朝のうちは陽が射していましたが、今は薄曇りの奈良です。
今朝は、母が老健施設に入所しました。
夜中の2時に居間のドア(建付けが悪いので開きにくい)を無理やり開けて、寝ていた妻(母の徘徊防止のために玄関横の居間で寝ています)に声をかけられて自室に戻ることがあったようです。やはり人を探しに来たようでした。昨夕には、母には下りることができない段差のある場所から外に出ようとして妻に止められた母ですが、今思うと、よく門の前に座って通りかかる知人に声をかけられるのを待っていましたので、そういうことをしようとしたのかもしれません。
施設に入ると、いつも誰かが近くにいてくれるので、少なくとも人恋しさは解消されるでしょう。
施設入所の話は、母がそれを望んでから、母には何度も話してきましたが(すぐに忘れてしまうので繰り返し話す必要があります)、今朝も、朝食のあと、母が少し落ち着いている時を見計らって、話をしました。体験ショートステイが楽しかったと喜んでいた時に、すぐに入所可能の連絡をもらい、その段取りをしたこと、弱った足のリハビリができること、人探しをしなくて済むこと、少なくとも3カ月の入所になること、週に2度面会に行くつもりであること、などを話すと、母は、これまでと同じように「それはええ、そないして(そのようにして)」と言っていました。
所に着いて、血圧などを測ってもらってから、所員さんに「ご家族とは、これでさよならします」と言われて、母ははにかんだような顔でバイバイと手を振って、部屋に行きました。足元がおぼつかないと、すぐに車いすが用意されて、それに座ってエレベーターに乗りました。これだと、足の回復はムリだろうな、と思いました。
そのあと、妻と一緒に所の方の説明や書類の署名、そして、コロナに感染したときに治療薬を使ってよいか、延命治療はどの程度希望するか、などの意思確認がありました。初めてリアルに母の最期を意識させられました。
それから、母のこれまでの認知症状や施薬の経過を説明し、面会希望などを伝えましたが、ほど近い場所で感染が判明するなどの状況があって、面会はリモートで週に一度にしてほしい、計画していた日曜日の面会は中止している、と言われました。また、入所者の外出も一切ナシにしている、ということでした。週2度のリモート面会を思っていただけに、残念ですが、仕方がありません。洗濯ものの交換は週に2度行って、様子を聞いて来ようと思っています。
リハビリは1クール3カ月の計画で進められるけれど、我が家の段差をクリアできるだけの状態にならないと「ではもう3ヶ月」ということになります。そういう形で入所を続け、申し込んである特養の空き部屋ができ次第、そちらに移ることになりそうです。
母が自宅に戻ることは考えにくいですが、母が望めばいつでも帰ってこられるように、母の部屋は今の状態にしておこうと思っています。
何にせよ、今日からは、夜に足音を忍ばせて風呂に入ることもなくなり、いつも母の物音に耳を澄ませておく必要もなくなりました。デイサービスから帰るのを迎える時間までに農作業を終えないと!という縛りもなくなりました。妻が夜中に何度も起きなくてはならないということもなくなり、朝と夜に母の着替えをさせてお尻を拭くこともなくなりました。いつまで続くかわかりませんが、しばらくの間は気持ちをのんびりとさせたいと思います。妻もよく眠れるようになるし、それが一番ありがたいことです。
できるかどうかわかりませんが、自分たちの体のために二人で朝歩きをしようと話しています。早起きが苦手な私が起きられるかどうかにかかっていますが(笑)、自分たちのために自分の時間をもっと使いたいと思っています。
月曜日のお昼は、焼きサンドイッチとカップ麺です。今日のカップ麺は、マルちゃんのワンタンメン。焼きサンドのハムチーズは、毎週食べても飽きない美味しさです♪
ヤオヒコで、とろけるチョコレートのおいしいタカオカの板チョコが安く出ていたので買ってみました。タカオカらしく柔らかいですが、味は普通のチョコでした。r(^-^;) 甘さはほどよくて美味しかったですよ。
明日は雨だというし、夏野菜の世話をしに行こうっと。