言ノ葉シリーズ感想その９

実は今まで細々と探してこつこつ集めていた「言ノ葉」シリーズ、
先日序章にてに書いたとおり、ようやく書く決意が固まったので、順番に感想を書いていきます。
感想その９の今回は、「言ノ葉ノ花」の後日譚を描いた「言ノ葉ノ花　短編集」の感想です。
ストーリーやキャストの詳細は下記の記事をご確認ください。

↓↓作品と出会った経緯的なものと、作品の紹介と、今後感想を書くぞっていう決意表明みたいなもの
言ノ葉シリーズ（序章）

↓↓これまでの感想記事はこちら
言ノ葉シリーズ感想その１　（ドラマＣＤ「言ノ葉ノ花」前半）
言ノ葉シリーズ感想その２　（ドラマＣＤ「言ノ葉ノ花」後半）
言ノ葉シリーズ感想その３　（ドラマＣＤ「言ノ葉ノ花」の特典フリートークＣＤ「落花流水」）
言ノ葉シリーズ感想その４　（ドラマＣＤ「言ノ葉日和」）
言ノ葉シリーズ感想その５　（ドラマＣＤ「言ノ葉ノ休日」）
言ノ葉シリーズ感想その６　（ドラマＣＤ「言ノ葉ノ世界」前半）
言ノ葉シリーズ感想その７　（ドラマＣＤ「言ノ葉ノ世界」後半）
言ノ葉シリーズ感想その８　（ドラマＣＤ「言ノ葉ノ世界」の特典フリートークＣＤ）



以下、注意事項。
＊あえて色々なリミッターを外して書きますので暴走しています
＊がっつりネタバレしています
＊思い出しながら書いているのでセリフな一言一句同じではありません、ニュアンスを感じ取ってください
＊役の名前と声優さんの名前が混在しています
＊男性同士の恋愛です

ＯＫですか？






以下、余村さん（ＣＶ：神谷浩史）のセリフ「赤字」、モノローグ　赤字、長谷部（ＣＶ：小野大輔）のセリフ「青字」

短編集の名の通り、３つのお話が収録されています。
　　　言ノ葉ノ花火
長谷部と花火大会に来た余村さん。浴衣を着てみたけれど、長谷部は様子がおかしくて…。

これ、短いけどきゅんきゅんするんですよ！
こっちを見ない長谷部、話しかけても上の空、気を引こうと手にふれたら振りほどかれ…めちゃめちゃ挙動不審な長谷部。
そんな長谷部に、余村さんは哀しくなる。ゲタの音が、カランカランと響く。
浴衣は軽い気持ちだったって冒頭でモノローグが入るんだけど、なんとなく空回りした気持ちになってしまった帰り道では、
本当は気まぐれじゃなくてデートらしいことがしてみたかった、長谷部も喜ぶと思い込んでたから。　って！
やーん健気ー！！( 〃▽〃)
そんな沈みがちな余村さんに、帯が緩んでるからと人気のない場所へ連れていき直そうとする長谷部。
長谷部が興味がないのに見映えなんて整えても意味がない。
かーわーいーいーっ(*´∇｀*)
これだから余村さん好きー。かわいいのう…。
そしたら長谷部が後ろから抱きしめたーーーーー！
「すいません…なんか急に、抱きしめたくなって」
なんだか泣きそうな声にきゅんきゅんする。自分の衝動に戸惑う長谷部、かわいい……。
ここの小野さんの演技、大好きです。くすぐったくって、あまくって、切なくって、最高です…！
「浴衣とか、初めてだからかな、興奮する…いや…！　…見てると変に……なに言ってるんだ俺…」
だから、見ないようにしてた。
余裕がないのねぇ。ういういしくってかわいい！
そして、自分で着れるのにあえて長谷部に結び直してもらう余村さん。…小悪魔！恐ろしい子…！
やたら何回も結び直してるような音。長谷部くん、余裕がないあまり何回も結んでほどいてしてません？
動揺しすぎでしょｗｗ　かわいいーーー！（しつこいｗ）

「また花火行こう、次は修一の浴衣姿も見たいな。」って。


いやー、ほのぼのとした幸せなひとときを楽しませていただきました！！
まだ余村さん呼びな長谷部、浴衣姿を直視できない長谷部、かわいすぎかっ！！！！

あれ？ところで。
はだけた浴衣と言ったら浴衣プレイじゃないの！？
まぁここだと屋外になっちゃうしさすがにしないか…とはいえ残念…。
……私は変態なのだろうか…。


　　　kotonoha birthday
今日は１０月１７日、余村さんの３０才の誕生日。
長谷部に自身の誕生日を告げるか迷ったり、ご飯の約束をしたけど仕事が長引いて「帰っていい」と言ってしまったり。
でも、誕生日だからかな？いつもとは違う余村さんは、特別で幸せな甘い夜へ。

