角砂糖の降らない夜に。

小野大輔さんの出演作品を中心にアニメやイベントの感想を語るブログです。
ネタバレ満載ですのでお気をつけ下さい。

言ノ葉シリーズ感想その8

2016年02月28日 16時34分56秒 | 言ノ葉シリーズ
実は今まで細々と探してこつこつ集めていた「言ノ葉」シリーズ、
先日序章にてに書いたとおり、ようやく書く決意が固まったので、順番に感想を書いていきます。
感想その7の今回は、「言ノ葉ノ世界」の特典フリートークCDの感想です。
とはいえ、本来の主役は三木眞さんと平川さんですが、神谷さん小野さん中心の感想になってます。

↓↓作品と出会った経緯的なものと、作品の紹介と、今後感想を書くぞっていう決意表明みたいなもの
言ノ葉シリーズ(序章)

↓↓これまでの感想記事はこちら
言ノ葉シリーズ感想その1 (ドラマCD「言ノ葉ノ花」前半)
言ノ葉シリーズ感想その2 (ドラマCD「言ノ葉ノ花」後半)
言ノ葉シリーズ感想その3 (ドラマCD「言ノ葉ノ花」の特典フリートークCD「落花流水」)
言ノ葉シリーズ感想その4 (ドラマCD「言ノ葉日和」)
言ノ葉シリーズ感想その5 (ドラマCD「言ノ葉ノ休日」)
言ノ葉シリーズ感想その6 (ドラマCD「言ノ葉ノ世界」前半)
言ノ葉シリーズ感想その7 (ドラマCD「言ノ葉ノ世界」後半)



三木眞さん平川さんメイン。
別録りの神谷さん小野さんそれぞれのコメントが、途中ではさまれる感じで。


★巻末フリトの感想
9分、意外と長い!
三木眞さんと平川さんのお話のあとに、「主役はぶっちゃけ神谷くん」てことで、神谷さんのコメントへ。
神谷さん
「貴重な経験。前作があるけれど、そのキャラなのかそうでないのか、なキャラが、こうなってたかも?」という設定で
「パワーがいりました。」とのことでした。
神谷さんは余村さんとあきよさんを別人として解釈しているようです。


続いて小野さんですが、「ギャラ泥棒」、「おいしいポジション」と言われてました。たしかに。
小野さん
「シュウ…長谷部くんですよね?そして、余村さんですよね?」
小野さんはそういう解釈です。私と同じで身も蓋もないw
まぁパラレルワールドの解釈も色々だもんね。
(未来から来た使者の力で出来事を変えたところで、そうなってしまった未来の自分のこと自体は変えられない、
こっちの世界の自分の未来を、変えた、救えただけだって、解釈。とか)
でも難しいことを考えずに、私もこの「世界」の二人は、あの「花」の二人だと思ってます。
「花」での二人も、ここでの二人も、どちらもあの二人だと。

「「世界」の二人のやりとり見てると、繰り返してる、はたからみるとこんな切ないんだ…って。
 先輩だけど、後輩を見てるようないとおしい気持ち。」
「公園のシーンから普通に別れたら。」な設定。
(「世界」でのシュウのセリフを聴いた後に「花」の後半を聴くと、ここか…て思って苦しくなる…)
「長谷部を演じると、ハートを握りつぶされる感じ。」
「率直な感想ですが、長谷部くんが、大好きです。言ノ葉ノ花、言ノ葉ノ世界が、大好きです。」
私は小野さんのこういう作品への愛情とかキャラへの愛情が大好きです。
自分の痛みのように感じる小野さんが、そして幸せを願う小野さんが、“長谷部くん”と愛おしそうに呼ぶ小野さんが、大好き。


★特典フリートークCD
三木眞さん平川さんのトークでは、BGMはカノン(より明るい印象にアレンジされたバージョン)。お題あり。
『心の声が聴こえたら?聴かれてたら?。』
三木眞さんは聴きたくない。聴かれるなら、、自分が聴かれてるって知らなければ、平気。
さばさばした方のようです。

『演じたキャラと似てる?』
平川さんは、「どことな~く頼りな~い感じ」、と。言い方がかわいいw

『最近ハマってること』
平川さんは、今までペットを飼ってなかったけど興味があるようで。寂しさをまぎらわすのにいいかなと。
三木眞さんは、「特にない」そうです!!w


こっから、スピンオフの花のお二人に。
まずは神谷さん。
『感想』
貴重な経験。前作にたあたるのかあたらないのか、そのキャラなのかそうでないのか、なキャラが、
こうなってたかも?なパターンで、、パワーがいったそうです。(巻末コメントと同じ内容ですね)

『印象的なシーン』
「心の声が聴こえる力のせいじゃないよ、脱却していくには自分の行動力なんだよ」と伝える役どころ。
これが、神谷さんの中では重要なセリフだと思っていて、思いをこめたようです。
そうね、、、最終的にその言葉が仮原くんを突き動かしたんだもんね。やはり影の主役。

『キャラと自分が似てる部分』
「同じく後ろ向きだし、わからなくはない。」
ここまで落ちたらこうなっちゃうだろうなって。なりたくはないけどね、って。
でも、余村さんを演じた神谷さんだからこそ、この占い師の絶望・諦めが表現できたんだと思う。

