メールマガジン 呼吸の奇跡 声の魔法
2005年5月25日発行・第46号の抜粋です。
興味ある方は、下記へアクセスしてください。
http://www.mag2.com/m/0000135766.html
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★ 呼吸の奇跡【セロトニンはスゴイ!】
東邦大学医学部の有田秀穂教授が研究・発表された、呼吸とセロト
ニンの関係。
教授の著書には、興味深い研究結果がたくさん書かれていました。
◆深い呼吸は心に直結している。
深い呼吸をすると、まず右脳の前頭前野(ぜんとうぜんや)の血流
量が最初に増えるのだそうです。
ここは、人間が人間らしくものごとを考えるところ、つまり「心」
の部分にあたる場所です。
ここの血流量が最初に上がって、次にセロトニンが増えるのです。
つまり、深い呼吸は「心」の活性化に、ダイレクトに影響があると
いうことですね。
さらに、朝の光やそよ風、雄大な景色などをイメージして呼吸をす
ることで、右脳がより一層、活性化されるそうです。
*息と言う字は、自らの心と書きますものね。
◆深い呼吸は姿勢を良くする
セロトニンは、抗重力筋(こうじゅうりょくきん)を刺激します。
抗重力筋とは、重力に逆らう筋肉です。
重力に逆らわないと、皮膚や脂肪も、全部だらっと下に垂れ下がっ
てしまうでしょう。女性には、痛い話ですよね。
でも、セロトニンはこの重力に逆らう筋肉を助けてくれるんです。
つまり、姿勢がしゃきっとしてくる。
呼吸をしていると、背すじがスッと伸びてきます。
これは、意識して、自分自身が伸ばしているわけではなくて、なん
と、セロトニンが勝手に伸ばしてくれているんだそうです。
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太極拳の世界では、身・心・息(しん、しん、そく) と言われます。
身体は、脳からの命令で、勝手に自律的に動いている部分(たとえば心臓などは、
いまからおまえ動けよといちいち意識して命令を出してなくても動いて
いてくれてます)と、他律的というか、筋肉のように手を動かして
物をつかめと命令して動いている部分があります。
ところが、呼吸は不思議なのことに、意識してゆっくり呼吸することも
できますが、普段は、吸ったり吐いたりは特別意識してなくてもできています。
つまり、呼吸のこの不思議な働きを活用して「意識的にゆっくりゆっくり呼吸
する」ことで、心(脳)を緊張感から解放してやろうといううのが、
身・心・息(しん、しん、そく)の息(そく)すなわち呼吸です。
ゆっくりした呼吸こそが、身と心つなぎ、両方に働きかけることが出来る
のです。
穏やかな心がゆっくりした呼吸を導くとも、 また、逆にゆっくりした呼吸がリラックス
した心を招くとも言えるわけです。さらにそれらは、血圧下げ血流をよくするなど
身へも影響するのです。
まさに「息」は「身」「心」をつなぐ、掛け橋なのです。
2005年5月25日発行・第46号の抜粋です。
興味ある方は、下記へアクセスしてください。
http://www.mag2.com/m/0000135766.html
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★ 呼吸の奇跡【セロトニンはスゴイ!】
東邦大学医学部の有田秀穂教授が研究・発表された、呼吸とセロト
ニンの関係。
教授の著書には、興味深い研究結果がたくさん書かれていました。
◆深い呼吸は心に直結している。
深い呼吸をすると、まず右脳の前頭前野(ぜんとうぜんや)の血流
量が最初に増えるのだそうです。
ここは、人間が人間らしくものごとを考えるところ、つまり「心」
の部分にあたる場所です。
ここの血流量が最初に上がって、次にセロトニンが増えるのです。
つまり、深い呼吸は「心」の活性化に、ダイレクトに影響があると
いうことですね。
さらに、朝の光やそよ風、雄大な景色などをイメージして呼吸をす
ることで、右脳がより一層、活性化されるそうです。
*息と言う字は、自らの心と書きますものね。
◆深い呼吸は姿勢を良くする
セロトニンは、抗重力筋(こうじゅうりょくきん)を刺激します。
抗重力筋とは、重力に逆らう筋肉です。
重力に逆らわないと、皮膚や脂肪も、全部だらっと下に垂れ下がっ
てしまうでしょう。女性には、痛い話ですよね。
でも、セロトニンはこの重力に逆らう筋肉を助けてくれるんです。
つまり、姿勢がしゃきっとしてくる。
呼吸をしていると、背すじがスッと伸びてきます。
これは、意識して、自分自身が伸ばしているわけではなくて、なん
と、セロトニンが勝手に伸ばしてくれているんだそうです。
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太極拳の世界では、身・心・息(しん、しん、そく) と言われます。
身体は、脳からの命令で、勝手に自律的に動いている部分(たとえば心臓などは、
いまからおまえ動けよといちいち意識して命令を出してなくても動いて
いてくれてます)と、他律的というか、筋肉のように手を動かして
物をつかめと命令して動いている部分があります。
ところが、呼吸は不思議なのことに、意識してゆっくり呼吸することも
できますが、普段は、吸ったり吐いたりは特別意識してなくてもできています。
つまり、呼吸のこの不思議な働きを活用して「意識的にゆっくりゆっくり呼吸
する」ことで、心(脳)を緊張感から解放してやろうといううのが、
身・心・息(しん、しん、そく)の息(そく)すなわち呼吸です。
ゆっくりした呼吸こそが、身と心つなぎ、両方に働きかけることが出来る
のです。
穏やかな心がゆっくりした呼吸を導くとも、 また、逆にゆっくりした呼吸がリラックス
した心を招くとも言えるわけです。さらにそれらは、血圧下げ血流をよくするなど
身へも影響するのです。
まさに「息」は「身」「心」をつなぐ、掛け橋なのです。