地上百数十メートル!?46階の和食レストラン、場所は上海です。
市内に4店舗ある有名店。内装もシックで、それはもう良い店です。
私は高所恐怖症で、46階に上がっても窓に背を向け、ただ芋焼酎
を見つめているだけ。それでも久方ぶりの知りあいとの会食に、身
も心ホカホカ。前の晩は、市内の近代的な中華ダイニングレストラ
ンで、旬の上海蟹に舌鼓を打ったのですが、やはり日本食で!
近くて遠い、日本にとって理解し難い国。しかしそれは日本も同じ。
旅客機が空港に着陸し、駐機場へ向かうや否や、乗客は一斉に
立ちあがり、三々五々、上のロッカーから荷を出したり、携帯を立
ちあげたり。それはもう機内は喧騒に包まれます。それを見てい
るCAも、さもありなんと止めることなく、愛想も見せずに棒立ち。
対して日本の旅客機となると、機が着陸し、もし誰かが立っても、
客を睨むように座るCAが「お座り下さい!」の一言で、気まずそ
うに座るのが通例です。(先週韓国行きのフライトも同様でした)
もちろん運航の安全から言えば、某国より日本の方が正しい。
欧州の新聞記者が東京の不思議と銘打ち、スクランブル交差点
の風景を、面白可笑しくレポートしたっそうです。それは「信号が
黄色になったら、なんと皆一斉に止まる!」とまあ、こんな日本の
常識も、今の若者には当てはまらないが、少し異常なのである。
昔からよく言われるのは、某国の一流大学と東京大学を比べれ
ば、一対一であれば日本に負けない。しかし二対二になれば、
圧倒的に日本人が強い。アジアの近い国から見れば、そんな風
に思われている。これは心して付き合って行かねばならない。
某紙によれば、「侠」の中国、「恨」の韓国、それに対して日本は
「武」だという。詳細は省くが、韓国・中国をなんども訪ねた者と
して、こんな面白い三か国は、世界を探しても欧州と我々くらい。
我が生涯を掛けて、これからじっくりと勉強をしてみたいと思う。
三神工房