学校から帰って来た上の娘が、ある決意を話し始めた。
「ママ、水泳部に入っていい?」
「水泳部? いいけど…泳げなくても大丈夫なの?入れるの?」
「うん、いいって言ってた。先生に聞いてきたんだ。」
「そう、ならいいよ。がんばってね。」
「うん!」
「泳げるようになるまで、ママが教えてあげようか?」
「うん!いつ?」
「今度の日曜日に市民プールに行く?」
「行く!やったー!」
何を決めるのも、私達に聞いて、意見を求めていた娘。
自分で初めて決めた事だった。
長女という事もあり、何かと干渉しがちであったのもある。
いっちゃんの事もあり、親の我々も、上の娘も少しずつ自立し始めている。
自分でやらなくてはならない事が多くなった。
娘は確実に成長している。
うれしかった。
「パパには自分で言ってみな。なんて言うかね~。」
「いいよって言ってくれるよ。」
主人の帰りを待ち、自分で言っていた。
「お~、やってみ、やってみ!」
「うん。」
嬉しそうに笑顔を向けている。
娘が寝た後、主人が嬉しそうに話し始めた。
「凄いな~。俺は泳げないから、水泳部に入ろうと思わないけど…。」
「自分で決めて先生にも聞いてきたんだから、本気みたいね。はじめてね、あの子 が自分で決めて何かをするの。」
「そうだね。」
「ママが教えてあげたら?泳ぎ…。」
「うん、そのつもりよ。今度の日曜日に、いっちゃんの所に行く前に練習しに行く の。」
「お~、やる気満々だ。あいつ。」
今まで、レールを敷いてしまっていた私たち。
これからは、娘が敷いて行くレールを、後ろから脱線しないように見守っていこうと話した夜だった。
「ママ、水泳部に入っていい?」
「水泳部? いいけど…泳げなくても大丈夫なの?入れるの?」
「うん、いいって言ってた。先生に聞いてきたんだ。」
「そう、ならいいよ。がんばってね。」
「うん!」
「泳げるようになるまで、ママが教えてあげようか?」
「うん!いつ?」
「今度の日曜日に市民プールに行く?」
「行く!やったー!」
何を決めるのも、私達に聞いて、意見を求めていた娘。
自分で初めて決めた事だった。
長女という事もあり、何かと干渉しがちであったのもある。
いっちゃんの事もあり、親の我々も、上の娘も少しずつ自立し始めている。
自分でやらなくてはならない事が多くなった。
娘は確実に成長している。
うれしかった。
「パパには自分で言ってみな。なんて言うかね~。」
「いいよって言ってくれるよ。」
主人の帰りを待ち、自分で言っていた。
「お~、やってみ、やってみ!」
「うん。」
嬉しそうに笑顔を向けている。
娘が寝た後、主人が嬉しそうに話し始めた。
「凄いな~。俺は泳げないから、水泳部に入ろうと思わないけど…。」
「自分で決めて先生にも聞いてきたんだから、本気みたいね。はじめてね、あの子 が自分で決めて何かをするの。」
「そうだね。」
「ママが教えてあげたら?泳ぎ…。」
「うん、そのつもりよ。今度の日曜日に、いっちゃんの所に行く前に練習しに行く の。」
「お~、やる気満々だ。あいつ。」
今まで、レールを敷いてしまっていた私たち。
これからは、娘が敷いて行くレールを、後ろから脱線しないように見守っていこうと話した夜だった。