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産むと決めてから産むまでの記録+育児。

「仕事が楽しくて辞めたくないけれども子供も欲しい…」と2年悩んだ末思い切って妊娠!した私の妊娠~出産~育児の記録。

自宅出産を客観的に振り返る。

2007-09-11 22:44:51 | 自宅出産
「自宅出産、感動した!」なんて感想は以前書いたのですが、感動した、なんていうのは自宅出産に限らずみなさんおそらく感動するわけで、あまりにも主観的すぎる感想。そこで、実際に自宅で産んでみて良かった点・悪かった点をできるだけ客観的にまとめてみたいと思います。

●自宅出産を選択して良かったと思ったこと
1)検診の待ち時間がない!
殆どが自宅検診のため、家で助産師さんが来てくださるのを待っていればよいのです。
病院だと長い時間待たされることが多いのですが、それが一切ない自宅検診はとても快適でした。
ちなみに、1ヶ月検診まで自宅で受けられます。

2)移動がなくてラク!
陣痛開始~産後まで一切移動がない。自宅の中で、部屋とトイレ、お風呂場(息子の沐浴の様子を見に)を一日に何度か行き来する程度でした。もちろん母子同室なので、授乳もごろんと体を横向きにして寝たまましてました。
産後も、疲れきった体を引きずって長い廊下を歩いたりして病室~トイレ~新生児室~授乳室、などと移動する必要がないのは本当に楽だと思います。

3)信頼している人に担当してもらえる!
いつお産が始まっても、担当してくれるのは依頼している助産師さん。その方とは何ヶ月間もかけて信頼関係を築いているので、安心して身を委ねることができました。
また、助産師さんは確実に自分のことを覚えているので(病院の先生は、カルテを見ないとどんな患者か覚えていないことが多いようですが)、ヘマしちゃいけない、という気持ちが非常に強くあって、そのおかげで食生活をちゃんとしたり運動を頑張ったりできた気がします。2回の検診で立て続けに太りすぎたらさすがに呆れられちゃうだろう、という恐怖とか(笑
そのおかげで、体重増加は最終的に7.5kgでした。実はつい最近までは、体重増加を理想の範囲におさめておくことのメリットが何かあまりよくわかりませんでした。体重が増えすぎると母体への負担やお産のリスクがあがるのはわかりますが、例え体重が15kg増えたとしても、母子ともに健康でお産が楽なら問題ないじゃないかと。しかし、体重増加が少ないと、産後のダイエットが楽(というかダイエットの必要がない)なのです。赤ちゃん+胎盤・羊水などの重さは大体5~6kgほどなので、産んだ直後に減るのはその分だけで、それ以外は純粋に母体が太った分、つまりやせなきゃいけない分なのです。母体が太った分が3kg程度なら母乳をあげていれば何もしなくてもやせられるようですが、これが10kgとなると・・・結構頑張らないといけない気がします。

4)自己管理の意識が高まった!
自宅出産は基本的には医療の力を借りずに産むことになります。もちろん、自宅出産でも止血剤や点滴は用意されているし、いざというときにはサポート病院に搬送してもらえますが、病院出産に比べて、何かあった場合に処置が遅れるのは事実です。そのため、妊娠中は安産のために自己管理をしていく必要があります。妊娠中毒症にならない、逆子にしない、表面積の広い胎盤にしない、貧血にならない、などなど。そのためにはどういう食事・運動をしたらよいかを自分で常に考えて実行していかなくてはなりません。
これって、妊娠中だけのことかと思いきや、産後も同じなんですね。安産のための生活=よい母乳がたくさん出る生活、なのです。ついでに言うと、安産のための生活=よい母乳がたくさん出る生活=健康的な生活、なので、妊娠中に学んだ安産の秘訣を続けていくことは、家族全員が健康な生活を送るための秘訣でもあるようです。一家の健康を預かる立場になる者としては、家族全員が健康な生活を送るための秘訣を身につけられたのはすごく良かったと思います。

5)産後、寝ていなくてはいけない時期も退屈しません!
自宅なので、冷蔵庫のモノが食べ放題(!)、本も読み放題、テレビも見放題、音楽も聴き放題・・・そして家族がいてくれるのでいつでも話ができ、退屈しませんでした。夫と二人、息子の寝顔を見ながら、息子が生まれた感動を存分に語り合うことができました。
それに、つきっきりで看病をしてもらっているような状態なので、欲しいモノを取ってもらったり買ってきてもらったり、非常に快適でした。


