救援物資

さきほど、東京に住む、母の友人（先輩）から、食料品が届きました。

そのお心に感謝…の気持ちでいっぱいです。

遠方に住むいろいろな方から、「何か必要なものがあれば言ってね…」と言って頂いています。
本当に、ありがたいことです。

震災から半月が過ぎて、何とかわが家では、家族が食べるには不自由していません。
でも…ニュースを見ていると、まだまだ物資が行き届いていない場所も多くあるようです。
それは避難所にいる方だけでなく、さまざまな理由で避難所へは行かず不自由ながらも自宅で生活している方の中にも…です。

午前中に見たニュースの中でも、食料品を避難所に受け取りに来た年配の女性が、「カップ麺ありませんか…、あたたかいものを口にしたくて…」と言っていましたが、そこにはカップ麺はありませんでした…。
ダンボールをあけて、カップ麺が入っていたので、これをさっきの女性に届けられたら…という思いになりました。
まだ、寒さに震えながら避難所にいる方は沢山います。そんな方々に、早くあたたかい食べ物と場所を…と祈らずにはいられません。


私にも何かできないか…。
とりあえず今は思いついたことをやるしかない…という状況です。

震災5日目ぐらいだったでしょうか…。
家族中の着なくなった衣類を、一時間ぐらいで総結集しました…。
その日のうちに、父と妹が車で、近隣の避難所に届けました。
そこには古くからの知人家族が避難しています。家は津波で流されましたが、家族は全員無事でした。
ほかにも、友人・知人で、津波で家を流された方がいます。
まだ、安否が確認できていない人も…います…。

今の私に何ができるのか…。
小さな力でも、自分に出来る事をひとつずつ…と思っています。

不屈の精神

昨日の日刊スポーツの一面に、作家・伊集院静さんのコメントが大きく掲載されていました。

近所のコンビニにあるのを見つけ妹が買ってきてくれたので読むことができました。
まだまだ新聞もその日の内に届かない地域も多くあるかと思います。
多くの人に、伊集院さんの言葉が届くように…と思うので、以下、部分的に抜粋して書くことにします。

伊集院さんご自身も、仙台の自宅で、奥様と共に今回の震災にあわれました。

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絶望のふちに近い状態になると、人に必要なのは１行の詩であり、歌だった。……生きることをあきらめさせないためには、周りが声をかけることに尽きると思う。

（東北にはこれまでの歴史の中で）その都度、再生・復興してきた不屈の精神がある。痛みを知るから優しさも生まれた。絶望のふちにあって生きる場所、生きるすべがない人にどうか手を差し伸ばしてほしい。

大人の男は信念を持つことが大事。信念は教えてくれないし、生活の中からしか生まれてこない。今までの「楽して生きるのはいい」みたいな風潮は間違っている。大切なのは苦節を味わっても表に出さないこと。生きていく苦節は誰もが味わないといけないことだから。

どんな状況にあっても大声を出さず、耐えている。東北人の生き方、姿勢を表している。それは日本人の美質の基礎であり、誇りでもある。哀しみの中にあってもあきらめずに立ち上がる不屈の精神を持つ人たちに、光が差す時が必ずやって来る。

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伊集院さんのこのコメントを読んで、私自身、人々の心に届いて役に立つことの出来る、言葉を紡いでいこう、紡がなければ…という思いを強くしました…。

書き記して、書き残していかなければ…。
たしかな足跡を刻んでいかなければ…。

お風呂

昨日、震災後初めてお風呂に入りました…。
とはいっても、まだガスが復旧していないので、お湯も出ず、お風呂を沸かすことはできません。
庭で大鍋でお湯を沸かし、浴槽にためよう！と、父が言い出しました…。
浴槽につかるまでは、もったいなくて出来ませんでしたが、シャンプーもして、身体も洗って、サッパリしました…。

震災で割れ落ちた壁のタイル…。
半月ぶりに湯気のたつお風呂…。
こうしていられることのありがたさ…。

ライフライン

水道、電気、ガス、燃料…。
どれもこれまで当たり前のようにあったのだということを実感する日々です。
そしていかに贅沢な生活をしていたのかも…。

いまだガスが復旧せず、まだまだ時間もかかるらしく、一番困っているのはお風呂です。
震災当日よりお風呂に入れないのです。
一昨日、ホットプレートの鍋と電気ポットでお湯を沸かして、やっとシャンプーしました
気持も、ホッとしました。
でも、まだお風呂は当分無理…。熱いお湯でタオルをしぼって身体を拭くぐらいです。

食事も、ガスが使えないとなかなか大変…。
ホットプレートをフル活用しています。
カレー、炒め物、スープ、…温かいものを作るには本当に重宝しています。

工夫して生活する大事さ…実感しています

震災から10日が過ぎて…

やっとパソコンが復旧し、こうして更新の文章を書いています。
周辺の状況を思えば、こうやって書いていられること自体、本当に幸せなことです。

震災の後、多くの方から、メールや電話をいただきました。
私はひとりじゃない…ということを、心から感じました。
本当に、ありがたかったです。
感謝です…。


大震災から10日以上が経過して、私の周りでは、少しずつ普段の生活が戻ってきている気がします。

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11日午後2時46分。私は文学館で仕事の最中でした。
あの長時間にわたる大きな揺れの中、この建物が崩れ落ちるのでは…と、本当に怖かった…。
揺れがおさまり、館内を見まわると、ひとめでわかる被害箇所も何箇所かありました。
携帯は通じず、交通網もストップ、余震が続く中、二時間半…歩いて帰宅しました。

