旅は 晴れたらいいね!

旅に行くなら天気が良い日に行きたい。
主に一人で出掛けます。
宿はビジネスホテル、ゲストハウス、ユースホステル等。

鹿児島4泊5日の一人旅2018年5月16日・最後の一日・あとがき

2018-05-24 08:39:37 | 日記
  13日の観光の時雨で見れなかった城山展望台へシティビューバスで向かった。この日は市街が良く見れたが桜島はかすんでいた。再びバスに乗り薩摩義士碑前で降りて西郷銅像前を通って天文館通りへ行った。おみやげを買いバスで鹿児島中央駅に行き、直行バスに乗り鹿児島空港へ向かった。

コースタイム
鹿児島中央駅9:00―(バス)―城山9:24~9:54―(バス)―薩摩義士碑前10:00…西郷銅像…天文館11:12―(バス)―鹿児島中央駅11:22~11:45―(シャトルバス)―鹿児島空港12:25~14:40―JAL―羽田16:20



桜島フェリーと市電と桜島の噴煙とJAL (動画)




  鹿児島中央駅前


  シティービューバス


  城山からの展望


  城山からの展望




  銃弾跡


  西郷銅像


  西郷銅像前にて


  島津斉彬公が祀られている照国神社



火山との共生
 桜島からは絶えず噴煙が強弱を繰り返しながら上がっています。しかも音がしません。風向きによって流れる向きも刻々と変わっています。15日に走って噴煙の真下にいっても灰が降っている様子がありませんでしたが、道路には灰が積もっています。いったいいつ灰が落ちてくるのだろうと思っていました。YHでおばさんに聞いてみました。雨が降った日に黒い雨となって降ってくるのだそうです。今は垂水、鹿屋方向に噴煙が流れていますが、夏場にはYHの方向にも噴煙が流れてきて灰が積もるのです。鹿児島市には掃除した灰を入れる黄色の克灰袋(こくはいぶくろ)があり、ゴミ集積所の近くに克灰袋集積所が設けられています。
 私が滞在した期間には桜島の爆発がありませんでしたが、今年に入って今までに84回爆発があったといいます。噴火と爆発の違いは爆発は噴火の一形式である爆発的噴火を略したもので、音響と共にガス、水蒸気、岩石等を放出し、空振を伴う現象です。爆発の時は降灰があるでしょう。
  桜島のおかげで温泉が湧き、素晴らしい景観が得られ、観光客が大勢訪れてくれる。メリットである。デメリットはいつ村が埋没するかもしれない爆発が起きるかもしれないし、対策費用が多く掛かることです。それでも桜島の住人約5000人は火山と共生しているのです。










  克灰袋集積所



あとがき
  何か月も前から予約したので天気は運任せであった。気象庁発表の過去の天気で鹿児島に台風が来ないこと、雨が少ないこと、寒くないこと等を考慮して5月を選んだ。5月の後半は梅雨入りに近いので結局5月12日~16日に決めた。
  今回行った5月12日~16日は13日の午前中だけ雨で後の4日は晴れたので120%のめぐまれた旅行だった。
  羽田~鹿児島空港間の飛行機代は超早割を利用したので往復22,080円だった。YHは1泊2食で3,975円だった。しかも天然温付だった。