●自宅出産を選択して失敗したと思ったこと
1)ママ友ができない!
(私の場合は)母親学級もなく、また、入院中に同室だった人と仲良くなるという機会もなかったので、出産時期が近いママ友はできませんでした。

2)子育ての知識が得られない!
先述の通り母親学級や入院中に受けられる子育て講座等もなかったので、子育ての知識はまったく得られませんでした(何を着せたらよいか、空調はどのような具合がよいか、お散歩はいつから連れて行けばよいか、などなど)。
疑問が湧いたときに都度助産師さんに電話をして聞いたりしていたので大きな問題はなかったですが、知らずに間違ったことをやってしまうこともあるので、やっぱり予め全て教えてもらえたほうが安心かも。

3)産後とにかく大変!
入院すれば食事も出てくるのですが、自宅だと誰かに作ってもらわなくてはなりません。私は産褥シッターさんをお願いすることもせず(検討はしていたのですが結局頼まずに産んでしまいました)、母の予定もあまり確認せずに居たため、結局夫に全て世話をしてもらうことに。夫には相当な負担だったようで、「産後の1週間が一番キツかった」と言っていました。実際、産後みるみる元気になっていく私とは逆に、夫はみるみる疲れ果てていきました(ゴメン!)。
次の出産も自宅ですることになったら、次は絶対産褥シッターさんを頼みます・・・。


●出産費用の実際
安いと聞いてはいたけれど、実際に自分の場合はいくらだったかというと、約32万円でした(助産師さんの交通費は別)。
助産師さん曰く、この額は高い方とのこと。高くなった原因は、産後に通っていただいた日数が標準より多くなったこと(息子の黄疸の経過観察等のため)。一番安い人で28万円、平均的には30万円くらいとのことです。

出産時のビデオ

2007-09-11 21:51:09 | 自宅出産
今日、ようやく出産当日のビデオを見ました(さらっとですが)。
午前4時40分、5分間隔の陣痛の中、余裕の笑顔でコメントする自分に爆笑。このときはまだまだ余裕だったんです、本当に。撮影途中、一回陣痛が来て「イタタタ」とか言って、夫がビデオを撮りながら腰をさすってくれている様子が映っていましたが、陣痛が去ったらまた笑顔でコメントしてました。本当に、自宅だからかいつも通りの私たちでした。
そして息子が生まれた瞬間。もちろん生々しいのですが、当日は本当に生まれたての息子は見られなかったので、ビデオに残っていたことが嬉しかった。研修の助産師さん、ありがとう!!!!
動画として客観的に見て、自宅出産ってやっぱりアットホームで恐怖のないお産だなあと思いました。自分がすごくリラックスしているというか、何一つ構えていないのがよくわかりました。
改めて、産ませてもらったんじゃなくて自分で産んだんだ、と思い、とても感動しました。もちろん、たくさんの人たちに助けていただいたのも事実ですが。自分の産む力と息子が生まれてこようとする力が合わさったお産。本当に幸せなお産でした。

自宅出産Q&A

2007-04-17 15:12:42 | 自宅出産
友人・知人に「自宅で産もうと思ってる」というと、まずビックリされることが多い。
「そんなことができるの?」というビックリ、「変わったことするねえ」というビックリ…などなどいろいろな種類のビックリのようですが、そのあとは決まっていろいろな質問をされます。
自宅出産は全国的に0.1%、東京都で0.3%、と非常にレアなケースのようで、まだまだ認知度が低く調べても情報も余り出てこないし、様々な勘違いをされていたりもするようです…。

自宅出産に興味がある方の疑問解決になれば、と思ったので、今日はよく聞かれることについてQ&A形式でまとめてみたいと思います!
※まだ出産自体は経験していないので、現時点で私が経験したこと+調べたこと、という範囲になりますが。

■助産師さんのこと
Q.助産師さんって、かなり高齢の近所のおばあちゃんとかなんでしょ?大丈夫なの?
A.「自宅に助産師さんに来てもらって産む」というとどうしても"産婆さん"のイメージになっちゃうようですが…ちょっと違うかも。助産師はレッキとした国家資格で、助産師になるにはまず看護士免許を取得し、それから1年間の助産師養成期間に進学、その後、助産師の国家試験に合格する必要があるそうです。
さらに、助産師として開業するためには、認可を受けるとともに、嘱託医を持つことが義務づけられており、必ずどこかの医療機関と連携しているそうです。
また、様々な年齢層の方がいらっしゃるようで、おばあちゃんとは限りません(笑 でも、例えば会陰保護技術の高さとか、病院搬送するかしないかの見極めとかは経験数による気がするので(私がなんとなくそう思っただけだけど)、ある程度は上の年代の方が良いかなあと思いました。

