「大阪では、理髪店や美容院でシャンプーするとき、かゆいところを聞かれたら、どこがかゆいか言う」
当り前やんけ(笑)。
気を遣って尋ねてくれているのだから、正直にいえばいい。っていうか、あんまりかゆくなくても、「せっかく訊いてくれているのに、何も言わないのは悪いかなぁ」と思って「耳の後ろ」とか言ったりする人もいるだろうなぁ。
関西人の中には、かゆいところがなければ、「ワキがかゆい」とか「鼻の頭」とかギャグを言うヤツがいる。絶対いる


行きつけの気安い店だったら、鼻の頭を掻いてくれたりするかも(笑)。いや、これ、関西では絶対ありますよ

ただ、私は長い間、「かゆいところは?」と訊いてもらっていない。もう20年ほど同じ店の同じ人に散髪してもらっているんだけど、最初に行ったころには訊いてもらったかもしれない。でももう記憶がないなぁ。いつもがりがり掻いてもらっていて、かゆくないんだよな。湯の熱さは数年前まで訊いてもらっていたけど、今は全くない。ちょうどいい湯加減なのだ。
まぁ、何年も通って、自分の加減を分かってもらえているから、訊かれないんだと思う。
それにしても、「かゆいところは?」と訊かれて、かゆくても「大丈夫です」と言う感覚は、ちょっとわからない。恥ずかしいんだろうか? お店のサービスには、ちゃんと応えた方がいいと思うんだけどな。