久々のくじゅう登山。
今回は、赤川登山口からアプローチする。
今年の3月、最後の冬山を楽しもうと、意気込んでここにやって来たものの、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/15/666247d6547436d25c7ebcbe7c35766c.jpg)
ハイカットとローカット、種類が違う山靴を片方ずつ持ってきた事に気づき茫然自失。
しかもそれは、ご丁寧にも右と右と言う始末だ。
そんな情けない理由で山登りを断念したのが、この登山口である。
季節は冬から夏へと変わったが、今回は前回のリベンジ登山である。
よし!
早速、山靴を履いて気合いを入れるとするか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/c8/e4de0cc65efa6a5d1477459e87a6c87d.jpg)
あ"!!
・・・なんて
嘘である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/9e/e92cc0feddf2e292e4aa7f125b624a09.jpg)
ほーらね。
玄関を出る際、3回は確認してきたのだ。
今回こそは、この駐車場から脱出できると確信している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/02/50e209edb44d5d35b35e3eebca734bf5.jpg)
赤川登山口からのルートは、扇ヶ鼻周りと久住山周りの二つだが、
膝に不安がある今、久住山ルートの木段を下るのだけは避けたい。
久住山ルートは登りで使い、星生山経由で、扇ヶ鼻から下山予定である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/c1/f76402618bab8d3ecd8c718a35a30ba3.jpg)
渡渉ポイントまでやって来た。
おっ!
梯子が新しくなっとる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/34/2dc86c7759ffa33fa05a79248dbd3c55.jpg)
おまけに立派な橋まで架かってる。
こりゃ有り難い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/0a/1c78957cf9c2bd37cc3e65af9c6ecf30.jpg)
早速、木段が始まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/28/641f49d6e0a82957d56ded3075022e33.jpg)
永遠に続くと思えてくる木段。
これを痛む膝で下るなんて、考えたくもないぜ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/ae/c706e7b258e5697721c61e15680a456b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/8b/b5c3ea9f8588ddcaacbb42d433d3f9e4.jpg)
中間地点付近で、木段は一旦下って行き、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/68/d56188bc426fcd8ee7b93e2558ffbff4.jpg)
そして再び登り返す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/e5/6b5250df47419ae6c7a37e281f91d357.jpg)
木段が終われば、ガレ場が頂上まで続く。
ヒーコラ (;´Д`)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/cb/a8f55acfa5a2bb3ddb8a19f9b278b454.jpg)
ヤマアジサイ
ほっと一息である。
しばし歩を停め休憩だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/aa/f00e5f8b9d5374a41bfa13dcef0bf706.jpg)
この付近から、風が猛烈に吹き出してきた。
爆風と言っていい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/af/88167d88d658dc7cccfd008bd4706f69.jpg)
久住山稜線。
数珠つなぎに高校生と思しき集団が歩いている。
「ワギャーーー!!」
「オワワワワ!」
体を持って行かれそうな爆風に怯える、声変わりしたてのガラ声が聞こえてくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/d3/5cd8cc1df5d6faf4eb988bd593a7a40e.jpg)
山頂とうちゃ、
お前ら・・・
集団で風よけかよ。
聞けば、福岡の有名進学校の一年生400人での登山らしい。
こりゃいかん。
もうじき久住山山頂は、高校生のルツボと化してしまう。
とっとと降りよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/96/c8dc98b6a14922b5a78c7f2b96073b78.jpg)
強風のせいか、少し雲間が出てきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/c9/40397ed7a344d878ab92dea379b75aa9.jpg)
久住山を下りた頃には、久住山稜線を、続々と登る少年少女の姿がハッキリと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/ea/c4fc37494df7378f6b1bf13bad5bea70.jpg)
天狗ヶ城と中岳方向。
うーん。
よし、予定変更だ。
天狗ヶ城と中岳に登ろっと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/27/25bde4a9819c47614042073db9021d39.jpg)
とは言え、晴れ間が出たのは一瞬。
すぐにガスガスである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/09/1afd9f251089ffb31d5421782b4a7a67.jpg)
まったく見えていないが、正面は天狗ヶ城である。
ガレ場をエッチラと登り、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/c5/752cec7a0e44426ebc4c71ff48d68fc9.jpg)
天狗ヶ城到着。
視界はやっぱりゼロか。
と、
思いきや、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/e4/81f1629b343688228ac65f1a809a077c.jpg)
ありゃりゃ。
10秒後には中岳がクッキリ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/21/368eaee03c05615c9cb7e054e7468deb.jpg)
だがしかし、その10秒後はこうである。
やれやれ。
続く