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湊七雄のブログ

Shichio Minato Exhibition | Overlapped Scene | Galerie Omotesando, Tokyo

2013-06-13 | Exhibition Info
<Exhibition Info>


Shichio Minato | Overlapped Scenes
1 July-13 July 2013

Galerie Omotesando presents Shichio Minato’s new series entitled “Overlapped Scenes” 1 to 13 July 2013, at Galerie Omotesando, 4-17-3-B03 Jingumae, Shibuya, Tokyo, Japan Exhibition open everyday except Sundays, from 12:00 to 19:00 (last day closes at 17:00)

Opening Reception: Monday 1 July 2013, 18:00-20:00

About Trait d'union 21
"trait d'union" means hyphen in French and is used to show the meanings of "connect" or "bridge". "trait d'union" was set up to support the creators who have gathered to the Omotesando gallery in Tokyo to express their ideas about new art in the 21st century through their activities. It aims to connect individuals and corporations and go beyond the genres of art, theatre and music. By so doing, it hopes to enliven art scene for the next generation and send a message to the society that we have endless possibilities.


Artist Comment
My aim in participating in the "trait d'union21" was the discovery of new materials. After several months exploring a few different possibilities, I finally arrived at the familiar material of paper. I wanted to take a new approach to paper, this material that's so familiar to us and yet so profound. The inspiration I receive from the materials has always been important to me when creating new art pieces. When I quietly face a white piece of paper, I imagine the scenes and motifs that will be crystallized on it.

The MO Paper and GAMPI I'll be using this time are both handmade Japanese papers with a 1500 year-old tradition that originated in what is now Fukui. Five years ago I discovered MO Paper, a top grade printmaking paper produced by Keiji OKI, and two years ago I discovered GAMPI, an incredibly thin and elegant paper produced by Umeda WASHI Ltd.. MO Paper shows color very well and supports my freedom in the expression of color. GAMPI, which is a new material for me, is transparent and brings a soft light to my creations.

For this "Overlapped Scenes" series, around 10 pieces will be created in pairs. The series will be developed based on several images brought out by the possibility of this material called paper.


About the Artist
Shichio MINATO
1972 born in Mie, Japan
1997 Guest student at Valand School of Fine Arts, Gotenbourg, Sweden
1998 Graduated with BFA in painting from Kanazawa College of Arts, Japan
2000 Graduated with MFA in printmaking from Royal Academy of Fine Arts, Gent, Belgium
2003-05 Resident artist at Saint-Etienne School of FIne Arts, France
2006- Works and lives in Fukui, Japan



湊 七雄展|重なる景色|表参道画廊 Trait d' union 21

2013-06-12 | Exhibition Info
<展覧会のご案内>
湊 七雄展|重なる景色

日時:2013年7月1日(月)ー7月13日(土)    
時間:12:00-19:00 ( 最終日12:00-17:00)
会場:表参道画廊    
東京都渋谷区神宮前4-17-3 アークアトリウムB02 
http://omotesando-garo.com

協賛=梅田和紙株式会社
   MO水彩紙沖桂司
協力=株式会社杉原商店
後援=ベルギー大使館
企画=表参道画廊

オープニングレセプション:  2013年7月1日(月) 18:00-20:00 (初日オープニングのみ開廊時間延長)

Trait d'union21について
“trait d'union”とは、フランス語でハイフンのことで、“連結”、“橋渡し”といった意味に使われます。
“トレ・デュニヨン”は、表参道画廊を拠点に集ったクリエーターを中心に、21世紀の新しいアートを考え、表現していこうという活動と、そうしたクリエ-タ-の支援を目的として発足されました。美術、演劇、音楽などジャンルを越えた領域で、個人と法人企業の新しい出会いからア-トシ-ンの活路を導き出し次代を探り社会に向けて様々な可能性を発信することを目指しています。



