VS 豊中十三 1△1 PK7-6
予選リーグで三年生が試合中に2人けがをして、0-1で悔しい負け方をしていた豊中十三中との試合でした。
前回の試合のイメージもあるためか、立ち上がりに押し込まれる場面があり、ラインを高くする勇気をもてませんでした。立ち上がりの早い時間帯にシュートのこぼれ球への反応が遅れて失点することになりました。
失点したことで怖がらずにラインを上げるようになり、相手のコートで試合ができる場面が増えました。
相手選手の能力が高く、ゴールに向かえる場面は多くありませんでしたが、前半の終了間際にシュートのこぼれ球に反応して取り返すことができました。
後半も一進一退でしたが、互いにディフェンスをがんばったためにゴールを奪えずPK戦となりました。
一人目からサドンデスの上、後攻になってしまいプレッシャーのかかる状況でしたが、相手が決めた後にしっかりと決め続け、なんとか勝つことができました。
4人目までの三年生は顧問が順番を決めましたが、5人目以降の二年生の順番はベンチのメンバーにきいて決めていました。ベンチにいたみんなのおかげだと思います。
課題もありましたが、お互いにファールが少なく、自分たちのがんばり、相手のがんばりも含めて素晴らしい試合だったと思います。
次からはじまる府大会決定トーナメントのために振り返りをしておきます。
よかった点
・ディフェンス時の戦う姿勢はこぼれ球の反応に遅れた以外は、一試合を通じてよくがんばっていた。
・苦しい状況のなか、良い雰囲気で協力する場面が継続的につくれた。
・顧問が出張や宿泊引率などで練習をまったく見ることができていないのに、自分たちでしっかりと練習できている(素晴らしい力!)。
課題
・立ち上がりがもったいなかった。
・相手が来ていないのに雑にパスしてしまう(フリーなときはしかけて、相手DFをくいつかせて、ドリブル、パスで背中を取ろう)。
・ボールのコントロールが浮いてしまい、相手に寄せられて体格で負けてしまう(ファーストタッチがいいと相手を揺さぶることができる)。
・DFラインや中盤のビルドアップを怖がって蹴る場面が多くなってしまう(ボールをキープして動かす技術が高校でも、上の大会でも必要)。
・ボール保持者に対して、受け手の合図や動き出しが不足している。
・相手を怖がるあまり、ラインを高く保つ勇気がなくなってしまう(ラインを高くすることで、パスのサポート、回収、守の切り替えがスムーズに)。
・運動量を高く保つ体力、持久力をつけよう(食事、睡眠、生活リズム)。
プレーの判断は意識で変わります。コントロールはリフティングやジンガ、日頃の練習の意識で変わります。再来週から始まる(修学旅行の関係で今週になる可能性あり)トーナメントに向けて努力を続けましょう。