夜中、ラジオから流れるニュースは、「荒浜で200～300の遺体…」と報じ、何を言っているのだろう？　まさか？　という気持ちばかりがくり返していました。
ラジオからの情報しかないままの数日間…。4日目ぐらいに新聞が届き、その写真の光景が目に入ってきた途端、怖くて見ることが出来ませんでした。
6日目、電気が復旧。テレビを見て、ようやくいろいろな情報が入ってきて、今回の被害の大きさを知りました。
自宅からわずか数キロ向こうで起こっている現実が信じられませんでした。

わが家の2キロほど先まで、津波は押し寄せていました。
東部道路があったおかげで助かりました。

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私の部屋は、戸が開かず、隙間から手を入れて少しずつ中のものを移動し、数日後に開けることが出来ました。
本棚の本が全て落ちました。


きちんと固定されていなかった本棚ひとつは、完全にひっくり返りました。


また、ノートパソコンの上には、ラジカセが落下していて…。大丈夫か？と思いましたが、電源を入れたら、何とかついてくれました…。

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これからが踏ん張りどころです。
みんなで頑張らなければ…。

まだ、安否確認が出来ていない知り合いもいます。
どこかに避難していてくれることを祈りながら…。

生きている限り、歩きださなければなりません。

私に出来ることは何だろうか…。
ずっと考えていながら、まだ行動に移せていない自分自身に苛立ちを感じ始めています。

私に出来る事、そのひとつは、やっぱり書くことなのかもしれません。

海に消えていってしまった命のために…。
苦しみを乗り越えて、懸命に生きなければならない命のために…。

言葉、詩、声、でお役に立てるように…動き出さなければ…と、思っています。

無事です

更新が遅くなってごめんなさい。
私も家族も無事です。今朝、ようやく電気が復旧しました。
パソコンまだ開けず携帯の充電もなかなか出来ず、メールへの返信も出来ずにいました。人生最大の怖い思いをしました。
でも生きていることに感謝と、今朝からテレビで被害状況を見て痛感しています。
ご心配いただき、そのひとつひとつの言葉に本当に勇気付けられました。
ありがとう。

本日受難の日？

最近、出勤途中で異常なほどに渋滞することがあり、年度末だから多少は仕方ないな…と思うのですが…。

異常なほどの渋滞の日は、決まって大学や高校の入学試験の日なのです。
最近は受験校まで親御さんが送り迎えするそうで…、朝のラッシュ時に運転に慣れていない方が…結果…渋滞を引き起こす一つの原因になっているらしいです。
そんなに甘くてどうすんだ～。世の中そんなに甘くない！
自分自身で公共の交通機関を乗り継いで行くのも経験なんじゃないのかな。
そうやって一歩ずつ自立していくんじゃないのかな…。
少なくとも私たちの世代はそれが当然だったなぁ…。

本日、公立高校の入試との情報を得たので、普段より早く家を出ました。
にもかかわらず…、途中びっしりと渋滞の所があり、全然動かず、イライラ～
今日は週一ミーティングの日、遅刻出来ないのに…15分も遅刻…。
ナント一時間半以上もかかったのでした…。
ふだんより30分も余計にかかるってどうよ…って気分でした…。


ここのところ寝不足気味で、目眩気味…。
昼前にパソコンで仕事をしていたら…。
あちゃ～グルグル…と思ったら、私ではなく、地面が揺れていました…。
宮城県沖地震を経験しているだけに、やっぱり嫌ですね。
あの時の恐怖を思い出してしまいます。
他人事ではないな…とあらためて思わされました。


そして…夕方、外を見たら…、雪…。
しかも、あっというまに積もってきている…

何だか今日は…せわしい一日でした…。

毎日かあさん

映画「毎日かあさん」を見てきました。


予想以上にいい映画で、何だか感動…。

漫画家・西原理恵子さんの「毎日かあさん」を原作にしたお話です。
西原さんの、飾らず、何事にも、ぶつかっていき、また受け止める、でもがんばりすぎない…、その生き方が、とてもかっこよくて、同じ女性としてあこがれてしまいます。

映画の中でも、原作の漫画同様、笑いの連続…。
西原さん役のキョンキョンも、ご主人鴨志田さん役の永瀬さんも、実際のご本人のイメージにとてもあっていました。（この二人の共演もビックリでしたけどね…）

ますます西原さんのファンになってしまった…。
オススメの映画です。



…おまけ…
映画館の中、暖房がききすぎてて暑かった…。
出てきてからこれでクールダウン…。

喜久水庵のミニほうじちゃパフェです。
ほうじちゃソフトがさっぱりしていて、時々食べます…。
これもオススメ…。

にくきゅう

スーパーのお菓子売り場で、にくきゅう発見…（笑）

なんだか幸せにくきゅうグミ


リアルなプニュプニュです…。

本物のにくきゅうと並べて撮影しようかと思ったのですが、わが家のちゃくん、気になってクンクンとにおいを嗅ぎ始め…撮影失敗…。
別々に撮影しました。

これホンモノのにくきゅう…です。

円座

膝の痛い母はここのところ丸イスに腰掛けることが多いのですが、その丸イス用に円座を編んでみました。（編んだのは年末です…が…）

ひまわり柄の円座です。


その後、妹の親友やじこさんの職場、足元が寒くて冷える～…ということで…、2月の誕生日にこれをプレゼント


太いアクリル毛糸で編んでいるのですが、結構あったかいんですよ。

そして、余った毛糸で、エコたわしを作りました。

可愛いでしょ