長谷部からのメールに早く返事がしたいから早起きになった余村さん。…かわいすぎかっ！
長谷部、それ聞いたら喜ぶと思うよー♪
ほんとかわいいわこのカップル。今までで出会った二次元カップルの中で１番好き。応援したい。
星座占い最下位のてんびん座。素直になろう、ってアドバイスだったんだけど、
長谷部にメールで今日誕生日と書こうか迷いつつ、あとで、とやめてしまう。
夕飯の約束をしたからその時に言おうと思った余村さんだけど、急に不具合の連絡が入り遅くまで対応することに。
(孫の誕生日プレゼントを買ったお祖父ちゃんのために、好意で対応。余村さんが仕事も好調になってて安心。いい販売員さん！)
しかし帰り道、待つと言う長谷部を断ってしまう…。誕生日だからこそ逆に待っててと言いづらいみたい。
しかもいまだに誕生日だと言えていない。
だけど、、伝えるなら今と決意して電話をかけて、誕生日って言おうとしたら、余村さんを待ってる長谷部を発見。
長谷部ぇぇぇぇぇ！グッジョブ！！
実は長谷部、偶然余村さんの誕生日を知ってしまってて、誕生日プレゼントを渡そうと待ってたの！！
勝手に知っちゃったから知らないふりして誕生日を聞けなかった、と長谷部。
祝ってほしかったけどなかなか自分から言い出せなかった、と余村さん。
お互いに隠さず話せてよかったね…！
精一杯選んだプレゼントは、カシミアのマフラー。
早速巻いてみた余村さん。「似合うかな？」「…っ！…っとても。」
ご満悦な長谷部！ため息ひとつで大喜びなのが伝わってくる！！
嬉しくて、まだ暑いのに巻いたままにする余村さん。
そんな余村さんに、「なんか、いつもと違いますね」と言う長谷部。
一年に一度の特別な日だから、特別な自分になってもいいだろう。
素直に君への想いを言葉にできる自分に。
いやいや毎日デレてください(。-∀-)　ご自由に！！

「じゃぁ、今からでも食事に…」　渡せて満足した長谷部が軽やかに言えば、「…っ！」　腕をつかむ余村さん。
「和明さん？」
「食事はいいよ。」
「…え？」
「食事は…どこでもいいからさ。これから……」
「…ぁっ…」　引き寄せる音。
「……うちに来て。だめかな？」
きゃぁぁぁぁああぁぁぁあ！
やばいわーどんどん誘いテクがうまくなってるよー！
しかも「日和」の時も『だめかな？』と誘ったけど、あの時と言い方が変わってるのですよ！！
あの時は、まだ２ヶ月だし、世間体とか体裁を気にして引き止めるのを躊躇いながら口にしていた印象だったけど
今回は想いのままにまっすぐに！　『うちに来て』が少し早口でかすれ気味なのもイイ。
長谷部に祝ってもらえて、早く抱いてほしいっていうもどかしさが出てると思うんですよーーー！神谷さんすごいー！

さて、念願のおうち。
余村さんが意外と誕生日を気にしてたことをかわいいと言う長谷部に、
「誕生日だから、なにしてもいいんだろ？　…僕も君を抱きたい」
え！？
少しキスをしたあと長谷部に「君はどうしたい？」と問えば、
「俺は……っ…、あなたを抱きたい」
言い切った！かっこいー！あああー長谷部に抱かれたい…！
余村さんは、実はどっちでもいいってｗｗｗ
笑われたことへの仕返しだったのです。
しかし長谷部は「からかったんですか？ひどい人だな。」
あーあ、スイッチ入っちゃったー（ニヤニヤ）。
「ま、待って。」とか「いゃぁっ」とか、もーほんとかわいいよ神谷さん！
そんな余村さんに…「やっぱり……だめだな。」
「なに、が？」
「…っやっぱり…………っかわいい…っ」
ここが、いとおしさでいっぱいでめちゃ萌える！
ぶっちゃけ私は濡れ場の直接的なセリフよりも、こういう感情たっぷりの一言に萌えます。

そうして余村さんはほしかったものが手に入って、幸せな誕生日を過ごすことができました。

このお話も、いいね！！！！
誕生日を言わないまま当日を迎えてしまったとか、そのかけひきみたいなのとか、わかるなーって思うし、
でもやっぱり特別な日だから一緒にいたいっていうのも、ね。かわいい。
素直に想いを口にする余村さん、大好きです。
そして、そんな余村さんにきゅんきゅんしている嬉しそうな長谷部を見れるのが、とっても嬉しかったです！！
余村さん誕生日おめでとう！！！


　　　言ノ葉手帖 聖夜
クリスマスに居酒屋で過ごす二人の会話。
クリスマスっぽくないけど、逆にフレンチレストランとかに男二人で行ったら目立っちゃうから、
こういう居酒屋の方が気楽でいいって言う余村さんは、机の下で長谷部に足を絡ませる（つついただけですがｗ）。
そんななか、長谷部家のほほえましいサンタクロースの思い出話と、
「今夜はほしいものがもらえるんじゃないかと期待してる」という、欲をはらんだ長谷部の声。
そして、長谷部からの反撃で足を触れられ赤くなる余村さん。

話はここでおしまい、だけど、、、、互いが望むクリスマスプレゼントはきっと一致してる。
二人が、幸せな聖夜を迎えれますように。



ということで、どれも甘いひとときを切り取ったお話で安心して聴いていられるドラマＣＤでした。
もう、切なさは書かれなくていいよ…幸せでいてくれればそれでいいよ…！
春も、夏も、秋も、冬も。
二人で過ごすどの季節も、幸せであってほしい。
私の願いはそれだけですよ。ほんと。

幸せをおすそわけしてもらえる１枚でした。日和に次いでお気に入り！



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言ノ葉シリーズ感想その１０　（ドラマＣＤ「言ノ葉便り」）