木曜日、金曜日はこの春休みの、というよりジャンボくんの人生で最も、と言えるかもしれないビッグイベント、フラッグフットボールの合宿でした。強制ではなく自由参加。親としては、新しいコトヒトバショが苦手なジャンボくんもこういうのに行って楽しめるようになって欲しいな～と思いながらも、「いかな～い」と言うので春キャンプ、夏キャンプは見送り。3回目のチャンスである今回。同学年、上下学年の子たちが行くと言っていたので、10月末に「〇〇くんも〇〇くんもみんな行くって！行ってきたら？」と振ると、ようやくジャンボくんから「行こうかな」という言葉が出てきました
概要しか案内されなかったのでこちらも詳細はわからなかったものの、あまり具体的に説明すると萎えられるかもしれないし、もう一度意思確認するとNOと言われるかもしれないので、そのまま2月末に申し込み。ところが
蓋を開けたら、行くと言っていた子たちが軒並み不参加
でももう1人、1年生のSくんが行くということだったのでキャンセルはしませんでした。
でもまさか2人だけとは言えない…と思っていたところ、「キャンプ（合宿）って同じチームだけ？」と聞いてきたジャンボくん。そこはウソをつけないと思い、いろんなチームの子が参加することを伝えたら、「ならやだった…」とシクシク
これはヤバい…
それをSくんのママに伝えたら、事前に一緒に遊ぶ機会を設ける？と提案してくれました
そこから、
3月1週目：Sくんの家にジャンボくんだけ行く
3月2週目：我が家にSくんだけが来る
3月3週目：Sくんの家に母子で行く（＋ランチ）
3月4週目：我が家にSくんとママが来る（＋ディナー）
と、涙ぐましい交流会を開催。Sくんもジャンボくんも体は丈夫なものの、どちらかが欠席することのないよう、母たちは密かに緊張していました
スケジュールを見てビックリ
20:30からの作戦会議なんて、20時台に寝ているジャンボくん、大丈夫？
無事に当日を迎え、Sくんもジャンボくんも参加することができました
かわいい子には旅をさせたいけれど、いや〜、これって寿命縮まりますね…。とにかくそのままの姿で無事に帰ってきて欲しい。1泊だけでうまくなるとか期待していないけれど、もし可能なら何か少しでも楽しんでこられるといいな
と祈るような気持ちでした
旅立つ人っていうのは、後ろを振り返りもせずに行ってしまうものですな
参加した子どもたちは日焼けして帰ってきました。Sくんは「ママにいつ会えるの？」と言っていたようですが、ジャンボくんは最初から最後まで淡々と過ごしていたようです。ほんの数時間しか過ごさなかった幼稚園のお泊まり保育から数段レベルアップ
当日完成したバッグはこれのためでしたが、ちゃんと自力で全部収納されていていました。「同じチームの子、2人だけしかいなかったよ」と、怒るでもなく悲しむでもなく報告されました
でも「子どもだけで行くとは思ってなかった」と聞いてビックリえ…カレンダーに君だけの予定として書いてあったハズですが…
そうとわかったのがどの段階だかわからないけれど、それを取り乱さずに受け入れられたのが成長かな
帰宅後パジャマに着替えながら急にワーワー泣き出したので何かと思ったら、「優勝できなかった…」ですってチーム競技だから難しいけれど、もっと強くなって、1回ぐらいは優勝体験したいよね
日記には「来年もキャンプに行っていっぱいしあいをしたいです」と書いてありました
「辛かったから二度と行きたくない」とならなくて良かった～