鹿児島4泊5日の一人旅2018年5月15日・桜島一周を走ってめぐった

2018-05-23 09:05:19 | 日記
  この日も朝から天気が良かった。YHの横にグラウンドがあった。そこに立った。桜島の左肩から朝日が昇ってきていた。桜島の黒いシルエットが神秘的であった。右肩の方からは灰色の噴煙が音もなく上がっていた。
  この日は桜島一周(35.4km)に挑戦するので、食事前に散歩でローソンに行き昼食のおにぎり、飲料、噴煙の下に行った時に灰を吸い込まないように付けるマスクを購入した。桜島にはローソンとファミリーマートが桜島港の近くにあったが店名ロゴの周囲が茶色であった。ここは国立公園内なのでそういう色にしてあるのだ。
  7時30分ローソン前から桜島を右回りにランニングをスタートした。桜島港を過ぎ左手に鹿児島市街を見ながら海岸線沿いを走って行った。桜島港からフェリーで市街へ通勤するのであろう多くの車とすれ違った。歩道を走って行くので危険はなかった。約1㎞毎に桜島港からの距離を示したキロポストが道路脇に設置されていたので走り易かった。
  東白浜という所から内陸に入りアップダウンの多い道になった。桜島港から見える桜島は荒々しい姿だが、ここらから見える桜島はやさしい姿に思えた。
  桜島港とはちょうど反対側の黒神埋没鳥居のある所に来た。この鳥居は大正3年(1914年)の大噴火で埋没したもので、噴火の記憶を残そうと掘り起こすのをやめ現在に至っているのだ。
  とうとう噴煙の真下に来た。噴火口の近くは煙っていたがここには何も降っていなかった。道路を見ると灰が積もっているのがはっきり分かった。いつ灰が降ってくるのだろうかと疑問に思った。
  桜島と大隅半島を繋いでいる地点に来た。ここは桜島口と呼ばれていた。もともとは島だった桜島が大正3年(1914年)の大噴火により大量の溶岩が流出し、大隅半島と陸続きになった所である。
  やっとローソンが見えてきた。14時40分到着、所要時間は7時間10分だった。鹿児島市内は最高気温28℃だったが、私は桜島を走っていて暑さを感じることは無かった。明日も28℃という予報だが湿度が高くなるという。この日に走れてよかった。
  まだ時間があったので13日の観光で何も見えなかった場所へ行くリベンジをしようと思った。桜島を起点に西エリアの観光地を約1時間でめぐり、主なビュースポットでは5~15分停車してくれるサクラジマアイランドビュー(周遊バス)に乗った。鹿児島県出身の歌手長渕剛さんが、2004年に桜島で行ったオールナイトコンサートを記念して建立された叫びの肖像がある赤水展望広場、標高373mにあり噴火口にもっとも近づけるビューポイントである湯之平展望所等をめぐった。



コースタイム
ローソン前7:30スタート…桜島港から4.3km地点8:18…桜島港から9km地点9:30
…桜島港から12.1km地点10:02…黒神埋没鳥居11:10~11:20…桜島口交差点
12:15~12:30…桜島港から走ってきた距離29.8km地点13:25…桜島港から走ってきた距離32.2km地点14:13…ローソン前14:40ゴール
桜島港―(サクラジマアイランドビュー)―15:30―赤水展望広場15:42~15:50―湯之平展望所16:05~16:20―桜島港16:30



  13日に撮影したローソン


  退避壕


  キロポスト


  アコウという木、南方に多い


  天然記念物アコウ






  カフェ




  噴煙の真下


  桜島口


  桜島口交差点


  桜島から走ってきた距離


  表示が桜島までの距離に変わる


  有村溶岩展望所


  ビワが栽培されている


  袋掛けされているビワ




  長渕剛さんの24時間コンサートを記念して建立された肖像


  コンサート会場


  アイランドビューバス


  湯之平展望所

鹿児島4泊5日の一人旅2018年5月14日・開聞岳登山他

2018-05-22 18:01:32 | 日記
  この日は朝から良い天気であった。鹿児島中央駅から指宿枕崎線に乗って行き開聞岳に登ることにした。7時51分発「快速なのはな」は学生でいっぱいだった。この日は月曜だしここは都会の真ん中だからだろう。指宿までこの混雑は続かないだろうと思って立っていた。少しづつすいてきて25分ほど乗って到着した「五位野駅」でほとんどの客が降りてしまい一車両数人の乗客しかいなくなった。
  指宿駅から9時10分発池田湖行きバスに乗り山川駅、長崎鼻経由で開聞岳登山口で降りた。バス停から見えた交差点の向こうにアーチがあり、登山道の入口の方向矢印が見えたので歩いて行った。広い舗装道路をしばらく歩き2合目から土の登山道になった。最初は土だけの道、登るにつれて岩の道になり、一箇所梯子があり、岩場も1箇所あった。登山道はなだらかで急登がなかったので登り易かったし1本道なので迷う所はない。頂上からの展望は池田湖、長崎鼻等がぼんやりと見えた。昼食を取り直ぐに下りにかかった。登山口バス停まで走って下った。
  さらに次の目的地西大山駅まで道路を走った。西大山駅はJR日本最南端の駅で無人駅だったので誰でも自由に出入り出来た。私が行った時にも自家用車や観光バスで来た人達が写真を撮っていた。駅前にかいもん市場という店があったので私はマンゴーかき氷を食べ、「JR日本最南端の駅到着証明」を100円で購入した。
  指宿に列車で行きたいのだが、指宿行きの列車がくるのは1時間40分後である。朝乗ってきたバスに乗れる所まで走って行くことにした。レジャーセンター開聞バス停まで走って行き20分待ってバスに乗って指宿砂むし会館に行った。砂むし風呂は数十年前に経験したことがあった。思った以上に砂が重く感じられたが、指示された通り10分で起き上がり温泉に入ってさっぱりした。

