巫女ブログ

問題提起:観測機の状態と、観測機の観測対象を同時に精度良く観測することは可能か。

イスラーム国家の繁栄

2009-03-17 04:07:23 | NHK高校講座
カイロ、イスファハーン、イスタンブールの各都市を中心に12~17世紀にかけてのイスラム世界の様子を見ていく。

カイロ
1169年にサラディンがアイユーム朝をたてた。
1183年にカイロの郊外に十字軍との戦いに備えた城塞・ジタデルを作った。
アイユーム朝は十字軍との戦いに勝利し、イスラエルの奪還に成功する。
十字軍との戦いで活躍した、騎馬隊がいた。彼らは騎馬民族出身の奴隷で、軍人として訓練を受けた後に自由になったひとびとで、マムルークと呼ばれていた。
その後マムルークの勢力が強まって、クーデターを起こしてマムルーク朝を立ち上げた。
マムルーク朝では、有力な権力者が君主の位を奪い合っていた。
しかし、ペストの大流行や内紛で弱体化し、1517年にオスマントルコ帝国に滅ぼされる、。

イスファハーン
イスマントルコ1世が、イスラム教シーア派を国教としたサファヴィー朝を立ち上げた。
1597年、アッバース1世が都をイスファハーンに移した。
イスファハーンはとても繁栄した。今でも優れた建築物が残っている。
アッバース1世の時代に、美少年や美女の人物がが流行った。これは、イスラム世界ではとてもめずらしい事だった。

イスタンブル