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三神工房

2006年1月11日から約8年、OcnBlogで綴った日記・旅日記・作品発表は、2014年10月gooへ移動しました。

上海の夜

2012-11-15 | 旅行記

地上百数十メートル!?46階の和食レストラン、場所は上海です。
市内に4店舗ある有名店。内装もシックで、それはもう良い店です。

私は高所恐怖症で、46階に上がっても窓に背を向け、ただ芋焼酎
を見つめているだけ。それでも久方ぶりの知りあいとの会食に、身
も心ホカホカ。前の晩は、市内の近代的な中華ダイニングレストラ
ンで、旬の上海蟹に舌鼓を打ったのですが、やはり日本食で!

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近くて遠い、日本にとって理解し難い国。しかしそれは日本も同じ。

旅客機が空港に着陸し、駐機場へ向かうや否や、乗客は一斉に
立ちあがり、三々五々、上のロッカーから荷を出したり、携帯を立
ちあげたり。それはもう機内は喧騒に包まれます。それを見てい
るCAも、さもありなんと止めることなく、愛想も見せずに棒立ち。

対して日本の旅客機となると、機が着陸し、もし誰かが立っても、
客を睨むように座るCAが「お座り下さい!」の一言で、気まずそ
うに座るのが通例です。(先週韓国行きのフライトも同様でした)
もちろん運航の安全から言えば、某国より日本の方が正しい。

欧州の新聞記者が東京の不思議と銘打ち、スクランブル交差点
の風景を、面白可笑しくレポートしたっそうです。それは「信号が
黄色になったら、なんと皆一斉に止まる!」とまあ、こんな日本の
常識も、今の若者には当てはまらないが、少し異常なのである。

昔からよく言われるのは、某国の一流大学と東京大学を比べれ
ば、一対一であれば日本に負けない。しかし二対二になれば、
圧倒的に日本人が強い。アジアの近い国から見れば、そんな風
に思われている。これは心して付き合って行かねばならない。

某紙によれば、「侠」の中国、「恨」の韓国、それに対して日本は
「武」だという。詳細は省くが、韓国・中国をなんども訪ねた者と
して、こんな面白い三か国は、世界を探しても欧州と我々くらい。
我が生涯を掛けて、これからじっくりと勉強をしてみたいと思う。

三神工房


「海」

2012-08-10 | 旅行記

「海は広いな、大きいな・・・・・・」

8月9日(木)所用で、神戸から岡山経由で四国丸亀まで行った。
前日最終のフライトで九州から戻り、深夜のオリンピックのTVも
そこそこで、朝会社最寄りの垂水から午前10時ころJRに乗った。

疲れと暑さで、岡山から「くろしお」に乗ったとたん、睡魔に!
しかし、うとうとする私の席の後ろから、件の歌が聞こえてきた。

お盆の帰省か、親子三代の連れの中で、窓際に陣取った祖母
とお孫さんか、「ほらほら海!」と言いながら、おばあさんが歌を
口ずさみ始めた。つられて、私も窓のカートンを、そっと開けた。

列車は児島から瀬戸大橋に向かっていた。私は、急いで携帯を
出し、シャッターチャンスを狙った。二度・三度、ようやく撮った
写真を、その日夕方FaceBookにアップした。(少しピンボケ)

その間もおばあさんは小さな声で「海」を口ずさんでいた。横で
小さな女の子が「船、船、船に乗りたい!」と、哀願していた。

うみは ひろいな
おおきいな
つきが のぼるし
ひがしずむ

うみは おおなみ
あおいなみ
ゆれて どこまで
つづくやら

うみに おふねを
うかばせて
いって みたいな
よそのくに

私に歌を歌ってくれた祖母は、もうこの世にはいない。でも私は、
きっと祖母のお陰で、船を海に浮かばせ、他所の国にも行けた。

だから君も、きっと船に乗って海の向こうに行けるよ!と、窓の
硝子に映る彼女の横顔に言った。

そして(ああもう盆や。お墓参りに行こう)と思った私に、瀬戸大橋
の欄干は、その間隙から海を撮るのを許してくれたのであった。

暑い、一日だった。
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カンボジア報告①

2012-03-07 | 旅行記

2月26日(日)関空からホーチミン経由にてプノンペン、4時半着。
自宅からDRtoDRで実に約12時間。まだまだ遠い。

2月27日(火)プノンペンからシアヌークビルまで車で移動。車中、
約4時間の距離である。ここでの楽しみはなんといっても海鮮!
海老・蟹・イカなどなど、当日の夜は行きつけのレストランで堪能。

