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らくかき帳

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NODA MAP

2006年01月21日 | シバイ


ついに関東にも雪が降ったねぇ。
出かける用事があったけど明日にして一日家におりました。
ようやく仕事も落ち着き、録画していたドラマも見れてスッキリ。

NODA MAP公演「贋作 罪と罰」を観てきました。
今回は客席が対面式で、ほぼ中央に能舞台を思わせるようなシンプルなステージと
ステージの下にはいろいろなデザインの椅子が置かれていた。
この椅子達が何もない舞台でいろいろな場面の大道具、小道具として使われて
見る方も想像力を働かせながら観ることになる。

見終わった直後は演出と役者のパワーに圧倒されて
なんだか打ちのめされた気分になった(こんな事今まで感じたことないのに)
野田さんって凄いなと。

さらに圧倒されたのは、松たか子san。
古田新太sanの笑わせようとしている努力も空しく(笑)
役の世界に完全に入ってた姿はものすごい集中力だと思う。
それをかなりの至近距離で観ていたから、緊張感がビシビシ伝わってきた。
参りました。

今回は舞台経験豊富な役者さんがほとんどだったから
安心して観ていられた気がする。

幸四郎一家でお姉さんの芝居だけは観たことないや。
しかし、すごいファミリーだ(笑)

良いもの観てきた

2005年10月16日 | シバイ


今日は日生劇場で『夢の仲蔵千本桜』、夜は試写会『ALWAYS』を観てきた。

『夢の仲蔵千本桜』で初めて松本幸四郎一門の芝居を観た。
歌舞伎役者を演じて、舞台裏で起きる事件と劇中劇をあわせて
歌舞伎だけど普通のお芝居のような解りやすい内容。
今とは違うだろうけど、奈落や楽屋の様子とか着付けのシーンとかあって
普段は見られない裏の様子が解るのも面白い。

座頭の仲蔵と弟子の此蔵は幸四郎親子で演じるから、なんともリアル。

劇中劇としての義経千本桜で初めて染五郎狐を観た。
今回は宙乗りがあって、なんと今日の席はその宙乗りして飛んでくる終着点の真横
染五郎狐がアタシに向かって飛んでくる(笑)
観るたびに気になっていたあの狐の衣装が間近で観れて嬉しかったなぁ
着地したと同時にスモークが出てきてワタシも一緒に煙に巻かれました(笑)ドロン
新感線のいのうえ歌舞伎を観るような感覚で気楽に観れる歌舞伎で面白かったな。


『ALWAYS』は東京タワーが出来た年の下町の様子。当時の生活が羨ましい感じがした。
今じゃ当たり前のテレビや冷蔵庫や洗濯機があの時代は揃ってる家庭が珍しい。
近所の人たちが集まってみんなでテレビを見たりして感動しあってる風景が
なんかいいなぁって思いながら見てた。
心が和む映画だね。

モーツァルト

2005年08月09日 | シバイ


残暑お見舞い申し上げます

日曜に帝劇で『モーツァルト』を観てきました。
ついにミュージカルまで手を出したか!?
いやいや、ちょっと気になったから観てきただけっす。

このモーツァルトは、こてこてのミュージカルって雰囲気じゃなかったから
普通の芝居と同じ感覚で観れた。
もちろん出演してる方々は、ミュージカルのベテランさんばかりなんだけどね。

特に山口祐一郎さんの歌声には心のなかで「す、すげぇ~~~」と連呼(笑)圧巻でした。
声量は半端じゃない。マイク通してだったから是非、生声で聴きたかった。

ストーリーはアマデウスや私の知ってるモーツァルトの話とは違う視点で
描かれていた。家族がテーマだったのかな。
あの有名なサリエリは登場しなかったし。
しかもモーツァルトはジーパンにシャツと他の出演者が中世な雰囲気の中で一人現代人な衣装。
それもおもしろい。それから小さい頃のモーツァルトがずっと側にいて台詞は無いけど
重要な役所。少年の演技もなかなかだったな。

主役のモーツァルトはWキャストで私が見にいったのも中川晃教くんが出ていたからで・・・
去年の新感線のミュージカルで初めて歌声を聴いて、また聴いてみたいと思ったから。
とにかく彼の声量もすごい。
でも、SHIROHの曲の方がインパクト強かったかも・・・。

それと同じSHIROHにも出ていた吉野圭吾さんの目立って熱い芝居がおかしかった。

だからって、ミュージカルは、はまらんぞ(笑)


社会人のための歌舞伎鑑賞教室

2005年07月21日 | シバイ


学生時代に戻って・・・国立劇場へ行ってきました。
私が通っていた学校では無かった気がする・・・。

近代的な歌舞伎座って感じでビックリ(初めて入った)
桟敷とか無いからちょっと殺風景な感じもしたけど。

まず始めに「歌舞伎のみかた」として舞台装置からお囃子、型などを解説してくれる。
解りやすく時には笑いも交えて(笑)
お客さんも参加しましょうってことで、大向うの「○○屋!」と言う練習(笑)
実際には言えないけど一度言ってみたかったから、ちょっと嬉しい。

解説に続いて実際の演目を観るんだけど、今回は舞台袖には浄瑠璃の字幕付き。
(どこかで体験したぞ。これは電光掲示君だ(笑))

演目は「義経千本桜」の一幕。
佐藤忠信から狐へと早変わりの後は、いろんな所へ身を隠したり意外な場所から登場したりと
最後はスーパー歌舞伎な宙づりで花道の上を飛んでいく・・・。

体育会系な運動量で驚かされっぱなし。
5月にも同じ演目を観てるんだけど、役者やお家によって違うものなんだなぁって
見比べることが出来て面白かった。

エンタメ連休

2005年07月19日 | シバイ


梅雨が明けたねぇ(^.^)
夏だ~~~。

と叫びつつインドアな活動(笑)
土曜日は知り合いの知り合い・・・が芝居をやるってんで観てきました。
場所は下北。小さな劇場。
ストーリーは新居まで購入したのに婚約解消されてしまった、男性がネットでルームシェアを募集して、そこに集まってきた男女6人?7人8人?の話。
共感できる部分もあり、だんだん住人達の正体がバレていく所とか、なかなか面白かった。
とにかく舞台と客席が近いこと。熱気ムンムンの会場だったなぁ(いろんな意味でね)
終演後、夜風が吹き抜けるお店で乾杯。うまいっ!

日曜日は録画しておいたやっぱり舞台を見る(笑)
笑えるしホロッとさせる、なかなか良いお話だったな。
夜はキューバ戦で燃え尽きる・・・。

月曜は、シアターコクーンで大人計画の『キレイ』を観賞。
大人計画のミュージカルって??ちょっと不思議に思いながらも開演を待つと・・・
通路に酔っぱらった松尾スズキ(笑)前説的な登場。この日はカメラが入ってて、ちゃんとやらなきゃみたいなことを言ってた。
今回の主演だったはずの酒井若菜の代役で鈴木蘭々になってたんだけど、久しぶりに見た彼女は大人っぽくなってた。そして歌うまい!
そして劇団員のみなさん普通に芝居してる(笑)なんかいつもの公演より真剣な感じがしておかしかった。
うまく説明出来ないのだけど、すごいもん観たなって感じがする。
感動っていうんじゃなくて結末をみて安心したっていうか。。。。
1回じゃ消化しきれない芝居だ。