黒柴みかん と。。

どうも、こんにちは。 日々感じた事等をアレコレアレコレ 自由気ままに書き散らかしてます。

私の墓に墓参り

2014-09-30 06:21:40 | やすろの日常
先日、私の母校でもある
娘の小学校を訪れた。

ふと…思い出して、校庭の端を
覗いてみると有った有った
校庭の隅の懐かしの木

その木の根元に在るは私のお墓
土中に眠るは私自身。
…ではなく唯の私の肉片


それは小学校の図工の時間、
木材加工しようと親指と人差し指で
木材を押さえ小刀を滑らせる。

父は【どうせ買うなら良い物を】が
信条の人なので、
買ってくれた小刀は
それはもぉ切れる切れる


一気に削り取ってやろう。
と、私が力を入れた瞬間、
紙切れの如く木材がサーッっと
裂けて行き、
木材を押さえていた右手中指は
第一関節から爪に沿う様におろされ
親指の腹は文庫本の様にパカッと…


それはもぉすごい血でさぁ?
まるで漫画みたいにボタボタボタボタ。
いや~血ぃ出るわ出るわ


教室から保健室まで、
ヘンゼルとグレーテルの話の様に
私が歩いた軌跡が点々と。。
掃除当番さんマジでゴメン


そしてその翌日。
隣の席の女の子がオズオズと
差し出した、小さく畳んだ紙切れ。。


…ん?なに?
まさか、ラブレター?
血塗れの私が心配で心配で心配で、
自分の中に潜んでいた淡い恋心に
気付いてしまった的な?

いやいやいや、冷静になろう俺。
そんな訳あるかいな。
きっと『面倒かけんなやクソ野郎』
とか書いてあるに違いない。

ドキドキを堪えつつ紙切れを開くと、
中にはティッシュに包まれた肉片


…は??
なんだこれ気持ち悪ぃ。。
嫌がらせ?当て付けか?


『机の上にやすろ君の肉が落ちてたの。
 どうして良いか分からないから
 取っておいた

めっちゃ良い子やぁ。。
ちょっと馬鹿だけど良い子やぁ…
でも一日経った肉片なんか要らねぇよ
腐ってるやろ絶対。

『いやいや大丈夫だよ。ありがとう』
とゴミ箱に捨てる様とすると
『血だらけの机から、
 どんな思いして拾ったか』
と他の女子から大ブーイング

そうは言ってもどうしろと…?
今更くっつけろとでも言うんか?
面倒くせぇな女子。
やれやれ…面倒な事なった


…ってな訳で校庭の金魚の墓の隣に
大事に大事に埋葬。
まだ生きてるのに俺の墓完成。
なんか複雑。生前葬ってこんな感じ

そろそろ25年に成りますが、
私の肉片ちゃんは成仏出来たかしら


さて、ナイスな手術のおかげで
右手の指は元通りに治ったケド
実はその2週間後、包帯巻いた手で
今度はウッカリ平刀を作業机から
落としてグッサリコ♪

短パンの太ももに斜めに突き立つ平刀。
…ウソだろ

そしてまたまた病院通い
『なに?君また来たの?』って
医者に言われちゃうのでした

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