汐待ち ☆１

他人のそら似というのがありますが、
どこへ行っても姉妹に間違えられるのが彼女（左）
直美さんです。

どこをどうやったら、そんなに似るのかね～？
双子かと思った・・・。

行く先々で、会う人会う人に言われれるので、
美人の彼女には恐縮ですが・・・
なかなか良い気分です♪

顔のパーツがそっくりなわけでもないですし、
まぁ、本人に聞いたことはないけれど、
似たような人生を送ってきたのかもしれません。

彼女が、私と同じアナウンサーとも知らず、
ふとしたきっかけで、東京で出会って、
一緒に離島を旅するようになりました。

実の姉か、それ以上の心地良さにひかれて、
ついつい会いたくなる・・・。
そんな、なおなおの生まれ故郷、
今回は、広島県・尾道で待ち合わせ！

汐待ち ☆２

海の見える街は良いですね♪

こう配のある坂を上り下りしながらの散策は、
神戸で生まれ育った私でさえも音をあげるほどですが、
空気のおいしさに救われます！


文学の街、美術館、
尾道ラーメンを堪能しましたよ♪

また、古い町並みを残そうと、
地域再生に取り組む方々にもお会いしました。

今回、初めて尾道を訪れましたが、
地元の方のあたたかいおもてなしを受けて、
満喫することが出来ました！

それもこれも、なおなおのお陰！
彼女が生まれた街だと思うと、
瀬戸内のおだやかな街が、
いつまでもこのままでいて欲しいなという気持ちで
一杯になるのです。

汐待ち ☆３

今回も、離島に渡ることにしました。

尾道から船で約15分。
広島県の生口島を経て、
愛媛県の岩城島へ。

みねこ　「どうして、岩城島だったの？」

なおみ　「ご飯がおいしいから♪」

汐待ち ☆４

翌日は、島をあとにして、
広島県・福山市にある、
鞆の浦を散策することになりました。


尾道生まれの、なおなおは、
福山育ちでもあります。
彼女のおすすめの街をご一緒出来ることが、
これまた嬉しくてね♪♪

この風景、数多くのロケ地になっていますから、
どこかで観ているんですよね！？

汐待ち ☆５

宮崎駿監督が気に入って、ポニョのモデルになった街！

歴史があって、趣がある鞆の町並みは、
他にも、２時間サスペンスや、男達の大和、
＠カードのCMなどなど、
色んなロケ地になっています。

汐待ち ☆６

鞆の名産である、保命酒が作られていた、
重要文化財である太田家住宅を訪れました。

酒蔵や茶室のつくりは、
華美ではないけれども、豪華！
趣向のこらされた当時の様子を、そのままに知ることが出来ます。


また、この時期、
鞆のそこここで、おひな様を飾ろうという
取り組みが行われています。

蔵にしまわれていた年代物のおひな様を、
観光客は、民家の軒先で自由に楽しむことが出来るんです！


おひな様に誘われてか！？
ここで、まさかのサプライズ！
同じようにプライベートで訪れていた、アナウンサーの先輩に
ばったりお会いしましたよ♪♪

汐待ち ☆７

やっぱり港町が好きです！

なんだか、人が熱い！まっすぐだ！


散策の途中、
なおなおのお父さんが、昔買いに来たことがあるという
船具点をパチリ♪♪

きっと、このお店も、その当時のまんまなんでしょうね！

汐待ち ☆８

散策で冷えた体を温めようと、
誘われるように入ったカフェ♪

カフェの前は、理髪店だったそうです。

この街には、他にも、診療所のあとを利用したレストランなど、
家族の歴史をそのまま残すお店がみられましたよ♪

古いものの良さを残しつつ、
常に変化していく新しいものを融合させるというのは、
いつなんどき難しい作業ですが、
なんでしょう！？　この空間の居心地の良さは？？？

汐待ち ☆９

カフェの壁にある、
理髪店のときに使われていた、大きな鏡をみていると、
不思議な気分になってきます。

そこに映るなおなおと自分をみていると、
カフェのオーナーも、たまたま隣り合わせた地元の女性も、
双子じゃないかって（笑）

今回の旅行だけでも、６度も言われましたから、
もう慣れっこです♪

まぁまぁ、そんなたわいもない話しでもしていれば、
久しぶりの再会であろうが、何を悩んでいようが、
グチをこぼす必要もない・・・。
お茶を飲み終わるころには解決！

十分すぎるほど、旅を満喫したつもりでした♪

ぼーっと、アールグレイを飲んでいると、
鏡にはられた、映画「白椿」のポスターに気づきました♪

えっ！？
昨年、姫路で行われた試写会でお目にかかった、
秋原正俊監督の作品！！！

私の旅日記を他に読んで下さった方には、
多少おわかりいただけるかと思いますが・・・
こんな偶然も、何度も味わえば、もう納得してしまいます！

「あ～　またひいちゃったな」
監督のインタビューでの一言を思い出しました。

鞆もまた、色んな人の感性にひっかかる場所だということでしょう。

カフェのオーナーに、映画の撮影について訪ねると、
ちょうど私の座っている席で、撮影が行われたそうです。

汐待ち ☆10

旅が終わったら、また普通の日常に戻るのかな？

なおなおと旅に出るといつも、
リラックスしきりで、
夢から冷められないんじゃないかという気分になります。

むしろ、この良い気分にいつまでも浸っていたくて、
自宅に戻っても、ベッドで深～い眠りにつくんですよね