しかし、お葬式の準備はしないわけにはいかず、早朝に連絡をもらって、妻がとりあえず家の片づけに行き、私は親族への連絡役。病院から連れ帰った午後は、妻は弔問客の接待の手伝い、私は、初めて葬式の喪主をつとめるいとこについて葬儀屋との打ち合わせに付き合いました。実は今日は田んぼの準備をして明日は耕運機を使うつもりだったのですが、明日の通夜、明後日の告別式とその後まで、年下のいとこについてやらなければならなくなって、農作業はあきらめざるを得ません。でも、私が父親を亡くしたとき、初めての喪主で何もわからないまま葬儀屋と打ち合わせをしてたときに、ただそばに座ってくれていただけの叔父がいてくれることで本当に心強かったので、今度はいとこのために私がそばについていようと思っています。
結局今日は3時過ぎまでいとこの家で過ごしました。夜中に起きてずっと眠っていなかったいとこの子供たちは仮眠をとり、その間もご近所の方々が次々と弔問に訪れてくださっていました。いとこの連れ合いは、本当に眠っているような表情で、生きている者の都合などとは遠いところにいるようでした。
明日は通夜です。
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