作家コメント
制作に際し、これまで私は素材から得るインスピレーションを大切にしてきました。
心静かに白い紙に向かい合うと、そこに描かれるべき景色やモチーフが浮かび上がるのです。

trait d'union21に参加するにあたり、私は新しい素材との出会いを求めました。幾つかの可能性を探りながら 数ヶ月間が過ぎ、結果的にたどり着いたのは馴染みのある紙素材でした。身近でありながら奥深い「紙」という 素材に心新たにアプローチしたいと思ったのです。

今回用いるMO紙と雁皮紙はいずれも1500年の伝統を誇る越前で生まれた手漉きの和紙です。5年前、 沖桂司さんが漉く高級版画用紙MO紙に、そして2年前に梅田和紙さんが漉く極めて薄く上質な雁皮紙に 出会いました。MO紙はとにかく発色がよく、色表現における自由を支えてくれています。私にとっては 新しい素材である薄手の雁皮紙は透過性があり、作品に柔らかな光をもたらしてくれました。

今回のシリーズ「重なる景色」はそれぞれが対になった作品約20点で構成されます。紙という素材の もつ可能性から導きだされた幾つかのイメージをもとにシリーズを展開させます。

湊七雄 x 野中 正行 コラボレーション展(東京・表参道画廊)

2012-01-28 | Exhibition Info
<展覧会情報>

湊七雄×野中正行 コラボレーション展|出合いの入り口


日時:2012年2月13日(月)ー2月25日(土)    
時間:12:00-19:00 ( 最終日12:00-17:00)
会場:表参道画廊    
東京都渋谷区神宮前4-17-3 アークアトリウムB02    
http://omotesando-garo.com
オープニングレセプション:  2012年2月13日(月) 17:00-19:00

企画:表参道画廊
後援:ベルギー王国大使館




Encounter | an Experimental Exhibition: Visual-Sound Installation
Collaborated with
Shichio Minato (landscape) and Masayuki Nonaka (soundscape)

Mon. 13 to Sat. 25 February 2012 at Galerie Omotesando, Tokyo
B02, 4-17-3 Jingumae, Shibuya, Tokyo
info: 03.5775.2469

Opening Reception: 17:00-19:00, Monday 13 February 2012




絵が動き、音が動く
「出合いの入り口」に対峙したとき
心が動いた

自然の神秘性を平面作品として具現化しようとする美術作家・湊七雄と、
自然の営みを音として記録し再現するレコーディングエンジニア・野中正行の
実験的なコラボレーション展。
湊と野中は、お互いが出会うべきして出会ったと語っている。
表現手法は異なるものの、共通した作品づくりのベクトルを持っており、
今回のコラボレーションへと発展した。
本展では、2011年11月に二人が揃って取材をした、東京都檜原村「神戸岩(かのといわ)」
という「場」を、視覚表現と音で再構成する。
マルチステレオを用いて再現される繊細でダイナミックな音場が、
版画とオーガンジー(極薄の布地)を用いたドローイングインスタレーションに響き合う。


http://omotesando-garo.com/link.12/minato+nonaka.html




日本ベルギー版画国際交流展

2011-11-16 | Exhibition Info
世界的にもレベルの高いベルギー現代版画とともに、今や世界に誇るべき日本の版画をご紹介する催しです。本展は春に行われた「ベルギー&日本 当世版画交流展 ~ Part 1 ~ 」の続編で、展示されている魅力ある作品は、来年に予定されているベルギーでの展覧会でお披露目する予定です。版画は文化のアンバサダーとおっしゃった方がいらっしゃいますが、まさに国際交流がこれほど、しかも作家の手によってなされているジャンルは他にありません。京都の地には日本の文化の先駆けがいつも登場してきました、同じようにベルギーにも時代を先取りする、しかも、技量に裏付けられたクリエーターが登場してきました。洋の一方の大きな印刷芸術の流れを汲む日本の版画との交流は今後両国の文化に重要な1ページを刻むに違いないと信じるものです。この展覧会では、そういった進取の気性を肌で感じ取られる事を願います。どうかご堪能いただきたいと存じます。