開聞岳山頂~登山口バス停:約5km
登山口バス停~西大山駅:約4.4km
西大山駅~レジャーセンター開聞バス停:約2.2km
合計約11.6km




コースタイム
YH6:44…桜島港6:55~7:00―(フェリー)―鹿児島港7:15~7:20―(バス)―鹿児島中央駅7:35~7:51―(指宿枕崎線・快速なのはな)―指宿9:00~9:10―(バス)―開聞岳登山口バス停10:05…2合目10:31…5合目11:04…7合目11:28…開聞岳頂上12:05~12:25…(ラン)…2合目13:38…(ラン)…登山口バス停13:51…(ラン)…西大山駅14:40~15:15…(ラン)…レジャーセンター開聞15:35~15:54―(バス)―砂むし会館16:30~17:30―(バス)―指宿駅17:35~17:52―(指宿枕崎線)―鹿児島中央駅19:02~20:04―(市電)―水族館口20:21…(ラン)…鹿児島港20:25~20:30―(フェリー)―桜島港20:45…YH21:00




  快速なのはな


  指宿駅


  開聞岳入口アーチ


  登山口へ


  2合目


  5合目


  岩場


  梯子


  開聞岳山頂


  山頂にて


  キャベツ畑と開聞岳


  JR九州の掲示板


  日本郵便の黄色いポスト


  JR日本最南端の駅にて


  駅前のかいもん市場


  市場で食べたマンゴーかき氷


  JR日本最南端の駅到着証明(表)


  同上(裏)


  砂むし会館


  指宿商店街入口

鹿児島4泊5日の一人旅・2018年5月13日.市街・桜島一周観光他

2018-05-21 19:48:35 | 日記
   この日は朝から雨がふっていた。天気予報では降ったり止んだりだという。雨が降っていたら市街・桜島ぐるっと一周コース観光バスに乗ろうと予め決めていた。
  鹿児島中央駅8時50分発のJR九州ガイド付き観光バスに乗った。約20名が乗っていた。雨が降っているのでほとんど乗っていないのではと思っていたが、多くの乗客は予約をしているようだった。私は当日申し込みだったが満員で乗れない恐れもあったのか。
  城山展望台からは市街地がうっすらと見えていたが、桜島は全く見えなかったのでガイドは頻りにあやまっていた。鹿児島港からバスごとフェリーに乗り桜島へ渡り、桜島を一周したが桜島は厚い雲に覆われ麓すら見えなかった。桜島から見えた市街地も低い山にも拘わらず上半分が雲に隠れていた。 
 湯の平展望所に来た時に漸く鹿児島市街地の雲が取れ桜島の下半分が見えてきた。しかし雨は強弱を繰り返しながら降っていた。再びフェリーに乗り鹿児島港に戻ったら雨は止みうっすら陽も差してきた。
  ここまで訪れた所は閑散としていたが、仙巌園に着くと大勢の観光客で賑わっていた。反射炉跡、正門、錫門、御殿等をガイドの説明を聞きながら歩いた。桜島展望ポイントから桜島の頂上まで見えた。前もってバスの中で注文しておいた食事を松風軒レストランで、私は黒豚カツカレーを食べた。カツは普通だが値段が高目で場所が場所なので美味しい気がした。最後に維新ふるさと館に寄り鹿児島中央駅経由天文館に行きバスを降りた。
 天文館には「天文館むじゃき」という店がある。「白熊の顔」に見立ててフルーツをトッピングしたミルク味のかき氷「しろくま」を考案した元祖と言われている店である。私はむじゃきに行き「しろくまレギュラー」を注文して食べた。量が多いので食べ切れるかとひるんだが、細かい氷が冷たさを緩和し頭にキーンとこなかったので完食出来た。鹿児島グルメとなり他の店でも変わりしろくまが提供されている。
  再び雨が降り始め夜も止むことはなかった。明日は朝から晴れると天気予報が言っていたが、晴れますように。



