明け方
母の夢を見たんだ
長いこと会えなかったから
忘れてしまわないようにブログに書いておきたいと思いました
姿は50歳台くらい
以前よく着ていたんだけど着物姿に白い割烹着
垂水の実家で私と二人で過ごしているのね
私が何歳なのかわからない
私は私目線だったから
そこには父はいなかったし
母と私
会話があったのかそれは覚えてないのね
母の笑顔か素敵やったな
最後、母が消えてしまう時に
垂水の実家の門の前で
いかんといて!
お願いやから
置いていかんといて!
まだいっぱい話したいことがあるねん
まだそばにおってほしいねん
お願い
そう母に抱きついて泣いている私
母は困った顔をしていた
そして
スッと消えてしまった
一人残された私
居間に戻り台所のほうに向いて座り、母を思う
そうしたらスッとまた母が現れて
おにぎり食べる?って
その時の声だけは覚えているんだ
ラップに包まれたおにぎりを一つ私に渡してくれた
一口食べたら少し固くてね
少し固いねって言ったら
母が笑って言った
ほんまやね
そうして消えていったんだ
目を覚ましたら涙が溢れていたよ
泣きながら起きた私に夫が
どうしたの?
母の夢を見たんよって泣きながら伝えたら
夫が背中をさすってくれて
お母さんと会えたんやね
そう言ってくれた
夢でもいいから会いたかったんだ
今も泣きながら書いています
母を亡くした悲しさや辛さを考えたら
それ以外のことなんて本間につまらないこと
母に抱きついて行かないでって駄々をこねた私
また会いたいな