Q.助産師さんはどうやって見つければよいの?
A.日本助産師会のサイト(http://www.midwife.or.jp/)の「助産師の活動」というコンテンツ内に助産所(師)リストがあります。また、口コミや、自宅出産本などでも情報を得ることができます。
「REBORN」サイトの産院リスト(http://www.web-reborn.com/saninjoho/saninjohoindex.html)には、産院のより詳しい情報が載っているので、とても参考になりました。(私はホメオパシーとアロマテラピーの両方を出産に使ってくれるところを探していたので…)


■自宅出産に必要な条件/モノ/費用
Q.自宅で産めない人って?
A.助産師が引き受けられる出産の条件はガイドラインのようなもの(?)で細かく規定されているようですが、よく「絶対NG」と聞くのは、多胎妊娠(双子など)、逆子、前置胎盤。
あと、子宮筋腫摘出手術を受けた人、帝王切開で出産した経験がある人、妊娠中毒症の人、血液型がRHマイナスの人…などもNGらしい、と聞いたことがあります。それから37週未満・42週以降に出産が始まった場合もNGです。
いずれにしても、出産間近になってから病院で医師に「自宅OK!」のお墨付きをもらわないことにはダメだそうです。
それから、健康的条件以外でよく言われるのは、きちんと自己管理ができない人は不向きだということと、産後の身の回りのお世話をしてくれる人がいないといけない、ということ。病院に入院していれば食事は出てきますが、自宅だと誰かに作ってもらわないとダメなので。そしてその食事内容についても、ちゃんと話をつけておかないといけないと思います。「いっぱい食べて体力取り戻さないと!」なんて高カロリーの食事を無理矢理食べさせられたらソッコー乳腺炎です…。

Q.自宅出産の費用って高いんでしょ?
A.私もそう思っていたのですが、お安くてビックリですよ。もしかすると地域差があるかもしれませんが、私が住んでいる地域(東京都)では、検診は一回5000円程度、出産時は28万円~32万円程度とのことです。いくつかの病院では45万円~55万円と言われたので、入院費用がない分、病院より安いみたい。

Q.自宅出産って自分でいろいろ準備しないといけないんでしょ?大変そう。
A.必要なものはほとんど助産師さんが持ってきてくれます(37週を過ぎたらいつどこからでも駆けつけられるよう、必要なもの一式を産婦宅に置いておくらしい)。
自分で用意するのは、前あきのネグリジェか浴衣、産褥ショーツ、さらし、お産用パット、赤ちゃんの肌着&おむつ、タオル数枚、のみなので、難しいものや高価なものはナシ。病院に持っていく内容と変わらないんじゃないかな。

Q.防音がしっかりしていない住居だとだめなの?
A.とくにそういう話は聞いたことがないけれど、自宅出産のメリットは産む人がリラックスできるということなので、リラックスできないほど気になるのならよくないかも。

Q.家が広くないとだめなの?
A.広い方が良い気はするけれど、「布団一枚敷けるスペースがあれば良い」と本には書いてありました。


■妊婦検診のこと
Q.エコー検査とかしなくて大丈夫なの?
A.どんなに順調であっても、妊娠中に数回は病院(助産師の嘱託医が多いみたい)に行き、エコー検査やその他病院でないと受けられない検査を受けます。必ず受けなくてはいけない週数は決まっているようですが、それ以外でも必要があれば随時病院で検査を受けます。

Q.内診はするの?
A.基本的に普段の検診ではしないようです(内診が必要なトラブルの場合は病院にて)。出産が始まったら、子宮口の開き具合を見るためにすることもあるようですが、必要最低限の場合しかしないみたい。

Q.性別を事前に知ることはできないの?
A.エコー検査のときに病院で聞いても全然問題ないと思います。私の場合は好きで聞かないようにしているだけです。


■いざ出産!のときのこと
Q.だんなさんは立ち会わなければならないの?
A.立ち会わないといけない、とか、○○しなければならない、という決まりはないそうなので、家にいなければ居ないで良いそうです。その時に自宅にいたなら、だんなさん自身がしたい/奥さんにしてあげたいと思ったことを、心身のおもむくままにすればよいみたい。
夫に限らず、両親などについても同じだそうです。
ちなみにウチの夫は「炊き出し担当」だと自分で言っています。

