PIGSには、カバーという概念があり、
コンテンツをカバーでラップすることで見栄えを変更したり、
ウインドウのようにマウスでドラッグしたりできるようになります。
カバーには不透明度の設定も可能です。
ただし、IEではある条件が重なった場合に、バグが発現します。
条件1. ウインドウのように浮遊させる。
つまり position: absolute; width: ??px を設定する。
条件2. style.filter を使用する。
条件3. top: -10px; left: -10px のようにマイナスのオフセット値を指定する。
条件4. はみ出した部分をクリッピングしないようにする。
つまり overflow: visible 又は auto を指定する。
といった条件下で、IEでは表示内容がクリッピングされてしまい、
カバーが身切れます。

表示されるべきものが、クリッピングされてしまっています。
IEの独自拡張であるフィルターの効果は、
原点(0,0)から要素の幅/高さまでにしか反映されないため、
それ以外の、はみ出る領域はoverflowの指定を無視し、
全てクリッピングされてしまうようです。
フィルターを使わない場合は、
overflow: visible; で勝手にボックスサイズを中身のサイズに合わせて拡張するくせに、フィルターを有効にすると、ボックスサイズの拡張どころか、overflowの指定を無視して、何が何でも切り取ってしまうようですね。
以下のようにfilter適用後のタイミングで、
強制的にoverflowを指定しても無駄なようです。
e.style.filter = 'alpha(opacity=' + 不透明度 + ')';
e.filters.alpha.opacity = 不透明度;
e.style.overflow = 'visible';
# overflow-x とか overflow-y とかも無駄。
コンテンツをカバーでラップすることで見栄えを変更したり、
ウインドウのようにマウスでドラッグしたりできるようになります。
カバーには不透明度の設定も可能です。
ただし、IEではある条件が重なった場合に、バグが発現します。
条件1. ウインドウのように浮遊させる。
つまり position: absolute; width: ??px を設定する。
条件2. style.filter を使用する。
条件3. top: -10px; left: -10px のようにマイナスのオフセット値を指定する。
条件4. はみ出した部分をクリッピングしないようにする。
つまり overflow: visible 又は auto を指定する。
といった条件下で、IEでは表示内容がクリッピングされてしまい、
カバーが身切れます。

表示されるべきものが、クリッピングされてしまっています。
IEの独自拡張であるフィルターの効果は、
原点(0,0)から要素の幅/高さまでにしか反映されないため、
それ以外の、はみ出る領域はoverflowの指定を無視し、
全てクリッピングされてしまうようです。
フィルターを使わない場合は、
overflow: visible; で勝手にボックスサイズを中身のサイズに合わせて拡張するくせに、フィルターを有効にすると、ボックスサイズの拡張どころか、overflowの指定を無視して、何が何でも切り取ってしまうようですね。
以下のようにfilter適用後のタイミングで、
強制的にoverflowを指定しても無駄なようです。
e.style.filter = 'alpha(opacity=' + 不透明度 + ')';
e.filters.alpha.opacity = 不透明度;
e.style.overflow = 'visible';
# overflow-x とか overflow-y とかも無駄。