所変わってフランスのパリ。ここにも伝統の技を守り現代に伝える場所があります。
ルーヴル美術館のカルコグラフィーアトリエ(l'atelier de chalcographie du musee du Louvre)では、ルーヴル美術館グラフィック部門が所蔵する13000以上の銅版画原版が管理されています。
2004年秋、私は一般公開されていないこのアトリエを訪問する機会に恵まれました。半地下の所蔵庫には17世紀から現代までの銅版画原版がこのように整然と並べられています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/87/e6c9e4912376da387f4ae205eeff74ce.jpg)
それぞれの原版は酸化防止のためのグランド(ニスの一種)が塗られ、ボール紙で包まれていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/82/e9e18dc71fa62b756b2e2b56ebd717ec.jpg)
1階のアトリエには複数のプレス機が備え付けられており、熟練の刷師達が銅版画原版を用いて今も作品を刷り続けています。
完成した作品は、ルーヴル美術館のミュージアムショップ等で求める事ができます。ちなみに100ユーロ(約16000円)までの入手しやすい価格帯の作品が多数準備されています。
なお、カルコグラフィー(chalcographie)は、銅版彫刻術を意味する言葉ですが、銅版画アトリエ及びそのコレクションも指します。
カルコグラフィーアトリエのサイト
仏語のサイトですが、画像が沢山あり、作品の検索もできます。
ルーヴル美術館のカルコグラフィーアトリエ(l'atelier de chalcographie du musee du Louvre)では、ルーヴル美術館グラフィック部門が所蔵する13000以上の銅版画原版が管理されています。
2004年秋、私は一般公開されていないこのアトリエを訪問する機会に恵まれました。半地下の所蔵庫には17世紀から現代までの銅版画原版がこのように整然と並べられています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/87/e6c9e4912376da387f4ae205eeff74ce.jpg)
それぞれの原版は酸化防止のためのグランド(ニスの一種)が塗られ、ボール紙で包まれていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/82/e9e18dc71fa62b756b2e2b56ebd717ec.jpg)
1階のアトリエには複数のプレス機が備え付けられており、熟練の刷師達が銅版画原版を用いて今も作品を刷り続けています。
完成した作品は、ルーヴル美術館のミュージアムショップ等で求める事ができます。ちなみに100ユーロ(約16000円)までの入手しやすい価格帯の作品が多数準備されています。
なお、カルコグラフィー(chalcographie)は、銅版彫刻術を意味する言葉ですが、銅版画アトリエ及びそのコレクションも指します。
カルコグラフィーアトリエのサイト
仏語のサイトですが、画像が沢山あり、作品の検索もできます。