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Tシャツとサンダルの候

風と霧のくじゅうを行く その2


天狗ヶ城から中岳へ。



霧の岩峰を登れば、




あーら不思議。

標識周辺だけ晴れ間が。

だがそれも一瞬で終わり、霧と強風の中、山飯を済ませる。



中岳を降り、霧の中を御池方向へ。




御池到着と同時に、霧が見る間に撮れてきた。

この日のくじゅうは、まことに目まぐるしい。



考えてみればここまで、あの高校生の集団以外、誰とも会っていない。

こんなくじゅうも珍しい。



星生崎の岩峰が見えてきた。

予定では、星生崎から星生山を経由して扇ヶ鼻の予定だが・・・


どうしようか。


少し左膝が我儘を言い出したし、キャンセルして西千里を行くとするか。



久住山斜面と中岳方向からの合流地点。

高校生最後のグループだろうか。

斜面を下りている最中である。



避難小屋を過ぎ、岩場に差し掛かると、女子高生渋滞である。

まあ、声変わり男子で渋滞しているより、100倍はいいけど。

後ろのオジサンなんか気にせずに、ゆっくり降りな。



西千里を行く。




小学生の団体とすれ違う。

夏休みに突入し、くじゅうは一気に若返る。



扇ヶ鼻分れに到着。

最後のひと登りだ。



シュロソウ




ノギラン




斜面一杯に広がるミヤマキリシマの株。

来シーズン、虫害からの回復はどうだろうか。



イブキトラノオ




シモツケ




扇ヶ鼻到着

連山一帯に重く垂れ込めていた霧は、下山する頃になり、ようやく薄らいできた。



眼下に久住高原を見て、下りるとするか。




山下りを、木段の久住山ルートを避けたのは、膝にとっては正解だが、

このルートの滑ること、滑ること。

雨上がりと言う事もあって、まるで滑り台である。

派手に2回、すっころんでしまった。



コバギボウシ




そして、山を降りた頃にはすっかり晴れるという・・・

所謂、アルアルである。



赤川温泉赤川荘。

2年前の水害で、一時休業を余儀なくされたが、その後再開。

現在、祝日と金土日月で営業している。

入浴料はちょっとお高く、1000円となっている。


おっと、誰も入ってないじゃん。

では、



チャポン



プアーーーー


コメント一覧

minou_yamatai
じっさいこの日は、ジジババは殆んど見てない。
あの日歩いたルートでは、私が最年長だったかも。
高岡俊介
一気に若返る!粋な台詞だ!
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