人参の葉の様な草から、綺麗な色の種が付いている。
触るとビッシリと堅い毛が。
一つ種を取り、洋服の付けると落ちない。
これは、きっと「引っ付き虫」の種類なんだろう。
パソコンで名前を調べてみても判らない。
気になるなぁ。
うっそうとした梅の下で「茗荷竹」（みょうがたけ）が伸びてきた。
茗荷の若芽のこと。
伸びすぎると、風味も無くなり堅くなるので
食べられるのは今だけだ。
10㎝前後の若いものをお味噌汁に刻んで食する。
「茗荷竹きざむ厨に初夏の風」 黎
2本で100円のズッキーニ。
さて、今夜はどうしよう。
細く切った人参と、同じ様に切ったズッキーニをごま油で炒めるのも美味だ。
ベーコンと炒めて、パスタも良い。
でも私は、オリーブオイルでこんがり色付くまで炒め
熱々のズッキーニにポン酢をジャッ！とかけるのが好き。
これは料理と言えないけど
美味しければ満足・満足。
右の方に視線を移す。
道路を隔てた向こうは、雑木の山。
山のお蔭で、庭にいても色々な小鳥の囀りが聞こえてくる。
ハンモックに揺られながら、小鳥の鳴き声の種類を数えてみた。
数えられたのは、7種類。
解らないだけで、山の中には、もっと違う小鳥がいるのだろうな。
ハンモックから、空を見上げる。
揺れが止まるのを待って、カメラを向けた。
風の中で、鶯の声と虫の羽音が聞こえる。
五感が研ぎ澄まされる瞬間。