平成27年6月議会に提出した陳情書は、賛成少数で否決されました。
佐倉市に多額な財政的支援(24億円程度、佐倉市民一人当たり13,500円超)を要求している順天堂大学誘致の現状について、佐倉市に対して市民説明会等を開催すべき旨の要請を求める陳情書
【要 旨】
佐倉市に多額な財政的支援(24億円程度、佐倉市民一人当たり13,500円超)を要求している順天堂大学誘致の現状について、佐倉市主催の市民説明会等(市長の誘致に関する基本的な考え・構想について等)の速やかな開催を、市民の代表として佐倉市長に求めていただけるようお願い致します。
【理 由】
平成27年4月26日施行の佐倉市長選挙において、「順天堂大学誘致」が俄かにクローズアップされ、多くの佐倉市民の間で、情報が錯綜し混乱を招く事態となったことは、皆さまご承知のことと考えます。
選挙後の平成27年5月6日付学校法人順天堂の佐倉市への公文書には、①学校法人順天堂がキャンパスや附属病院を設置する際の基本方針は、用地は無償貸与、建物および機器備品等は地元自治体から半額助成。②平成25年当時の構想案の建設コストに関し諸資材・人件費等の高騰により大きく膨らんでいるため、佐倉市に求める支援額(半額助成)の負担増が予想される。③選挙期間中、貴職(蕨市長)から佐倉市民に対し順天堂誘致を行う方向で決定しており、選挙後には小職(小川理事長)とご面会頂く予定とのお話をされているとお聞きしております。との旨の文章がございます。
「市は、市民が自らまちづくりについて考え、行動することができるよう、情報を収集し、提供することにより、市民との情報の共有に努めなければならない」(市民協働条例・第六条)とありますように、多大な税金の支出を伴う問題でもあり、市は、まちづくりに深くかかわりのある順天堂大学誘致に関し、市民が考え判断できるよう、市の持っている情報を市民と共有することが肝要と考えます。
そこで、佐倉市民にとっても重大な関心事項となった順天堂大学誘致に関し、佐倉市主催の市民説明会等の速やかな開催を、市民の代表として佐倉市に要請していただけるようお願い申し上げます。
賛成少数否決
以下、順不同、敬称略
賛成:木崎 俊行(共産)、山本 英司(無)、萩原 陽子(共産)、大野 博美(市民ネット)、伊藤 壽子(市民ネット)、五十嵐 智美(市民ネット)、藤崎 良次(オンブズ)、冨塚 忠雄(無)
反対:斎藤 明美(のぞみ)、徳永 由美子(のぞみ)、敷根 文裕(さくら会)、望月 圧子(のぞみ)、高木 大輔(無)、平野 裕子(さくら会)、久野 妙子(公明)、爲田 浩(さくら会)、橋岡 協美(さくら会)、小須田 稔(公明)、石渡 康郎(さくら会)、村田 穣史(さくら会)、岡村 芳樹(公明)、川名部 実(さくら会)、櫻井 道明(さくら会)、森野 正(さくら会)、押尾 豊幸(さくら会)、清宮 誠 (さくら会)、中村 孝治 (さくら会)
みなさまこの結果についてどう思われますか?
市民への説明を市に要請していただきたい旨の陳情書ですが、上記のとおり、のぞみ、公明、さくら会の所属議員と無会派の高木議員(民主)の反対で否決されました。
私たち市民の代表である佐倉市議会議員自体が、市民への説明を市に求めることにすら反対とは…
ぜひ、ご自分が支援なさっている議員の方に問い合わせてみてください。
陳情書の一文
「市は、市民が自らまちづくりについて考え、行動することができるよう、情報を収集し、提供することにより、市民との情報の共有に努めなければならない」(市民協働条例・第六条)とありますように、多大な税金の支出を伴う問題でもあり、市は、まちづくりに深くかかわりのある順天堂大学誘致に関し、市民が考え判断できるよう、市の持っている情報を市民と共有することが肝要と考えます。
そろそろ佐倉向日葵通信第10号発行にとりかかなければ