VANDER情報局

湊七雄のブログ

ひだのあるもの

2007-06-28 | Weblog
展覧会情報@現在開催中!!

三上 愛 作品展
「ひだのあるもの」



2007年6月25日(月)~30日(土)
11:00a.m.~7:00p.m.
(最終日は5:00p.m.まで)

ワコール銀座アートスペース
〒104-0061 東京都中央区銀座5-1-15
第一御幸ビルB1
電話03-3573-3798

三上さんは染色が専門の作家さんですが、その粋を超えた多様な表現に取り組んでおられます。DMの作品には、ミシンで作った「ひだ」が施された和紙が用いられています。

gray-scape

2007-06-28 | Weblog
展覧会情報:

砂糖を用いた壁画で知られる美術作家で、現在京都造形芸術大学のレジデンスで京都に滞在中の佐々木愛さんから個展のお知らせが届きました。
彼女の詩的な造形世界がどのように展開されるのかとても楽しみです。

ちなみに、(時期は異なりますが)佐々木さんも私もスウェーデンのヴァーランド芸術学院Valand School of Fine Artsで学んだ経験があります。


佐々木愛/個展「gray-scape」
2007年7月9日(月)~7月28日(土)10:30-18:30
日曜祝日休廊

*会期中公開制作7月9日から20日予定

Galerie Aube ギャルリ・オーブ
606-8271 京都市左京区瓜生山2-116
京都造形芸術大学 人間館1F
電話075-791-9122
http://aube.kyoto-art.ac.jp/

カルコグラフィーアトリエ

2007-06-13 | Weblog
所変わってフランスのパリ。ここにも伝統の技を守り現代に伝える場所があります。

ルーヴル美術館のカルコグラフィーアトリエ(l'atelier de chalcographie du musee du Louvre)では、ルーヴル美術館グラフィック部門が所蔵する13000以上の銅版画原版が管理されています。

2004年秋、私は一般公開されていないこのアトリエを訪問する機会に恵まれました。半地下の所蔵庫には17世紀から現代までの銅版画原版がこのように整然と並べられています。



それぞれの原版は酸化防止のためのグランド(ニスの一種)が塗られ、ボール紙で包まれていました。


1階のアトリエには複数のプレス機が備え付けられており、熟練の刷師達が銅版画原版を用いて今も作品を刷り続けています。

完成した作品は、ルーヴル美術館のミュージアムショップ等で求める事ができます。ちなみに100ユーロ(約16000円)までの入手しやすい価格帯の作品が多数準備されています。

なお、カルコグラフィー(chalcographie)は、銅版彫刻術を意味する言葉ですが、銅版画アトリエ及びそのコレクションも指します。

カルコグラフィーアトリエのサイト
仏語のサイトですが、画像が沢山あり、作品の検索もできます。

伝統木版技術実演会

2007-06-12 | Weblog
東京のアダチ版画研究所で行われた浮世絵の摺り実演会に参加しました。
摺師として50年のキャリアをお持ちの仲田昇さんの素晴らしい技術を間近で見せていただく事ができ感動しました。「目からウロコ」とはまさにこのこと!
ヨーロッパで木版画を学んだ私にとっては遠い存在だった浮世絵の世界が、急に身近になりました。

アダチ版画研究所/アダチ伝統木版画技術保存財団では、日本が世界に誇る伝統芸術である浮世絵を後世に伝えるため、技術の保存育成の他、多彩な啓蒙普及活動を展開しています。

アダチ版画研究所
〒161-0033  東京都新宿区下落合 3-13-17
TEL: 03-3951-2681  FAX: 03-3951-2137
http://www.adachi-hanga.com/


echo

2007-06-06 | Weblog
個展情報

この秋、東京表参道で近作(PVCエッチング)を発表します。

湊 七雄 個展 - Echo -
Shichio Minato Exhibition | Echo
2007年9月10日(月)~ 9月15日(土)
12:00~19:00(最終日17:00)

表参道画廊
Galerie Omotesando
東京都渋谷区神宮前4-17-3 アーク・アトリウム B02
TEL/FAX:03・5775・2469
http://omotesando-garo.com/