数年前、もう大抵のことは経験したから
いつ死んでもいいやと思っていました
目新しいことはなさそうだし、
どうしても行きたいと思えるところも特にないし
もっともっと美味しいものを探求するぞ
というほどの欲求もなかったので
ある意味、生きる意欲を見出せなくなっていました
もちろん、気の合う友人と旅行に行ったり
美味しいものを食べたりすることが
つまらなくなったわけではなく
これまで感じていた
わ~~楽しい~~っていうほどの
楽しさが感じられなくなっていたのです
その背景には、お金を稼がないといけない
そういう思いもありました
老後も決して楽ではない
珍しく、そういうことを考えていました
お金が有り余るほどあったわけじゃないですが
困ったこともありませんでしたので
困ったことはないのに、将来が不安になる
意味不明の感覚になっていました(笑)
この先に起こることは
これまでの経験したことと
正直、変わり映えはしない
経験も似たりよったりなんだと
ポジティブなことなら、まあいいけど
今さら、ネガティブなことはもういいーーー
そんな思いだったように思います
介護職をやってみて
「高齢者になっても生きるということに悩み続ける」という現実を知り
長生きしている高齢者の多くが口にする
こんなに生きると思わなかった
だから何をしようか考えてなかった
目標より長生きしすぎた
やらなきゃいけないことばかりの人生から
何をやっていいかわからないという人生になり
呆然として、それが認知症を引き起こす引き金にも
なっている気がします
現に、やりたいことを職としている人は
常に現役であり、忙しくて
認知症になっていないケースを見ると
やりたいことが明確になっているというのは
重要なんだと
その後、介護職を辞めて
自営業に踏み切った後
猛烈に疑問が起こってきました
人生って本当にそういうものなんだろうか
そんな風に感じるために生まれたのか
カウンセリングは好きな仕事だし
やりたいことなんですが
あと3日の命って言われても
人の相談のってるか
やらないな~~~(笑)
これが本音です
そう考えたら、何か違うって
そして数々の本を読んで思いだしたのです
続く(やっぱり続いた(笑))
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