横浜(0-1)千葉

横浜にとって今月特に重要な１戦だったであろう千葉戦は、最少失点で敗北。
お互いの前半の出来が勝敗に結びついた格好だった。

風下で苦戦を強いられた前半は、プレスがかからずFW大久保に収まらずで千葉に試合を支配されてしまった。
前半で唯一崩せたシーンもカイオのシュートは枠外へ。
風上の後半は、積極的にミドル・ロングを打つ一方で、高地が中央からスルーパスで崩しにかかり同点ゴールも見えてきたけど、こっちの選手交代と共にチャンスが潰えてしまった。
武岡や阿部の単騎突破があったが、所詮それだけだった。
山口監督の１枚目のカードの切り方はアレで良かったのであろうか疑問であり、結果として意味の無い交代だったと言わざるを得なかった。
相手がアジャストしたからかも知れないが、これを境に試合のモメンタムを相手に渡してしまった格好になったのは残念。

さて、次節は入替戦枠に順位を落とした鳥取戦。(その次は同勝ち点の富山)
入替戦枠脱出を賭けて現実的な試合運びも予想されるので、この日多発したパスミスからの速攻による失点だけは避けたい。
昨季の鳥取＠三ツ沢では難波のトラップミス(？)から素早く前へ運ばれて決勝点を献上した試合でもあったからね。


千葉は特に前半は寄せの速さ・攻守の切り替えの速さが印象的で、こちらが奪ってもすぐに奪い返したのはさすがだった。
ゴールシーンも、流れるようなパス交換からフェイントで鮮やかにかわして角度の無い位置からゴールを決めたのは凄かったと思った。