熱中症を防止するためには、暑熱順化という考えが大切になります。
暑熱順化とは、体を暑さに慣らしていくということです。暑くなり始めは負荷を小さくし、少しずつ負荷を上げていくことで熱中症になりにくい体になっていきます。若い人間の体はしなやかです。
クーラーのきいた部屋で過ごす時間ばかりになると、公式戦時に体が暑熱順化していない状態になり、熱中症のリスクが増します。昨年も今年も暑さ指数のため暑いなかで何日も練習できなかった公式戦でつらそうにしていた選手が多数いました。
熱中症にならないようによく体のことを知りましょう。暑さ指数が28を超えたからと運動を避け続けると、暑熱順化せず熱中症のリスクはむしろあがります。気をつけて下さい。
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