
今日は上野の森美術館の「VOCA展」と加藤泉「The Riverhead」展を見てきた。
初めてみるような絵が沢山あった。
技法も本当に様々で見ていて新鮮だった。
めちゃくちゃでかいパネルだけど全部鉛筆で描いていたり、
遠くから見たら普通だけど近くで見たらキャンバスの上にキャンバスが貼ってあって質感が出てるコラージュだったり。
キャラクターちっくな作品もあったし、伝統的な日本画?を崩してある屏風もあった。
何メートルも細かくポップに染色してあるパネルもすごかった。
点だけでカリフラワーを描いていたり、絨毯に絵が描いてあったり。
その中でも特に油彩と鉛筆を使っている横長の公園の絵が私は気になった。
光が葉っぱの間からそそいでいてキレイなんだけど、葉っぱが幾何学的でなんか変ないような静かな雰囲気がした。
あと鉛筆の縦線だけで模様が描かれてる作品。
なんだか透明感があってキレイだった。
あと赤と青の大きな抽象画。
心の中の色を見ているみたいなキレイな絵だった。
あと崖で釣りをしている写真。
釣りをしている写真なのに、なんだか不思議な儀式でもしているような作品だった。
とにかく表現が多様で解釈にも幅が出そうな作品ばっかりで、
作家じゃなくて見る人が自分を中心に見れる作品という印象を受けた。
とても自由な気持ちになれて素敵な空間だった。
あと抽象画はでかくてナンボだと改めて思った。
大きな抽象画描いてみたい。
大きいということには価値があると思う。
加藤泉「The Riverhead」展もよかった!
なんか変な人間が沢山あった!笑
部屋の隅にばっかり展示してあって、作品を探しながら干渉するような感じで面白かった。
小さな変な人間の立体作品が足元にちょこっとあったり、宙に浮いてたり、自分の足のくるぶしらへんの低い場所に小さい絵が飾ってあったりで面白かった!
コンセントの横に絵が!!!みたいな。笑
変な人間みたいなやつが見た目が少し気持ち悪いけど赤ちゃんみたいで、とてもかわいかった。森の精みたいな感じだった。