『スピンオフということで意識したこと』
「大変でしたが貴重な経験」
「あれほど前向きになって人並みな幸せを手にした彼が、行動を起こさなかったらこうなったかも…って世捨て人感。
 それを三木眞さん相手に…どうしていいかわからなかった」
意識したことは、なさそうですw 普通にきちんと演じたってことでしょうね。

『人生のターニングポイント』
「たぶんいっぱいあると思うけど、よっぽど後に、よっぽど大きなことじゃないと、自分では把握できないだろう」
それは、、、あるね。
単純に声優になったことを挙げるのは簡単なんだろうけど、あえてそうは言わず(例として挙げてはいたけれど)、
自分ではわからないと答える神谷さんが、なんとなく神谷さんらしくて好きでした。

あと、小野さんから義務をかせられたそうで!
「言ノ葉ノ花」のフリトで、力があったら麻雀に使う!っていう小野さんの発言を聞いて
「世界」の冒頭にて麻雀を使うシーンが描かれたらしく、
「言うの忘れたのでフォローしといてください、うっかりうっかりテへ☆」みたいな伝言を頼まれたって!?
ちょ、先輩になにさせてんのっ!小野さん!
「小野くんこれでいいですか?」
神谷さんやさしーーーーーーーー!ε=ヾ(*~▽~)ノ
なんだかんだで小野さんに甘い神谷さん、好きー。


続いて、小野さん。
ん?なぜこっちは言ノ葉ノ花のメインテーマ曲がBGMに!?やはり真打ちですか!!
やたらイケボに始める。つまり、テンパってる!と、「まさしく今そうです!」と、自ら打ち明けてるw(「花」の特典フリト参照)
『感想』
巻末コメントと同様に、「シュウと言っておりますが、これは長谷部くんでしょう」。
「演じてて心をきゅっとつかまれる役、でもだからこそ残るし、やりがいがある」。
それから、あまり喋ってないからこそ、こめるものが多くて何回も議論し丁寧に紡いでくださったそうで。
ほんと、一言一言が愛情に満ち溢れててたまらない。

『印象的なシーン』
携帯爆破シーン!wwww
「だめ、ぜったい。そんなことしちゃ。」
でもそれを藤野チームが直してくれるのがよかったって。ほんとにね…(涙)。
携帯に思い入れないけど、歴代のを捨ててない小野さん。
「携帯って人と人のつながりだから、大事に思ってるんだなって。」
そこから、作品のつながり、仮原くん藤野さんのつながりに想いを馳せる小野さんでした。

『共演の感想』
「やっぱり神谷さんがいないと僕はどうしよぅもないんだなって思ってます。」きゃぁ。
フリト1人が苦手な小野さん。
「いてくれないとダメだなって思います。でも、そうやって支えてくださる方がいるってことが財産だと思います。このシリーズ、二人でひとつなイメージ。それってとっても素敵なことです!
…誰かつっこんで!」
最後は茶化しちゃいましたが、これが小野さんの本音なんだろうなぁ。周りの方々に感謝を忘れない小野さん。
今回は相方が神谷さんなわけで、ラジオも一緒にやってるわけで、神谷さんへの信頼であふれたイイコメント…!

『キャラに共感した部分』
「全部です!他人に思えない。」
「また演じたいような、このまま幸せにしていてあげたいような、やっぱり切ない気持ちになる作品。」
このあと歳月が流れ「便り」が出るわけだけど、もう一波乱あるもんね…。
ほんと、このまま幸せにしておいてあげたい。聴いてる私達も演者の小野さんと同じ気持ちです。
小野さんの演じる長谷部が、大好きです。


世界の二人へ戻りまして、〆の挨拶。
『一言』
三木眞さん、フリト目当てだったらすいませんwww
平川さん、二枚組は気持ちを維持するのがエネルギー使う。楽しんでもらえたら嬉しいです。


とのことでした。


「世界」はこのシリーズの中でも聞いたのは最後の方なので、切ない二人も甘々な二人も知っている状態だったわけで、
もう、本当につらかった。離れてしまってもなお、想い合っていたことが、つらい。
小野さんもおっしゃってたように、どこかで心をぎゅっとされる切なさで溢れた作品で、
静かに聴いていたい。見守っていたい。幸せでいてほしいと、願う作品。
あまり多くないけど、最近、チラホラ砂原先生原作のBLCDを聴いたりしてて(キャストは別の方々)、
どれももちろんいいんだけど、小野さん・神谷さんってことを差し引いてもこのシリーズは本当に好きで、
こんな風に聴き終わってから、読み終わってからも、幸せを願うような作品って初めてで、出会えたことが嬉しい。
今でもきっと静かに幸せに暮らしているんだろうなって想像するとあたたかい気持ちになれる。
そんな素敵なキャラに出会えたことが嬉しい。
儚げな余村さんを神谷さんに、朴訥で一途な長谷部を小野さんに、声を吹き込んでもらえて、本当によかったです。

まだ「便り」や「短編集」の感想もあるのにシリーズのまとめみたいな感想を書いてしまいましたが、
影があるからこそ光が尊いものだと思える。
「世界」後半の感想でも書いたけどやっぱり感じるのは、「世界」のような未来を迎えた可能性もあったからこそ、
本編(「花」「便り」)で幸せを手にできた奇跡を祝福したいなってこと。
メインカプには申し訳ないけれど、、、余村さん長谷部のお話として、「世界」、聴いてよかった。


↓↓つづき(「花」の番外編)の感想はこちら
言ノ葉シリーズ感想その9 (ドラマCD「言ノ葉ノ花 短編集」)