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宇田みおこ(実生子)の佐倉ひまわりだより 

令和2年度決算審査特別委員会 委員として

皆さま こんにちは。
先ほど佐倉市議会 決算審査特別委員会委員として最終日に出席致しました。
決算審査特別委員会の日程は以下の通りです。
 
9月13日(月)午前10時~    決算審査特別委員会
10:00~12:00 企画政策部、財政部、会計課、議会事務局
13:00~15:00 総務部、資産経営部、監査委員事務局、選挙管理委員会事務局
15:10~17:10 市民部、危機管理部
 
9月14日 火曜日 午前10時~ 決算審査特別委員会
10:00~12:00 福祉部
13:00~15:00 こども支援部、健康推進部
15:10~17:10 教育委員会
 
9月15日 水曜日 午前10時~ 決算審査特別委員会
10:00~12:00 産業振興部、環境部、農業委員会事務局
13:00~15:00 土木部、都市部
15:10~17:10 上下水道部

9月16日 木曜日  午後1時~    決算審査特別委員会
13:00~  討論、採決、とりまとめ

委員一人当たりの持ち時間が、質問と執行部の回答合わせて10分のため、用意していた質問の一部のみに終わってしまったことは残念でしたが、決算書、主要施策の施策の説明書等を一つ一つ確認する作業を通じて、個々の事業の課題等を改めて確認できたことは、大変有意義でした。今後の予算編成等の参考にさせて行きます😊 

以下、令和2年度決算に関して賛成の立場から各事業への私の主な意見でございます。
ぜひご覧ください。

令和2年度佐倉市一般会計歳入歳出決算については、コロナ禍における事業執行ということで、難しい面もあったと思いますが、令和2年度決算における実質単年度収支は、5年ぶりに黒字となりました。未だ先の見えない新型コロナウイルス感染症の影響の中で、市税収入が大きく減少し、今後行政サービス・行政水準を守ることが困難な状況になることを懸念しています。

1. コロナ対策 健康危機対策事業においては、PCR検査費用を確保したにも拘わらず佐倉市独自のPCR検査の実施が47件にとどまり残念でした。今後は、積極的に市民に対するPCR検査を実施し、更なる感染予防の強化を求めます。現在、千葉県からの感染者情報が十分ではなく、地方自治体の佐倉市として市民に十分な援助を行えないもどかしさがあります。佐倉市は、市民に寄り添う形で援助することを広く市民の皆さまに向けて、発信・広報して頂くことを強く求めます。

2. 消防団に関しては、団員に対するその出動報酬が地方交付税算入額は7000円であるにもかかわらず、支出額は1回1500円です。消防団活動の推進のためにも、地域の寄付に頼らずに活動できるよう、出動報酬の見直しを求めます。

3. 議長車の次回リース更新の際には、使用頻度、走行距離を調査し、ハイヤー・庁用車等への移行を視野に入れ研究すべき課題と考えます。

4. 広報等発行事業 個別配布を郵送・ポスティングに変更したことによるコスト削減を、評価致します。市内新聞購読者数の減少を鑑み、より多くの市民に着実に広報佐倉がいきわたるような配布・配置方法について更なる努力を求めます。

5. シティプロモーション事業 移住相談件数が令和元年度27件から令和2年度78件と約2.9倍と増加していることを評価致します。市の定住人口の維持、移住促進のために、SNSによる発信の工夫等、更なる事業展開を期待します。

6. 市長への手紙、市民の声 令和元年度は610件であった市長への手紙、市民の声がコロナ関連のご意見の増加に伴い1095件と約1.8倍増加しています。ご意見に対する速やかな対応と、お寄せいただいたご意見を真摯に受け止め、市政に反映するよう求めます。

7. 庁用車管理事業 令和2年度は新型コロナの影響で稼働率が66%に減少しています。 稼働率70%が望ましいとの事ですが、庁用車の適正配置のため更なる調査研究を求めます。

8. ミレニアムセンター佐倉市民防災啓発センターは、既に廃止の決定がなされていますが、依然として今後の計画が不透明な状態が続いています。京成佐倉駅直結という好立地を生かした一刻も早い事業開始を期待します。

9. 出張所・派出所管理運営事業 令和元年度と比較し、各種証明書発行枚数が約3千枚減少しています。自動交付機の導入、職員の再配置等、経常的経費の削減のための取り組みを求めます。

10. 介護人材保健対策事業 人材確保は現場にとって切実です。非常に有効な事業と考えますので、更なる事業の拡大を期待します。

11. 高齢者見守り事業、高齢者安全運転装置促進事業 令和2年度で事業は終了しましたが、市民ニーズにこたえ、令和4年度の再事業化を求めます。

12. 小・中学校給食施設整備事業 令和元年度と比較し、令和2年度の決算額はわずか35%にすぎません。一刻も早い施設整備を求めます。

13. 住生活基本計画推進事業について 定住人口の促進に関して、佐倉市の先進的な取り組みを評価致します。応募者全員に補助が行き渡る是正措置への努力と、近居・同居住み替え支援事業補助金等、1件当たりの補助金の減額については、見直しを求めます。

14. 後期高齢者人間ドック助成事業 健康保険課
令和元年度決算額と比較すると約100万円減額、助成利用者も99人減少しています。事業目的・効果にもあるように、疾病予防等による医療費削減効果が期待できます。 助成金増額を含め利用者増に努めることを求めます。

15. 佐倉市の上水道事業に関しては、水源確保が重要となっています。千葉県の地盤沈下による地下水のくみ上げ制限により、八ッ場ダムや霞ケ浦導水による受水が原水価格を押し上げる構造になっています。受水費の削減については、今後も注力をお願いいたします。

最後までお読み頂きありがとうございます😊 




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