Q.赤ちゃんかお母さん、どっちかだけ具合が悪くなったら?
A.一方だけ入院ということもあるそうです。お母さんが入院となると誰かに自宅で赤ちゃんの面倒を見てもらわないといけないので、やはり家族の協力が不可欠ですよね。

Q.赤ちゃんの首にへその緒が巻き付いていたらすぐに帝王切開しないと危ないと聞いたけど、そういうときはどうするの?
A.私もコレが心配で聞いたのですが、へその緒は時間をかければ伸びるそうです。そして、へその緒が巻き付いている時(=赤ちゃんが苦しいとき)は、赤ちゃんはへその緒を伸ばしながらゆっくりゆっくり出てくるそうなので(ここで無理に引っ張り出さないことが大事みたい)、赤ちゃんの心音を聞きながらお産を進め、どうしても問題がありそうなら病院搬送になるのだと思います。

Q.出産中にトラブル(臍帯脱出、出血多量、胎児ジストレスなど)が起きたら?
A.すぐに病院(嘱託医)へ搬送されるそうです。その段階で受け入れ拒否などがないように、嘱託医が決まっているのかな。

Q.産むのは布団の上なの?
A.特に決まっていないようです。陣痛緩和/促進のためにお風呂に入っていたらお風呂の中でそのまま出ちゃった(予定外の水中出産!)、という人や、ギリギリまでトイレにいて最後の一押し(?)だけ布団の上、という人など、いろいろみたいです。
出産はトイレの「大」のときと力の入れ方や入れる方向が非常に似ているそうで、なんとなくトイレが良さそうな気がしている私。便器の中にだけは落とさないように気をつけようと思ってます。


■生まれてからのこと
Q.へその緒を家族が切ることはできる?
A.だんなさん(もしくは赤ちゃんの兄か姉とか)が切るケースが多いみたい。家族が切ったら記念になって良いですよね。

Q.胎盤の処理などはどうするの?
A.助産師さんが責任を持って処理してくれるらしいので、生ゴミの日に自分で出す…なんてことはしないそう(笑 というか、普通のゴミとして出すと罰せられるらしいです。

Q.会陰が裂けても縫ってもらえないの?
A.「切開」は医療処置なので助産師さんにはできないそうですが、「縫合」は応急処置なのでできる、と聞きました。ただ、麻酔はできないと思うので痛いとは思いますが…。あまりにひどければ、病院にいくことになるのかしら。
でもそもそも、助産師さんは素晴らしい会陰保護技術を持っているそうなので(わざわざ助産師に教わろうとする医師もいるとか!)、そんなにひどいことにはならない…はず…。

Q.友達などは生まれてどれくらいで会いに来られるの?
A.自宅なので決まりはなく、当然面会時間もナシ。ただ、自宅にいるがゆえに産婦が無理をしすぎる(人にお茶を出しちゃったりとか)のが自宅出産の落とし穴らしいので、そこだけ要注意とのことです。

Q.産後、赤ちゃんの検査は病院に連れて行くの?
A.先天性代謝異常検査は自宅で助産師さんがやってくれます(先述の通り、助産師さんは看護士資格を持っているので、採血もできます)。V2Kシロップも用意して、ちゃんと赤ちゃんに飲ませてくれるそうです。

Q.病院だと入院中に母乳の飲ませ方や沐浴指導があるけれど、自宅だとやってもらえないの?
A.産後1週間は助産師さんが自宅に来てくれて、母乳の飲ませ方指導(&マッサージ)、沐浴指導、悪露の処理や観察、などをしてくれるそうです。当然、マンツーマン指導v

Q.産後1ヶ月検診は病院で受けるの?
A.自宅に助産師さんが来てくれて、病院と同内容の検診を受けることができるそうです。

自宅で産みたいなと思ったワケ

2006-12-07 23:41:18 | 自宅出産
「どこの病院で出産しようかなー」と思っていたとき、自宅でも産めるということを知って目からウロコだった。病院かどうかでさえ選べるのか、と。病院で死なない選択ができるように、病院で産まない選択もアリなのだ。
ものすごい反対されるだろうと思いながら夫に話してみたら「いいんじゃない?」とあっさり。産む私が好きなようにして良いと言う(もちろん安全性が確保されていることは大前提として)。

