デイジー～DAISY～アナザーバージョン

10月9日追加
いまになって気がつきましたが、私が見たのは、日本で言われている『アナザーバージョン』でした。ウソン氏の独白からはじまります
これから、インターナショナルバージョンを見ます。


これ、思ったより、全然よかったです。
見ていない方は、この秋お奨めです。
なんていうのかな、大人の香りがする大人の映画だと思う。
全編ヨーロッパで撮影しているからだけじゃなくて、雰囲気そのものがヨーロッパ映画のようです。
わざわざヨーロッパに行かなくてもいいんじゃない？なんて、言う作品もありますけど、これは、全編ヨーロッパで大正解です。
メロドラマなんだけど、品のある大人のメロドラマっていうか、
主人公の3人3様に、控えめな愛なんだけど、それが、なんとも切なくて、だけど、映画としては、とてもいい感じなんですよね
主人公が暗殺者なんで、バンバンうち合いもあるんだけど、
どこかしっとりしているのは、監督(アンドリュー・ラウ)の持ち味なのかな。
これは、TVドラマじゃなくて、映画です。そして、『ちゃんと映画を見た』という気になります。


アンテークショップを営む祖父と絵を描きながら過ごしている女性。
その彼女に、姿を現さないままデイジーを毎日とどける殺し屋。
その彼女の前に、デイジーの花をもってあらわれたのが、それを追うインターポール。
彼女は、彼を待っていた人を思い、恋をする。
それを、否定もせず、受け止める男。
そして、それを、遠くて見守りながら、彼女を幸せを祈る殺し屋。
でも、そのままでは、終らなかった…

という感じでしょうか。

2回も見てしまいました。
最初は、字幕なしのものをみて、そのウソン氏の、語りに聞きほれ、
画面の美しさをながめ、俳優たちのｈ
（英字)字幕付きをみて、やっぱり、意味がわかったほうが、全然よかったです。
当たり前か…でも、話す台詞も沁みるんだ。。。
ストーリーはなくても、大体わかるんだけど、
2回目に台詞を読んだとき、泣いてしまいました。。。

俳優もよかったです。男優二人が大人の男だから、よかったのかな～。
どんな風によかったのかネタバレになるので、下に書きます。


韓国公式HP
ポスターをクリックすると入れます。
GALLERYをクリックすると、Poster making も見られます。
これもいい。
ポスターもwallpaperもかっチョよくって、全部頂きました。。。

全部こんな感じですぅ～。

日本公式HP
予告編はtrailersで見てください。

ウソン氏の台詞ではじまる『消しゴム』の予告編を見たとき、
すっかり持っていかれたことを思い出しますわん。


日本版DVDは、10月27日発売。ということは、まだレンタルしてませんか。。。ぅ～ん、残念。でも、ぜひぜひ、楽しみに待っていてください。
デイジー　DVD

それまで、これでも見ていてくださいね。
ミュージックビデオ
6分半もあって、映画の中にない場面も出てきたりします。
私は、こういうので見た気になってしまいますが、
この映画に関しては、本編のほうが何倍もいいです。

まさしくテイーザーだわね。。。すいません。

レンタルが始まったときにまた、語りましょう～。


チョイネタバレ


俳優がどう良かったかというと、
3人ともとてもうちに秘めた押さえた演技をしているのですが、

チャン・ヒジョンが演じるへウォンは、途中流れ弾に当たって、声を失うのですが、そのせいで、恋人に会えなくなってしまう。
「声を失ったより、彼に会えないのが悲しい」と、台詞はないんだけど、(モノローグはありますが）

イ・ソンジェは、間違いなく大人の男だと思いました。

やっぱり、ウソン氏はいいです。
見つめる表情が沁みるのよね～。
初めて彼女を家に呼んだときの、なんとも落ち着かない様子とか、表情とか。
口が読めるんだよって、彼女に言うときの表情とか。
このとき、顔に太陽の光が当たっているんだけど、その場面もよかったな～～。
男が彼女に近づいたときのちょっといラッと来た表情とか。
そして、やっぱり、その語りは、秀悦です。

といいますか、ウソン氏はやっぱり、カッコいいです。素敵～～。