ミムさんの独り言

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人騒がせな「ウイルスバスター」

2005年04月27日 | Weblog
 先週末はアンチコンピュータウイルスソフト「ウイルスバスター」の更新用の定義ファイルに不具合があり、そのウイルスパターンファイルを適用することによって、パソコンのCPU使用率が100%に近い状態になり動作が著しく遅くなったという。
 ニュースでもかなり取り上げられたし、実際に被害に遭われたかたもおられると思うので皆さん、ご存じだと思います。
 不具合が生じるのはWindows XP SP2とServer 2003という最新鋭のOSだけだったので、被害は限定だったようだが、週末一部企業ではパソコンが動かなくなったというトラブルがかなりあったようだし、週明けになってトラブっているのが分かった企業もあったようだ(うちの会社の顧客も2件ほどトラブって対応した)。
 トレンドマイクロ社は平謝りし、当初は請求があれば、損害賠償に応じる旨の方針を出していたが、方針を途中から変更し、補償はしないが復旧にかかった実費に関しては補償すると発表した。
 また最後の1台が正常に戻るまで役員報酬の月額を、障害を起こしたファイル番号「594」と同じ594円にすると表明した。
 しかし、誤ったファイルを配給したトレンドマイクロ社の責任は大きいといえよう。自社のパソコンでの動作確認を行なわないままで、ファイルを配給するようにしてしまったという初歩的なミスで、パソコンがウイルスに感染したのと同様、あるいはそれ以外のトラブルにパソコンが陥ったところがあるのだから・・・。
 私が「ウイルスバスター」をインストールしていたら即刻、他の会社のソフトに替えただろう(ちなみに私のパソコンは会社・自宅ともトレンドマイクロ社のアンチウイルスだ)。今後の対応次第では、信用をさらになくし「ウイルスバスター」のユーザーは減って行くのではなかろうか。
 
 
 652社が障害など影響 トレンドマイクロ社 (共同通信) - goo ニュース

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