
『堀部安兵衛』上下巻 池波正太郎著を読んだ。
きっかけは今日初日を迎えたPARCO歌舞伎「決闘!高田馬場」を観に行くにあたって
どんな話か知らなかったから。
堀部安兵衛の名前くらいは「忠臣蔵」のドラマとかで知ってるけど、
(キムタクも演じたことがあるらしい・・・)
高田馬場で決闘があった話しは初めて聞いた。
それと最近は原作がある芝居を観にいく時は、原作を読むようにしてる。
ある程度、筋がわかってた方が舞台の世界に入りやすいしね。
そんな訳で今回も買ってみました。
(新刊コーナーに平積みされてて見つけやすかったわ)
初めて池波正太郎作品を読んだんだけど、
テンポも良くて読みやすい。
最近は時代物を多く読んだり観たりしてるせいか
情景が浮かびやすくなっている事に気づく(笑)
高田馬場の助太刀シーンもなかなか迫力ある立ち回りを想像出来たし・・・
新感線の芝居の影響力大(笑)
と、読み終わった後に実際観る芝居のあらすじを見たら
この本とは設定が違ってた・・・(゜_゜;)あははは
まっ、いってことよ。高田馬場の事がわかったし。
たくさん登場人物が出てくるけど読んで俳優さんが浮かんだのは
大石内蔵助=吉右衛門さん(ピッタリ!)だけだった。
残念ながらこの小説のイメージだと
堀部安兵衛=染さん(ちょっと細めかな)にはならなかったなぁ。
さ~て次は「マクベス」でも読むかな?