基地にとり囲まれた、沖縄の高江地区というところから来られた石原岳さんに、映像上映・トーク・ライブをしていただきました。

(明るい写真がなくてごめんなさい)


生活、環境、命さえ脅かす米軍基地のヘリパッド建設に反対する、住民の方たちのお話は想像を越えるもので、参加者も含めて感想や意見を出し合ったり、あついトークセッションになりました。


高江の人達のために何ができるのか、
高江の人達はこういうやり方をやった方がいいのでは、

といった意見もたくさん出ました。
そんななか、石原岳さんのある言葉が印象に残りました。


石原さんが各地でトークをすると
「沖縄に反対運動をしには行けないけど、私達には何ができますか?」という質問をよく受けるとのことです。

そんな時に石原さんは、基地問題に限らず、身近な問題に自分なりに取り組んでいってほしい、と答えるそうです。

米軍基地の問題も、原発、TPP、ダム建設などどんな問題も、入り口は違っても、解決しようと取り組んでいくと同じ課題にぶつかるということ。

国のやり方の矛盾、仲間割れを起こさせて反対運動を出来なくさせるやり方、など…


だからこそ、自分の身近な問題を解決していくことができれば、それは全ての問題に繋がっていくんですね。
それは震災以来私も少しずつ実感していたことだったので、とても納得しました。



一人ではできないけれど、
一人からでも始められる。

石原さんの言葉です。

今回、高江の人達に対して「もっとこういうやり方をやったらどうか」という意見がいくつも出たのですが、
既にぎりぎりの状態まで頑張っている高江の人達にではなく、
私達自身が、自分達の周りの問題のためにそのアイディアを活用していければと思います。

そうすることが結局は高江の人達の幸せにも繋がっていくと信じて。




今回のイベントは、2週間前に急遽お話をいただいたのですが、開催してもらって本当に良かったと思っています。

また、ウントネという場が、
皆さんのやってみたいことをやれる場、
人と人が繋がっていける場、
として使ってもらえたことは、私達にとっても感動的で嬉しいことでした。


今までもこれからもウントネは
「できるか分からないけどやってみたい!」
という皆さんの想いを応援しています。

身近な問題の解決のために、こんなことをやってみたい…という企画やアイディアがあれば、ぜひお話を聞かせてくださいね。


すべての人が安心して生きられる平和な社会を目指して、できる人ができることをできる時に、やっていきましょう☆

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