ライブ予定
「宿題終わった?夏休み マーシュ・マロウ」
19:00open/19:30start
2015年11月22日(日)渋谷・ラストワルツ
「秋の大文化祭」出演:村上ユカ、マーシュ・マロウ
12:30open/13:00start
2015年11月23日(月・祝)西荻窪・音や金時
「民族音的夜話」出演:蛇腹姉妹、マーシュ・マロウ
18:30open/19:30start
11/12、スターパインズカフェでの、マーシュマロウ・ワンマンライブ。
4年ぶりの会場だというのに、スタッフの皆さんはとても暖かく迎えてくれて、
また、当たり前といえば当たり前なのですが
心のこもった音響や照明などをしていただき、実はこっそり嬉しかったのでした。
時の流れと共に、マーシュマロウも歳を重ねているわけで、
リハでも本番でも「病気自慢」が繰り広げられる昨今。
この日、腕の痛みでギターが弾くのが難しくなっていた丸尾さんは、得意なピアノで代用。
「不慣れな楽器を頑張ってやる」のがそもそものマーシュのポリシーなのですが
なんとまぁ、音がよくまとまりまして……。
「ドロケイごっこ」「アイトホウキ」のサウンド、個人的に好きだったりします。
ライブ後半では、初夏のライブで対バンさせて頂いた原マスミさんを、
ゲストにお迎えしてのスペシャルプログラム。
(だから今回のライブタイトルが、マーシュ・マスミ、なのです)
マスミさんによる「いちょうの実」(宮沢賢治)の朗読にあわせて
マーシュが音楽や歌をつけていきます。
マスミさんの独特な声、豊かな表現力。ステキでした。
ついつい話を聞きたくなってしまうのを抑え、音楽おんがく!
即興ではなく事前にちゃんと用意したものなので、一回こっきりじゃ勿体ないなぁ。
その後に、マスミさんの「それぞれボレロ」をマーシュの演奏で。
私はひたすら、スネアをボレロのリズムで叩くのに必死で、コーラスする余裕一切なし!
でも自由に踊りながら歌うマスミさんの後姿を満喫できるという特権がありました。
今回のようなゲスト・スタイルもいいものです。
そして、これからのマーシュがどう変化してゆくのかも、どうぞもお楽しみに。
【セットリスト】
前半:バーレスク/風の子/風が吹いてる/ドロケイごっこ/早口言葉/うさぎ/恋は自転車に乗って
後半:祈りの回路/いちょうの実/それぞれボレロ/アイトホウキ/DANN/嫌な女
En:ブレーメン(原マスミさんと)
(落合さとこ)
急に暑さを増した五月末。
梅雨をスルーして、文字通りこのまま初夏に突入しそうな勢いの中の、
2日連続のLIVEとなりました。
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一日目は、5/30@晴れたら空に豆まいて。
原マスミさんとの対バンということで、
原さんの世界に少しでも近いものを…という思いから、
絵本をモチーフにした「ねんどぼうや」を盛り込みました。
そんなつもりはないのですが、
どうやらこの作品は、やればやるほど「怖さ」を増しているようで、
今後、真夏にヒヤッとするには、もってこいのメニューになるかもしれません。
マスミさんのステージは(楽屋での拝聴となりましたが)、
歌詞が耳にぐいぐいと入っていて、独特の世界観に、お客様もとても楽しんでいる様子。
さすがなのです。
セッションでは「ブレーメン」でコーラスと簡単な楽器で参加させてもらいましたが、
マスミさんの熱いステージにアンコールが鳴り止まず、初の「急遽もう一曲」となりました。
何も用意をしていなかったので、マスミさんの宮沢賢治の詩の朗読に、マーシュが即興で音をつけました。
思うのは、その人の、人柄、魅力、生きてきた重さ、などが、
ステージではにじみ出るということ。
マスミさんの吸引力で、セッションもホントのアンコールも、素晴らしいものになったのだと思います。
【5/30セットリスト】
北へ/早口言葉/おもちゃ/情景1/ねんどぼうや/五つ星/恋は自転車に乗って
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二日目は、翌5/31@studio Wuu(柏)。
外だけでなく、ステージ上も思わぬ暑さで、
真夏の野外ステージさながら、吹き出す汗と戦いながらのLIVEとなりました
(私だけかと思ったら、みんなそうだったようで、ホッ)。
前回のWuuさんでは、自然現象が多かったので、今回は比較的普通の選曲に。
と、言いながらも一曲目から「五つ星」で、
皆さんには、半ば強制的に参加してもらうという、ちょっとした冒険を。
また、最後の方に出て来る「DANN」を早い段階で登場させてみたりと、
いつもと少し違う選曲にしてみましたが、どうだったでしょうか。
恒例の、対バンの方とのセッションも勿論やりました。
この日は、柏で有名!ひなたなほこさん。
彼女の「柏シワ」にコーラスで参加。
ひなたさんは、良い意味で「音楽畑の人じゃないな」と思ったら、やっぱり。
もともとは女優さんを目指していた様子。
そのパフォーマンスに、妙に納得しました。
【5/31セットリスト】
五つ星/マンダリン・トレイン/月下森々/
シュカール・デーィヴェ・カム・アヴディエ
/キャベツ/DANN/北へ/恋は自転車に乗って/情景1
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個人的なこの二日間の感想は、マーシュの世界をやりながらも、
同時に対バンのアーティストの方のスタンスを味わい、学んだ時間でした。
一日目の楽屋でパチリ。
ワールドカップを祝って、サッカーのユニフォームで。
私たち、アスリートですから。
ん?一人、野球の人がいる。。
(落合さとこ)
少し日が空いて、1月最後のマーシュは
「バリトンサックス・フェスティバル vs 新春マーシュ・マロウ」。
横浜・サムズアップにて。
バリトンサックス集団「東京中低域」との対バンです。
「若い男の子たちが沢山だからねぇ~」。
リハの時に何度出た言葉でしょうか。
私よりもちょっぴり歳上らしき殿方もおりましたが、
平均ではマーシュがお姉さん。
それにしても、目の前で
束になった男子にバリサクを演奏しされたら……
女子のおめめがハートになるのも納得。
男前な音色に心をわしづかみされるわ、
ユーモアあるパフォーマンスに心をくすぐられるわ…で。
そんな多くの東中女子ファンを目の前にして、
マーシュ女子も、健闘しました!
