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らくかき帳

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「宿命」

2004年12月16日 | ドクショ


東野圭吾著
26日にWOWOWでドラマが放送されるからネタバレはしないけど
同級生と元恋人と3角関係にさらに殺人事件って一見ありがちな内容?
かと思いきやラストにビックリな事が。確か2度驚いたと思う。

読み終わった後に思わず「そうきたかぁ」とつぶやいたくらい。
果たしてドラマでこの驚きを感じられるかどうか。

それにしても東野作品っていろいろ映画化されたりしてるね~
まだそれほど読んでないんだけど、意外な展開だったりするのが多い。
それも読んだ物はだいたいが人に関わる出来事。
秘密とかは事故で母親と娘が入れ替わっちゃったり
来年公開される映画は脳移植の話だし。

とりあえず、宿命のドラマ化を楽しみにしよう。

「火怨」

2004年12月06日 | ドクショ


高橋克彦著
東北の英雄アテルイと朝廷軍との戦いの話。
歴史小説なんてそれまで読んだことなかったのに
アテルイという舞台を見たのがきっかけで読んでみた。

涙をボロボロ流して読んだのなんて生まれて初めて
電車の中で読んでたりしたけど、とても読めない。

何万という敵を相手に地の利を活かして戦い勝利するのは
読んでてスカッとするんだよね。
最後は長い戦を終わらせるため蝦夷の為に
参謀でもある母礼と二人処刑されてしまうんだけど
もうラスト数ページは泣きながら読んだ。
唯一朝廷軍で蝦夷を対等にみていた坂上田村麻呂もいい

この本がきっかけで東北に興味を持ち縁の地を巡りをして
ついこの間も京都・奈良とまたまたアテルイと関係のある場所へと行ってきた。
奈良の大仏さんを見たときは「アテルイも見てるんだよな~」なんて思ってみたりして
なんでここまで心を動かされたのか・・・。ナゾ
しかも1冊の本を何度も読んだのも初めて。表紙もすり切れてた(笑)

あとがきにこの本のことを話し出すと熱くなってしまうって
書いて会ったけど、ホントそう(笑)
初めて読み終わった時、友達に熱く語りまくった私。

あ~また読みたくなった。