ミムさんの独り言

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大量破壊兵器なくても攻撃?

2004年09月18日 | Weblog
 アメリカのブッシュ大統領は今頃になって「イラクのフセイン大統領は十分危険な存在だった。大量破壊兵器なくても攻撃していただろう」と言っているらしい。
 大量破壊兵器がないことがほぼ明らかになった今となってはそう言わざるをえないのだろうが、「大量破壊兵器の存在」こそがって戦争の大義名分じゃなかったの?
 そんな屁理屈がまかり通るからこそ、核兵器は抑止力などという核兵器が訳が分かったようで分からない理屈を並べたりするんだよなあ。
 この理屈を発展させていけば、日本の自衛隊だって、よその国へでかけて行って平気で戦争ができてしまうことになる。
 「あの国が攻めて来そうなんで、仕方なく防衛のために先制攻撃をしました」ってね。
 アメリカ人は強いアメリカが好きみたいだけど、強くて攻撃的なアメリカはそのうち孤立化してしまうぞ。近い将来アメリカとなかよくやっているのはアメリカのポチ的存在のジャップ(JAP)だけだったりして(冗談ではなくなりそうな予感もあったりして・・・)。

大量破壊兵器なくても攻撃 米大統領、イラク戦正当化 (共同通信) - goo ニュース

少額訴訟

2004年09月17日 | Weblog
 少額訴訟は最近法律によって認められるようになった、60万円以下の金額を請求するための簡易裁判制度だ。
 通常は訴訟となると、裁判費用や弁護士を依頼する費用など莫大の金額が必要になり、庶民は裁判まではと泣き寝入りするケースも多かったが、この裁判では、簡単に訴訟が起こせ、弁護士を立てずに裁判を起こすことができ、非常に便利だ。
 ところが、下記記事のように、この制度を逆手に取って、覚えもない借金などを返還請求するアクドイ業者が出て来たようだ。
 少額訴訟の場合、被告側が裁判に行かないと原告側の主張がそのまま認められ、原告勝訴の判決が下りてしまう。したがって、このケースは黙っていては、いわれのない借金を払わなければならないことになる。
 悪い奴はどこまでもあくどいので、もし皆さんもこんなケースに遭遇したら、ムシせず、弁護士さんや消費者生活センターに相談してみましょう!
 きっと将来的にはこの少額訴訟制度も改正されていくのだろうが、今の段階では自衛するしかないようだ。皆様もくれぐれもご用心!!

新手の架空請求 少額訴訟など悪用 「無視」続けると敗訴に (産経新聞) - goo ニュース

死刑制度

2004年09月15日 | Weblog
 昨日9月14日2人の死刑囚の死刑が執行された。
 死刑制度の是非に関しては、10年前くらいまでは結構議論が盛り上がっていて、廃止論を唱える人も多かった。
 国会でも、死刑廃止の議論は結構されたいたように思うが、今や自民党の亀井静香氏が廃止論を唱えて孤軍奮闘しているようだ。
 死刑廃止論が下火になった一番の大きな理由は、オウム教団の一連の残虐極まりない殺戮のせいと言っていいだろう。
 厳しい法律論をいうならば、そもそも刑とは何なのか?応報なのか、再犯防止の教育・矯正なのか?という問題に行き着くだろう。しかし、この議論は水掛け論的なところがあり、現在の刑はそのいずれも含むと考えるのが妥当のように思える。
 死刑廃止論は突き詰めると、「裁判は人間の行なうものだから誤判の危険性があり、死刑の場合はいったん執行されれば取り返しがつかないことになってしまう」というところに行き着くように思える。
 だが、今回の宅間死刑囚のように自分の罪を認め、裁判で争うこともなく、証拠も十分のような場合は、この誤判防止ということにも理由がなくなる。
 オウム教団の一部の被告人や宅間被告などのように人を沢山殺しておきながら全く反省の色も見せないような人間には、刑を教育とみても意味がなく、被害者や遺族の感情を考え、社会的影響も考えるなら、死刑もやむなしといわざるを得ないのではなかろうか。

池田小児童殺傷事件 宅間死刑囚に刑執行 確定わずか1年 (産経新聞) - goo ニュース

おかしな奴

2004年09月04日 | Weblog
 概して言えば、日本人は勤勉で働き者と言われている。
 しかし、中にはそれと全く逆だけど、なぜかノラリクラリと世渡りをしている奴もいる。
 うちの職場にもひとりいますよ、MA君という変わった奴が。
 朝は10時頃出勤・・・注意されると1週間くらいは9時頃来るが、また逆戻り。
 ボスが首にしたはずが、給料ももらわず出勤しつづけいつも間にかまた職場復帰をしているというおかしな奴。
 それを放置するボスもボスなんだけど・・・・。
 本人は話術だけで生きているような奴だが、非常にクセがあるので、取引先でも好んでくれる人と逆に健全に毛嫌いされる人がいる。
 私はこんないい加減な奴とは働きたくないです。
 仕事にすぐあき、何をやっているか分からず、信用できないもの。
 

アテネ・男子マラソン

2004年09月02日 | Weblog
 忙しくてなかなか書けなかった。オリンピックは終わってしまったが、男子マラソンのハプニングは本当になんと言っていいのか分からないくらいの大問題だった。
 ほぼ独走態勢になったブラジルの選手バンデレイ・リマが35キロ地点をすぎて、飛び出してきた暴漢の男に襲われて沿道に追いやられてしまった。
 VTRで何度も放送されているのを観たがリマ選手が走っているのと反対側からその男が出て来たので、取り押さえようと思えば取り押さえることができたのではないかと思う。警備がズサンだったことも問題ではあるが、そんな妨害をしようとする男がいること自体が一番問題だ。
 この男は警察によると、男はアイルランド出身の元司祭で50代後半。拘束後の調べに対し「キリストの再臨に備えて(デリマを)捕まえた」などと供述しており、警察は「精神的に重大な問題があるようだ」としているそうだ。
 以前、F1はウインブルドンのテニスにも乱入している常習犯だという。
 今回は懲役には執行猶予が付き、罰金40万円で国外退去となったそうだが、リマ選手の胸中を察すると余りあるものがある。リマ選手は表彰式のときに、言い訳も愚痴も言わず、金メダルの選手にエールを与える余裕すらあった。そんなリマ選手をブラジルの国民たちは讃え、IOCはリマ選手に特別メダルも授与した。
 しかし、こんな邪魔をするバカがもし親戚にいたら、罵倒し縁を切るだろう。
 単なる目立ちたがり屋なのか愉快犯なのか知らないが、この男には尊厳もプライドもない。
 神を語る資格もない。一生、自分の罪を背負い、懺悔し続けたとしても神はお許しにならないのではなかろうか。キリストの名の下に犯行を行なったことを声明するとはキリストへの冒涜に他ならない。
 法律で彼を重く罰せられずとも、彼は宗教上重い罪を背負って、生きながらえねばなるまい。