長岡技術科学大学 山本研究グループ

長岡技術科学大学 生物系 山本麻希 研究グループのHPです。

第4回粟島クリーンアップ作戦

2011-06-20 15:12:08 | 日々ブログ
いってきました。
第4回粟島クリーンアップ作戦!

今年もたくさんの学生さん達と一緒に海ゴミを拾ってきました。
小倉町という日本海に面した海岸には、昨年あんなに拾って綺麗にしたはずなのに
再びゴミの山が。。。。
今年も晴天に恵まれ、気持ちよくゴミを拾うことができました。

合計4.2トン。

これで夏、小倉町の海岸で気持ちよく泳ぐことができます。

海ゴミは、こうして海岸に漂着するのは全体の1割、
残りはすべて海に沈むか、海流にのって、ゴミの墓場とよばれる
海ゴミのたまり場に行き着くのだそうです。
プラスチックは分解されないし、POPなどの有機塩素系の有毒物質を吸着します。
それを、餌と間違えて、海鳥やカメが食べて、死亡することもあります。
釣り糸は動物たちの足や首にからまって、足を切り取られてしまうこともあります。

人間が出したゴミがこうしていろいろな影響を与えているのを考えると
人間の業について考えさせられます。
私たちが拾ったゴミはごくわずかですが、
こうした活動に来てくれた若い人が、この意味を考えてくれることは
今日の清掃活動以上の価値があると思っています。

今年はたくさんの伝説も産まれました!
いやーたのしかった。
来年も是非、参加して下さいね!








最後の写真撮影。
農工大からの参加者やOBで東京から来てくれたメンバーが一つ先の高速船で帰ってしまい、
一緒に集合写真が撮れなくて残念でした。
今年の技大+混成チームの参加者は、43名でした。
本当にみなさん、お疲れ様でした!!




ツキノワグマの特定鳥獣保護管理計画

2011-06-16 09:54:05 | 日々ブログ
新潟県の県庁HPで、ツキノワグマの特定鳥獣保護管理計画へのパブコメの募集が始まりました。
6月14~7月4日の消印まで有効。

素案を厳しい目で見つめ、疑問があれば是非御意見を出して頂きたいと思います。

http://www.pref.niigata.lg.jp/kankyokikaku/1305147624898.html

私も検討委員会の一人ですが、今回の特定計画には、保護管理のための対策の詳細を盛り込まないタイプの
素案となっており、この案を実際に誰がいつまでに具現化できるのか?
という点が希薄で、私自身、委員をしながら常にその問題について疑問を投げかけてきました。
御承知の通り、新潟県は大型野生動物の調査を実施できる専門機関を持たず、
また、被害対策支援の専門官がいない県です。
クマの個体管理、被害対策は、高い専門性が問われるため、
長野県では、全県を4つの地域にわけ、それぞれの地域にクマ専門対策員を置く措置を取っています。

県はこの保護管理計画を実践するためのマニュアルを別途作成中ですが、
こちらは多くの県民の皆様に公開になる機会はありません。

多くの皆様からこの素案でいいのか、この目標を達成するための体制が新潟県にあるのかどうか、
疑問を投げかけて頂くことで、実施体制がより整った形となるはずです。

多くの皆様からの御意見を期待しております。

6月の講演会情報

2011-06-13 15:14:54 | 講演会情報
6月の講演会情報です。


日時 6月17日(金)午後6:00~

主催 阿賀野市猿害対策連絡会議

場所 村杉ふれあいセンター

演題 【地域で取り組むサル被害対策】


日時 6月23日(木)午後1:00~

主催 三面川鮭産漁業協同組合

場所 三面川鮭産漁業協同組合事務所 3F 会議室

演題 カワウの被害対策について