劇団未来ブログ

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初読合せ

2009年03月01日 23時34分08秒 | 稽古日誌
今日から本格始動
通しての読合せが行われた。

【本読み】と【読合せ】は正確には違うらしい。

【本読み】
 放送、演劇、映画などで、稽古に入る前に役者やスタッフを招集して、作者または演出家が脚本を読んで聞かせること。本読みの次に「読み合わせ」が行われる。
【読合せ】
 出演者が台本にある各自の役の台詞を読みながら進める稽古。演技(動作)が伴わない、台詞だけの稽古。

チョッとまめ知識。別に知らなくてもいいのだが、知っておいた方がかっこいい。

まあ、当然「全員揃って~」というわけにはいかない。
しかし、出席率はいつもに比べればいいものだろう。

今後の稽古が、出演者の状況により(他に公演を抱えられているのだ)来週3月11日までとぶ。そのこともあり。最初の稽古は、結構重要。

しかし、声に出して読むのは好い。文字だけで眺めていたものが、立体的になって作品の奥行きが見えてくる。
印象が全く違うというといいすぎだが、それに近いものも感じる。
そこで、また新たな疑問もうまれて来るものだ。

例えば、学生たち。

芝居の舞台は、大阪郊外のイタリア・フランス創作料理店。
古い民家を改装したチョッとお洒落なお店。

そこへ、ピクニックにでも来たのだろう。男女4人(各2人)がもう少し登ったところ(歩いて15分くらい)の「絹糸の滝」を目指してやってくる。
しかも、歌を歌いながら。そして、夕刻おりてくるのだ。他には、特に設定はない。

そこで、疑問が…。
あと、15分くらいなのに昼ごろから夕刻まで彼らは何をしていたのだろう。
絹糸の滝見学以外、他に何をしていたとも書かれていない。
そして、彼らはどんな関係なのだろう。
カップル?Wデート?サークル?
サークルなら何サークル?
彼らは何故歌を歌って登ってくるの?
何の歌?

稽古のあとの反省会(?)で酔った勢いで出した答えは、
「合コンで知り合った彼らはWデートを企て、内心はギラギラしながら、夕方まで、アスレチックで遊んでいた。実際はウォークマンでそれぞれに沈黙の中登るはずだが、あえてさわやかさを演出する為に「青い山脈」を歌った。」
いつの時代ねん!!

まあ、役に付いた人、参考にして下さい。
(ちなみにまだ配役は決まっていません。)
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