それじゃあ本格的に調べてみようかなと思いまして。
まず調べたのは費用。自宅出産といえば、ともさかりえさん、桜沢エリカさんがそう。そんなセレブなお二人が「大満足!自宅で産むのやめられないよ」と仰るほどのものですもの、さぞかしお高いのでしょう、と思っていたのに、病院より20万円も安くて、助成金(?)でおつりが来てしまう。オドロキ。自宅出産は入院がないので、その分お安いのだそうだ。そういわれると納得。
※でも、入院をしないからといって家事ができるわけではないので、産後1週間くらいは、身の回りの世話をしてくれる人が必要。親に来てもらえばタダだけど、家政婦さんを雇うと、病院との差額は縮まります。

費用的には問題なしと分かり、じゃあ誰にお願いするの?というわけで、最初に電話をしたのは無謀にも、先述のともさかりえさん、桜沢エリカさんの自宅出産を担当された「日本一忙しいカリスマ助産師」と言われる方。
しかし距離的条件でNGとなり(自宅出産は助産師さんが産婦宅まで1時間で行けることが条件らしい)、紹介いただいたのが、先述のお二人の出産時にサポートを行った助産師さん。距離的にも、空き状況も問題ないということで、お会いすることになりました。

ところでいろいろな人に「なんでまた自宅なんかで!?」と聞かれますが、理由は単純かつ我が儘なもの。
1)分娩台が恥ずかしすぎて絶対にヤダ!
2)会陰切開も絶対にヤダ!
3)夫と1週間も離れているのはヤダ!
4)陣痛が始まってから移動するのがメンドクサイし、痛がってる姿をタクシーの運ちゃんに見られたりするのが恥ずかしい
5)あわよくば陣痛の合間にドラクエやったりネットやったりお風呂に入ったりしようかななんて。リアルタイム陣痛ブログの更新だ!
6)家族が増えた瞬間から、家族みんなで一緒に過ごしていきたい
みたいなところでしょうか。

・・・これではあまりにも不真面目な感じなので、かみ砕いて説明を。

1)分娩台が恥ずかしすぎて絶対にヤダ!
→あの格好には、ビジュアル的にも抵抗があるのですが、いろいろ調べた結果、仰向けだと重力に逆らって子供を上に”産み上げる”ことになるそうで(産道は出口付近では背面から腹面にカーブしているため)、会陰が切れやすいなど、メリットは少ないそう。メリットは、医師が取り上げやすい、ということだとか。自然に”産み落とす”には、やはり四つん這いか立ってる姿勢だそうです。

2)会陰切開も絶対にヤダ!
→実は出産そのものより、会陰切開の傷(切った後の話)のほうが辛かったと語る女性は多いそうで、なんとか切らずに産みたい。病院は切るところが多いみたいですが、助産院・自宅は切開率はほぼ0%。「切らないと肛門まで裂ける」なんて怖い話もありますが、切らなくて切れちゃった人も殆どは切った場合の傷よりも小さく、縫合の必要がない範囲だそう。
切らないためには勿論準備が必要。出産前の会陰マッサージ、上手に押さえてくれながらマイペ-すでゆ~~っくりなお産に付き合ってくれる助産師さんのサポート。

3)夫と1週間も離れているのはヤダ!
6)家族が増えた瞬間から、家族みんなで一緒に過ごしていきたい
→「今日ついに家族が増えました!」と言いながら、妻は病室、夫は自宅、赤ちゃんは新生自室…というパターンに違和感が。「そうやって産後はゆっくり休まないと」なんて言うけれど、子が産まれた瞬間から育児は始まるわけで!それに夫と一緒にいれば、産んだ直後の感想を記憶が鮮明なうちに聞けるし(1週間立ったら語りづらいよね)、親になったその日に、これからの話ができる。

4)陣痛が始まってから移動するのがメンドクサイし、痛がってる姿をタクシーの運ちゃんに見られたりするのが恥ずかしい
5)あわよくば陣痛の合間にドラクエやったりネットやったりお風呂に入ったりしようかななんて。リアルタイム陣痛ブログの更新だ!
→出産はきっとリラックスが肝心。人目を気にしないことや、自分がとりたい姿勢が出来て、好きなリラックス方法が取れるというのはメリットが大きいのではと思っています。


こんな感じで「ウチでうみたい!」と思っていますが、まだまだ道のりはこれから!38週になって母子ともに健康で、医師からのOKが出て初めて晴れて自宅で産めるのです。
夫が「自宅出産というのは、目指すものなんだから」と言いました。この表現はすごくしっくりきました。健康であれば、極端な話、風呂場で一人で産んだって問題ないわけです(危険すぎますが)。そこまでの健康な妊娠は、病気ではない。その状態を目指して、これから、良い生活をしていきたいと思います。