コースタイム
YH6:57…桜島港7:10~7:15―(フェリー)―鹿児島港7:30~7:40―(バス)―鹿児島中央駅8:00~8:50=(観光バス)=城山=桜島一周=仙巌園12:20~14:20=鹿児島中央駅15:26=天文館15:29…天文館むじゃき15:45~16:10…鹿児島港16:45~17:00―(フェリー)―桜島港17:15…周辺散策…YH18:40



  ユースホステルの朝食


  フェリーの客室


  雨の城山展望台


  城山にて


  雨の湯之平展望所


  フェリー船内


  仙巌園入口


  反射炉跡


  灯篭


  カツカレー


  錫門


  天文館通り


  天文館むじゃき


  しろくま

鹿児島4泊5日の一人旅・2018年5月12日・霧島神宮他

2018-05-19 23:09:08 | 日記
2018年5月12日(土)
 鹿児島空港に9時55分に着陸した。空港からバスに乗り国分経由で霧島神宮に行った。神橋を渡り階段を上り二の鳥居をくぐって行くと展望所があったが、霞んでいて霧島の山々は良く見えなかった。三の鳥居の先に本殿があり参拝した。あざやかな朱色の本殿は美しく厳かであった。
  寿司処・大鳥居で昼食を取ったが、バスの時間まで1時間以上あったので観光案内所に行ってみたら「霧島神水峡」めぐりのパンフレットが置いてあったので歩いてみた。取り立てて魅力あるコースではないが、「溶岩柱状節理」だけは必見である。
  バスで霧島神宮駅に行きJR日豊本線特急霧島13号に乗り鹿児島中央駅に着いた。中央駅から桜島港行きのシャトルバスが20分おきに出ていたのでそれに乗り鹿児島港フェリー乗り場へ行った。フェリーは15分おきに出ていたので直ぐ乗れ桜島港へ向かった。桜島が少しづつはっきり大きく見えるようになり、やっと2年越しの夢、桜島を走ることが実現するんだと感慨無量になった。
  今日から4泊する桜島ユースホステルは港から坂道を20分ほど上った所にあった。迷わず行けば10分で行ける。4階建てのアパートを利用したような建物だった。チェックインを済ませ案内された部屋は8畳の和室で寝具が2組置いてあった。YHの天然温泉に入り夕食を取りに食堂へ行くと先に1名が食べていた。今日の宿泊はこの人と二人だけかと思った。部屋に入りTVを見ていると20時頃に続々と30名ほどの客が到着して賑やかになったが、この部屋は私一人で使えることになった。以後YHの宿泊者は3~4名であり、その後も一人で使えた。



コースタイム  ……:徒歩
羽田空港8:05―鹿児島空港9:55~10:35―(バス)―国分10:56~11:15―(バス)―霧島神宮11:55~14:36―(バス)―霧島神宮駅14:49~15:40―(日豊本線)―鹿児島中央駅16:25~16:45―(バス)―鹿児島港17:03~17:15―(フェリー)―桜島港17:30…桜島ユースホステル17:50





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  霧島神宮本殿


  霧島神水峡の柱状節理


  霧島神社第一鳥居


  特急霧島13号


  鹿児島港から桜島を望む


  桜島フェリー


  YHと桜島


  宿泊した部屋


  12日の夕食


  桜島から鹿児島市内を見た夕景