毎日毎日僕らは鉄板の上で焼かれて嫌になっちゃうよ~
と、時々口すさんでしまう浅草の帰り道
そして、毎日この歌を口ずさんでしまう
ボロをひきずるように長い影法師踏み
我身を叱りながら私は歩いている
「私は歩いている」アコさんの歌です。
疲れきって、満員電車に乗って帰る日々
珍しく座れて、さあ降りましょうと・・・。
何か違う、エスカレーターがない・・・。
寝てた覚えはない
ここは降りる駅の次の駅だわ~
駅飛ばされた!?
寝過ごして、降りる駅に止まらなかったと力説してた若者がいたっけな
あれはただの寝過ごしでしょうけど、私のは違う止まらなかったんだっ!!
なっ訳ねえか、起きてた記憶もないしね
さあ困った、引き返す電車はない、終電は行ってしまってた。
タクシーが待ってる駅でもないし、迷わず歩きだわよ
線路沿いに、新鮮な景色を見ながら私は歩いた
約20分で降りるはずの駅に到着、そこからまた10分歩くんですわ
あんなに疲れたと、ボロを引きずるように歩いてた浅草からの帰り道なのに
何の苦もなく歩いてましたわ
思ってるほど身体は疲れてないってことですわね