下の写真は、現地法人の第三店舗、艤装品工場である。いまだ
掘立小屋の域を出ないが、年内には本格的な工場を建設予定。
しかしいつもカンボジアの若者の目にやられる!夢こそ偉大なり。

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3月1日(木)朝から車でシアヌークを出発し、プノンペンへ戻る。
連日39度以上の灼熱の中、プノンペンは更に暑かった。

3月2日(金)朝9時から、第4店舗となる”Wings Car Shop"の
オープニングセレモニー。店舗の入口と内部に設けられた、
日本でいえば「神棚」(カンボジアは仏教風の祭壇)へ線香を
5本、三回頭の前まで上げてお参り。「繁盛しますように!」

 

 

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同日、同じルートで復路。翌3日朝7時、関空到着。そのまま
神戸サウナへ直行し、疲れを癒したが、未だ本復せず。明日
から長崎へ!美味しいお寿司でリフレッシュしようと思う。

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行く年2011年

2011-12-30 | 旅行記

あっという間に今年もあと二日。仕事も無事に納め、午後には
母の待つ実家へ向かいます。

2011年、たいへんな年でした。公私共に、たいへんな年でした。
まあしかし、なにわともあれ暮れて行きます。

今年は念願の「歴史大学」たった4回でしたが、奈良の斑鳩大学
へ通い、「聖徳太子と日本仏教」の講演を聞くことが出来ました。

ものごとには、必ず出会いというものがあり、お陰様にてその後、
松岡正剛氏の著書に出会い、神々の歴史など、今も読み続けて
います。なにか光明を見出しかかっているような気がします。

捨てる神あれば拾う神あり。

これからも悩みは続くでしょう。だってあの釈迦でさえ苦行の上に
辿りついたのは「一切皆苦」。凡人であれば、なおさら当然です。

しかし過ぎ去ってみれば良い思い出、それが心の宝です。
先を見ず、まずは現実を見て、生きていこうと思います。

2012年、辰年。年男、龍の如くしなやかに、高みを目指して行く、
と決めたら迷わず、己の道を行く覚悟です。

野村監督曰く、覚悟こそ最大の決断なり。

しかし日本、良い年の始まりとなりますように。

三神工房


「哀愁のアンコールワット」 カンボジア王国への寄付

2011-11-15 | 旅行記
昨日までカンボジアを訪問。今回の訪問で「哀愁のアンコールワット」
の売上金一部を、寄付することが出来ました。ここに概要を報告。
1.日時:2011年11月13日(日) 午後5時~
2.場所:カンボジア王国プノンペン市内、レストラン「和」内
3.出席:
 -1. カンボジア政府首相補佐官 Dr.Sat Samy氏
 -2. Mr.Heng Vanny, Sreysanthor知事(Kanpongcham県)
 -3. 同上随員
 -4. AMBCOOP理事長 小林正典
 -5. AMBCOOP監事   川波量資 (有限会社ウイングス社長) 
 -6. ATCCO(AMBCOOP現地法人)
   MR.Suos Tra (General Manager)
   (以下AMBCOOP=AMB) 
4.寄付金: US$1,000.00
5.寄付対象: Sreysanthor地区の水害に対して。 
<概要>
午後5時よりレストランにて面談。AMBより「哀愁のアンコールワット」
製作秘話から300枚販売による利益の一部を寄付する意向を表明。
知事より地区の水害についてご説明あり。ご持参の写真によれば、
家屋は元より田畑・道路など、ひどい場所では2m近い冠水があり、
人海戦術で対策にあたっており、寄付金はその復旧に充てる由。
<最後に>
Dr,Sat Samyより、前後してAMBならびにATCCOのカンボジアでの
活動のご説明、加えて寄付に関する御礼のお言葉がありました。
贈呈式のあと「和(なごみ*1)」の2階VIP室にて会食を行い、日本酒
など皆様に召しあがって頂き、午後7時歓談の内に終了。2年に渡る
プロジェクト、今だ道半ばながら遂行出来、ほっとしております。
(*1) ATCCO経営の日本食レストランです。
最後に残念なお知らせですが、USENから内容検定の結果放送不可
との連絡が、ちょうど現地で贈呈式を行っている時間にメイル入電。
理由公表はなく、残念ながらこれにめげず今後も拡販に努めます。
まずは報告まで。
以上。
三神工房
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