ブレーカーとして古くから使われているカバー付きナイフスイッチを交換



これがつめ付き鉛ヒューズです。


カバーを開けて確認すると




電気工事に携わっている方ならおわかりでしょうが、本来は3本とも鉛ヒューズが使われているのに真ん中のヒューズは鉛ではなく銅板

小学生の時に電気の回路でナイフスイッチを使った実験をされた方も多いのではないでしょうか

カバー付きナイフスイッチは、これに銅つめ付き鉛ヒューズが付いたブレーカーです。

これがつめ付き鉛ヒューズです。
これが切れてしまうと新しい物に取替えなければならないため若干手間が掛かります。
最近ではあまり見かけないのですが、古いコーポなどでは時々お目にかかりますね
先日、管理会社からの依頼で古いコーポの電気が一部使えないからと修理依頼がありました。

コーポの集中電源ボックスを開けて依頼先の部屋のブレーカーを確認すると、その部屋はカバー付きナイフスイッチのままでしたので

カバーを開けて確認すると

一見問題無いように見えますが、よく見ると鉛ヒューズが破断しているのがわかりました。
今回はヒューズの劣化で破断している感じです。

こんな時は新しい鉛ヒューズに交換すれば直りますが、この機会に新しくサーキットブレーカーに交換します。

サーキットブレーカーに交換すれば、なんらかで電源が切れても復旧は簡単にできますし耐久性も向上しますから安心、安心
過去のブログを見ると2年前にも交換してました。
過去のブログを見ると2年前にも交換してました。
余談ですがカバー付きナイフスイッチの画像でお気づきだろうか

電気工事に携わっている方ならおわかりでしょうが、本来は3本とも鉛ヒューズが使われているのに真ん中のヒューズは鉛ではなく銅板
銅板だと切れることはまずないのでは?
それでは意味がない
いえいえ、それはこんな理由から
単相3線式の場合、真ん中(中性線)のヒューズが切れると100vの回路に200vが流れてしまうので危険なんです。
なぜ200vが流れるのかは私にはわかりやすく説明できる学力がありませんので・・・割愛します(笑)
すみません、一般の方にはどうでもいい話題になってしまいましたm(_ _)m
きょうはここまで
つづく