■展覧会概要
展覧会名称:日本ベルギー版画国際交流展
会期:2011年11月18日(金)-12月11日(日)
開館時間:11:00~19:00(入館は18:45まで)
休館日:月曜日
会場:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
住所:京都市中京区堀川御池北東角(京都市立京都堀川音楽高等学校移転地内)
観覧料:無料
主催: 京都市立芸術大学 / プリントザウルス国際交流協会
後援:ベルギー王国大使館 / Embassy of the Kingdom of Belgium


■出品作家
安芸真奈 / 安東菜々 / 出原司 / 上田のり子 / 遠藤竜太 / 太田真理子 / 大手仁 / 大山恵美子 / 片山みやび / 河内成幸 / 岸雪絵 / 木村秀樹 / 清野耕一 / 黒柳正孝 / 斉藤武士 / 澤田祐一 / 園山晴巳 / 竹内佳奈 / 田中栄子 / 田中孝 / 西川肇一 / 正井尊 / マツモトヨーコ / 水谷昇雅 / 望月厚介 / 湊七雄 / 三宅砂織 / 吉田司 / 山本寛子
Anais Lera / Christophe Meul / Els Vekeman / Enk de Kramer / Geert Opsomer / Guillaume Bouges / Goedele Peeters / Ingrid Ledent / Ivan Willemyns / Joris Martens / Linda Vinck / Wim Van Cauwenberge / Marnix Everaert / MarieAnge Demuysere / Maurice Pasternak / Orry De Sousa Barbosa / Sanja Tomic / Thomas Amerlynck / Veerle Rooms / Vladimir Ivaneanu

■関連事業
・11/15(火 / 13:00-17:00予定)
ワークショップ:「Ingrid Ledent によるワークショップ」
会場:京都市立芸術大学版画専攻実技室
お問い合わせ先:京都市立芸術大学 教務学生支援室 075-334-2220
・11/18(金 / 13:00-15:00予定)
講演会:「Ingrid Ledent による講演会」
会場:京都市立芸術大学
お問い合わせ先:京都市立芸術大学 教務学生支援室 075-334-2220

以上、<http://www.kcua.ac.jp/gallery/exihibition>より引用

 

11/18(金 )13:00-15:00に予定されている、Ingrid Ledent(アントワープ王立美術アカデミー教授)の講演会ですが、私が通訳することになっています。
先日福井で打ち合わせをしましたが、興味深い内容の講演になると思います。展覧会場と場所が異なりますが、ぜひお越し下さい。



福井大学 教育地域科学部 美術教育サブコース/大学院 卒業・修了制作展2011

2011-02-15 | Exhibition Info
卒業生、修了生の集大成となる展覧会です。
指導にあたった学生ひとりひとりにそれぞれのドラマがあります。今年も力作揃いですので、ぜひご覧頂ければと思います。


福井大学 教育地域科学部 美術教育サブコース/大学院
卒業・修了制作展2011

会期:2011年2月16日(水)-2月20日(日)
会館時間:9:00-17:15(最終日は16:15まで)
会場:福井市美術館[アートラボふくい]2階 企画展示室

出品者:川井優美絵 津嶋美穂 中村智美 中村夏樹 牧野聖子 吉田有希 吉村遥 久野弘二 平井美由紀 柳原麻理子

マチエール

2010-11-21 | Weblog
金沢での個展「Melted Green」は11/23/火・祝まで開催中です。
今日(11/21/日)は在廊予定です。最終日も会場におりますので、どうぞお越し下さい。

出品作品の中には、版画の上に木炭でドローイングした作品も数点含まれています。まともな版画家さん(!)からはNGが出そうな技法ですが、版画インクと木炭の相性はとても良く、なんとも柔らかい風合の黒が表現できます。

エッチングのマチエール(画肌)は非常に魅力的で、作品に積極的に用いてきました。ここ10年程、版画を中心とした制作発表活動を続けてきましたが、自分が作品に求めるのはマチエールであって、版画の特性のひとつである反復性ではないように思います。





Melted Green|湊 七雄 個展(金沢)

