複雑な気持ち…
この7年間、オレが手懸けているプロジェクトの
良くも悪くも実現の鍵を握っている…ある人が倒れた
物心ついた時からお世話になり、その人はオレの尊敬と畏怖の象徴だった…
中学生だった頃、傷害事件を起し、保護観察処分を受けた…
事件を起してしまったオレを周囲は避け、蔑んでいた…
その保護観察期間中に祭があたった…
勿論、参加できるわけない…大好きな祭に出れない悔しさ…
遠くから聞こえるお囃子の音に歯を食いしばって己の愚かさを悔やんだ…
オレの家前を山車が通る…恨めしそうに家影から見つめるオレ
そこへ
この人が現れオレに言う
「頭、坊主に丸めろ そして祭に出ろ 保護観察中でも俺が面倒見てやる
お前は俺の息子みたいなもんだ俺の所に来い」
うれしかった…うれしかった…
その時、この人はオレの第二の父親になった
でも、ほんのちょっぴりのプライドが邪魔をした…ガキのプライドが…
生涯唯一の祭不参加… 15の夏…
あれから年は経て…今
時代の変化に対応できず、反発…
平成の○大修復で自ら己の価値を下げ…
常に理不尽な行動と言動…
彼とオレには埋められない溝ができてしまった…
尊敬が嫌悪に変わり…
畏怖が嘲笑に…
最近の彼には特に減滅していた…
それでも…それでもオレはあの人を心底、嫌いにはなれなかった…
あの頃の恩を忘れられないから
オレの父と慕ったあの人を…
その父が倒れた…
病名はXXXX 多分、末期だと思う…
オレは今、何をすべきか…
今すぐにでも病床へ欠けつけたい衝動…
信念が揺らぎそうだ…
信念が…
オレはそんなに強くない…
ここだ! まさにここなんだ!!
オレ自身の真価がここで問われてるのかもしれない…
オレは…オレは…
信念を貫く
この7年間、オレが手懸けているプロジェクトの
良くも悪くも実現の鍵を握っている…ある人が倒れた
物心ついた時からお世話になり、その人はオレの尊敬と畏怖の象徴だった…
中学生だった頃、傷害事件を起し、保護観察処分を受けた…
事件を起してしまったオレを周囲は避け、蔑んでいた…
その保護観察期間中に祭があたった…
勿論、参加できるわけない…大好きな祭に出れない悔しさ…
遠くから聞こえるお囃子の音に歯を食いしばって己の愚かさを悔やんだ…
オレの家前を山車が通る…恨めしそうに家影から見つめるオレ
そこへ
この人が現れオレに言う
「頭、坊主に丸めろ そして祭に出ろ 保護観察中でも俺が面倒見てやる
お前は俺の息子みたいなもんだ俺の所に来い」
うれしかった…うれしかった…
その時、この人はオレの第二の父親になった
でも、ほんのちょっぴりのプライドが邪魔をした…ガキのプライドが…
生涯唯一の祭不参加… 15の夏…
あれから年は経て…今
時代の変化に対応できず、反発…
平成の○大修復で自ら己の価値を下げ…
常に理不尽な行動と言動…
彼とオレには埋められない溝ができてしまった…
尊敬が嫌悪に変わり…
畏怖が嘲笑に…
最近の彼には特に減滅していた…
それでも…それでもオレはあの人を心底、嫌いにはなれなかった…
あの頃の恩を忘れられないから
オレの父と慕ったあの人を…
その父が倒れた…
病名はXXXX 多分、末期だと思う…
オレは今、何をすべきか…
今すぐにでも病床へ欠けつけたい衝動…
信念が揺らぎそうだ…
信念が…
オレはそんなに強くない…
ここだ! まさにここなんだ!!
オレ自身の真価がここで問われてるのかもしれない…
オレは…オレは…
信念を貫く