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湊七雄のブログ

湊 七雄展|重なる景色|表参道画廊 Trait d' union 21

2013-06-12 | Exhibition Info
<展覧会のご案内>
湊 七雄展|重なる景色

日時:2013年7月1日(月)ー7月13日(土)    
時間:12:00-19:00 ( 最終日12:00-17:00)
会場:表参道画廊    
東京都渋谷区神宮前4-17-3 アークアトリウムB02 
http://omotesando-garo.com

協賛=梅田和紙株式会社
   MO水彩紙沖桂司
協力=株式会社杉原商店
後援=ベルギー大使館
企画=表参道画廊

オープニングレセプション:  2013年7月1日(月) 18:00-20:00 (初日オープニングのみ開廊時間延長)

Trait d'union21について
“trait d'union”とは、フランス語でハイフンのことで、“連結”、“橋渡し”といった意味に使われます。
“トレ・デュニヨン”は、表参道画廊を拠点に集ったクリエーターを中心に、21世紀の新しいアートを考え、表現していこうという活動と、そうしたクリエ-タ-の支援を目的として発足されました。美術、演劇、音楽などジャンルを越えた領域で、個人と法人企業の新しい出会いからア-トシ-ンの活路を導き出し次代を探り社会に向けて様々な可能性を発信することを目指しています。



作家コメント
制作に際し、これまで私は素材から得るインスピレーションを大切にしてきました。
心静かに白い紙に向かい合うと、そこに描かれるべき景色やモチーフが浮かび上がるのです。

trait d'union21に参加するにあたり、私は新しい素材との出会いを求めました。幾つかの可能性を探りながら 数ヶ月間が過ぎ、結果的にたどり着いたのは馴染みのある紙素材でした。身近でありながら奥深い「紙」という 素材に心新たにアプローチしたいと思ったのです。

今回用いるMO紙と雁皮紙はいずれも1500年の伝統を誇る越前で生まれた手漉きの和紙です。5年前、 沖桂司さんが漉く高級版画用紙MO紙に、そして2年前に梅田和紙さんが漉く極めて薄く上質な雁皮紙に 出会いました。MO紙はとにかく発色がよく、色表現における自由を支えてくれています。私にとっては 新しい素材である薄手の雁皮紙は透過性があり、作品に柔らかな光をもたらしてくれました。

今回のシリーズ「重なる景色」はそれぞれが対になった作品約20点で構成されます。紙という素材の もつ可能性から導きだされた幾つかのイメージをもとにシリーズを展開させます。

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