楽器の多さと、へんてこりんなコーラスに少々あっけにとられながらも、
楽しんで聞いてくれた皆さん、心からありがとう!
【マーシュ・セットリスト】
うさぎ/風の子/サンドウィッチ/真っ赤な平行線/冬のモザイク
/早口言葉/北へ/DANN/雪が降ってる
2グループの演奏が終わって、最後は対バン恒例のセッション。
まずはマーシュのアカペラ「花びら」。
私たちの5パートを東京中低域にも一緒に吹いてもらい、
鳥肌モノの厳かな作品に早変わり。
ライブでしか聞けない豪華さでした。
彼らの「cat fight」では、にゃんにゃんコーラスで参戦。
はじけさせて頂きました。
驚いたのは衣装の色。
何も相談していなかったのに、2グループの気の合いようは写真の通り。
私たち、相性が良いってことかしらん♡
(落合さとこ)
新春マーシュ・マロウ2days「メデタイ編」。
柏(千葉)・studio Wuuにて。
Wuuは4年ぶり。
今年で15周年だそうで、そのお祝いも兼ねてのワンマンです。
ここでは、企画モノはやらずに通常のマーシュスタイル。
と言いながら、後半では「自然現象シリーズ」を立て続けにたっぷり聞いて頂きました。
これは、自然現象をマーシュ風オノマトペで歌うもの。
「さんさん」とか「ピューピュー」というコーラスワークといろんな楽器でのアンサンブル。
私はこの季節には欠かせない「雪が降ってる」(アカペラ)が大好き。
しんしん~こんこん~さらさら…歌詞は、これくらいしかないのですが、
複雑に入り乱れながらも、静かに雪が空から降りて来る感じが……いいんだなぁ
…間違わなければ…。
マーシュ初体験の地元の方が、約3割いらっしゃったようですが、
この不思議世界を楽しんでくれていたようでした。
「早口言葉」で、私たちがメットをかぶり頭をブームワッカーでたたき出した時に、
しっかり笑い声が聞こえましたしネ。
そして、Wuuサイドの暖かいおもてなし&音楽に向かう真摯な気持ちが、何より嬉しかった。
都内でのライブが多いマーシュでありながらも、沢山お客様が来て下さったのは、
会場の魅力が大きいと思うのです。
【セットリスト】
前半:恋は自転車に乗って/風の子/mutation/サンドウィッチ
/春の絵/早口言葉/うさぎ
後半:太陽が照ってる/鳥が啼いてる/雨が降ってる/風が吹いてる
/灰がフル/雪が降ってる/嫌な女/DANN
En:四字熟語
夕方公演だったので、本番が終わってから、珍しく5人そろって夕食タイム。
普段は、リハと本番、そしても漏れなくついてくる楽器の片付けで精魂尽き果て、
あとは急いで家路を辿るパターンなのですが、
みんなで過ごす、ゆったりした時間は本当に貴重。
切り詰めた時間内では話せない、いろいろな話題が出た夜でした。
最後の写真は、今日の佐々並音楽堂からの景色。
私が普段、棲息している山口県です。
こうゆう風景の中では、必ず「雪が降ってる」が脳内で流れているのです。
(落合さとこ)
新春マーシュ・マロウ2days「ヨロコブ編」。
下北沢・音倉にて。
私たち、なにげに気合いが入っていました。
だって、新しいネタである「タネ」の初披露だったから。
マーシュのレパートリーの中には、「ねんどぼうや」という絵本に
オリジナルの歌と音楽をつけたものがあります。
その流れを汲んでの今回の新企画は、いろんな「植物の種」がテーマ。
楽しい理科の時間みたいな感じでしょうか。
ヤドリギやクサギや……いろいろな植物の種が登場するのですが、
例えば「種は、鳥たちのウンチとなって、あちこちへ旅するのです~」ということを、
マーシュ風・不思議音楽とコーラス、歌で表現するわけです。
高田みち子ちゃんがプロデュースし、全員で分担をして曲を創りましたが、
気付けば、30分もの大作になっていました。
それでも実は、今回のものは、動物編と銘打った後半のみで、
つまりは、前半もあるのです(まだ創ってないけど)。
音楽や歌だけでなく、プロジェクターを使って、
種の写真や、高田みち子ちゃんのイラストも映し出され、
耳も目も楽しくオベンキョできるこのシリーズ、
風にのって、遠く遠く、いろんな土地で芽吹くことを期待します。
教育関係の偉い人も、企画力あふれる人も、そうでない人も、
みなさん是非、力を貸して下さいネ。
勿論、他のナンバーもお届けしました。
連休ということもあって、遠くは沖縄から来て下さった方も!
会場にいた全員に感謝です。
【セットリスト】
前半:雪が降ってる/恋は自転車に乗って/スルー・ジ・エアー
/キャベツ/真っ赤な平行線/風の子/灰がフル/冬のモザイク
後半:DANN/タネ/嫌な女/北へ/
En:うさぎ
(落合さとこ)