2010-11-10 | Exhibition Info
開催間近のご案内となってしまいましたが、金沢のギャラリーARTRAにて版画の新作を発表いたします。
金沢方面にお出かけの際はぜひお越し下さい。

『Melted Green』 Shichio Minato Exhibition

◆会期   2010/11/13(土) ― 11/23(火・祝)
◆開場時間 11:00~18:00 (最終日は17:00まで)
◆会場・企画・問合せ先  ギャラリーアルトラ
石川県金沢市下堤町7番 アルトラビル3F
TEL 076-231-6698 FAX 076-231-8082 MAIL info@gallery-artra.com

◆後援  ベルギー王国大使館/北國新聞社/エフエム石川//ラジオかなざわ/テレビ金沢
     北陸放送/金沢ケーブルテレビネット
      
※入場無料
ギャラリーアルトラの詳細ベージ

Melted Green|湊 七雄展 (東京表参道)

2010-09-24 | Exhibition Info
<展覧会情報>




Monologue(2010) PVC Etching on MO Paper 285x310mm


新作版画展のお知らせです
Melted Green|湊 七雄展

2010年10月4日(月)-10月9日(土)
12:00-19:00

表参道画廊
〒150-0001東京都渋谷区神宮前4-17-3 アーク・アトリウムB02
TEL/FAX:03・5775・2469
http://www.omotesando-garo.com

<オープニングレセプション>
初日10月4日(月)の17:00から19:00まで

この4月、アトリエに大型プレス機が仲間入りしました。今回はこの最新プレス機で刷った大きい作品(860x1060)も発表します。
10月4日、5日、8日、9日は画廊に居りますので、ぜひお越し下さい!

パスカル・ロジェ

2010-09-08 | Weblog
2010年11月25日(木)、素晴らしい音響で知られる「ハーモニーホールふくい」でパスカル・ロジェのピアノリサイタルが開催されます。
詳しい情報はこちら<http://www.hhf-cf.or.jp/event/event-hyouji.html?id=2568>にありますが、特別な舞台になりそうです。

実は私、アートディレクションを担当していて、リサイタル当日はトークセッションも行います。
作品を担当するのは、若手作家の稲葉寛乃。
数千本の糸を使ったインスタレーションと音楽のコラボレーションをライブでお楽しみいただければと思います。
ちなみに稲葉さんは、これまでにこんな作品を発表しています。

開催日 2010年11月25日(木)
時間 開演:18:15開場 19:00開演
場所 ハーモニーホールふくい (小ホール)
問い合わせ先 ハーモニーホールふくいチケットセンター
TEL:0776-38-8282
料金 全席指定:4,000円
車いす席:3,200円
小~大学生:半額

チケットは空席が少なくなってきているようです。ぜひお早めに!

DM

2010-09-06 | Weblog
10月4日(月)から東京の表参道画廊で開催を予定している個展のDMを作りました。明後日印刷が仕上がります。

さて、何らかの表現活動をされている方は、ご自身が関わるイヴェントの広報についてどんなスタンスをお持ちでしょうか?

日本では展覧会の告知手段としてDM、チラシ等の印刷媒体を準備することが多いようですが、ヨーロッパにおいてはここ2、3年でFacebook等のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が急速に広まった事もあり、印刷媒体の招待状(DM)を準備するギャラリーやアーティストが激減したそうです。

背景には郵便料金の値上げもあるそうですが、この情報化社会において、印刷したインヴィテーシンカードにメッセージを添えて、封筒に入れて、、、なんて昔のやり方は「時間とカネのムダ」と考えるようです。
先日来日したベルギー人の作家仲間は、「情報のデジタル化を世界的にリードしている日本で、未だにDMを印刷して郵送している事実に驚いた」と話していました。

E&Cギャラリー企画展の招待作家の一人、久里洋二さんが「DMは大切だよ!50円の出資で、自分の作品が人様の家のテーブルの上に届くんだから」なんて話していたのを思い出しながら、今後はどうなるんだろう?なんてぼんやりと考えてしまうのでした。